Unlucky Morpheus「CADAVER / REVADAC」


Unlucky Morpheus「CADAVER / REVADAC」 (2018)

Unlucky Morpheus(あんきも)のシングル。

ファストなメロスピ2曲、両A面。
同じ譜面をアタマっから読む(再生する/演奏する)と①CADAVERになって、反対にケツから読む(再生する/演奏する)と②REVADACになるという仕掛けがほどこされた作品です。
本作のタイトルが発表された時点で「こりゃあ回文、というか山本山だな」と気づき、仕掛けを予想できてしまった人も多いでしょう。メンバー自ら鼻息荒くハイプ気味に煽り、「天才的発想力と計算によって作られた驚愕の仕掛け」「全音楽ファン必聴」なんて宣伝文句になってはいますけど、そこで管理人が思い出したのは、Yngwie MalmsteenとBruce Dickinsonの有名なやりとりです。

インギー「俺は貴族だ!正確には伯爵だ!」
ブルース「それがどうした?」


「驚愕の仕掛けがほどこされた奇跡の楽曲!」とか言われても、「それがどうした?」としか返せない。
成し遂げたことは作り手としてもミュージシャンとしても大変なことかもしれませんけど、そんなことは個人的にはどうでもよくって、肝心なのは曲が気に入るかどうかですから。

その点で本作は物足りないと言わざるを得ないですね。
2曲をパッと聞いて、元は同一の譜面であるという“同じ曲”と感じないところは、もしかして凄いことなのかもしれません。ネタバレされなきゃ“同じ曲”だとは思わないし。でも仕掛けに引っ張られすぎてて、何だか不自然なんだよなぁ…。特にの間延びした歌メロと一本調子の曲調が。
その点のほうがお気に入り度は高いですね。暗くシリアス、目まぐるしいヴァース~ブリッジに対して、サビでは明るく伸びやかになり、1曲の中で色合いの変化と起伏を感じますから。歌唱にもふっきー(天外冬黄)らしい魅力が出ていると思う。


とはいえ、ライブVer.の名曲③La voix du sangにあっさりと全てをもっていかれちゃう感はありますね。やっぱり「VAMPIR」曲、つよい。
実際のライブでは音の住み分けがゴチャゴチャしがちなバンドではあるんですけど、こうして(ある程度)整理した音源だとメンバーの実力がはっきりと伝わってきてすげえわ。ふっきーの女帝感サイッコー♡


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COMMENT 2

かつ丼  2018, 11. 14 [Wed] 22:20

この2曲、まさかのフルアルバムに収録されるという(されないと思って購入しました)
されないと思う方がおかしいですかねw
2の方がらしくて好きです。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2018, 11. 17 [Sat] 18:27

かつ丼さん、

私は予約購入してましたが、ずっと聴かないでほっといたら、そのうちアルバムが出て、「両方入ってるじゃないか!買わなくてもよかったじゃないか!」ってなりました(笑)
「Wings」もその“買わなくてよかった”パターンですw

まぁ自分が悪いんですけど。
でもアルバムは既発曲多いなぁ…って感じますね。

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