シェーンベルク@吉祥寺CRESCENDO

【 四面[凄]歌 #2 】 吉祥寺CRESCENDO (2018/7/21)

20180721_四面凄歌2_吉祥寺crescendo

シェーンベルクが50分という長めのステージをやるということで、劇場にインしてきました。
「四面凄歌」という4マン・イベント。久しぶりにクレッシェンド行った気がする。というかインディーズ・バンドの対バン自体、久しぶりな気がする。
所用を済ませてからインしたら、3バンド目のnilfinityが演奏中でした。


nilfinity
正式メンバーはVoとGtとBaの3人で、セカンドGtとDrはサポートかな? 来月、ここクレッシェンドでワンマン公演を行うようです。
少し時間が押していたようで、私がフロアに入った時点ではおそらく2曲目。耽美でゴシカルでV系メタルっぽさもあって、モダンなヘヴィさがあって…と、これはUROBOROSとの共通点もありますかね、なんて考えながら観ていました。
事前に音源をチラッと聴いていたんですけど、生で聴いた歌唱はそれよりずっとパワフルで好印象でした。歌蘭(Vo)の声質のおかげもあるけど、同期音源がかなり作り込まれていて、細かくコーラスが被せられていることも無縁ではないでしょう。そこにさらに橘涼介(Gt)のコーラスも重ねられるし。バンド全体の塊感に加えて、各楽器(特にギター)の見せ場もきちんとあり、伝えたいところが明確に押し出されていて良かったです。MC少なめにポンポン曲を繰り出してくるライブ進行も気持ち良かった。


シェーンベルク
トリ。ドラマー脱退の為、DAZZLEProphesiaの田代“ヒゲ”貴之がサポートでした。
2ndアルバム「Another Veiled Story ~運命の系譜~」の曲を中心に、新曲と1stからも織り交ぜるバランスのとれたセトリ。彼らの場合、長めの持ち時間でも「次はなにがくるのかな?」とワクワクドキドキしながら観てると、あっという間に終わってしまうのよね。というのも、ステージが進行している間中、一編の物語を見ているような“連なり”を感じられるし、そのムードに没入することでこちらの集中が途切れないから。

曲に奉仕するような的確な演奏、でも決して無愛想じゃない男性陣。ヴォーカリストというだけでなく、「舞台女優」として物語の進行をつかさどるナル嬢。マイクスタンドを横に置く動作でさえ、演技の一部であるかのように優雅です。あと、指先まで神経が行き届いた右腕(マイク持ってないほう)の所作の美しさには惚れ惚れしますね。小道具の使い方やセリフ回しの板に付いてる感は言わずもがな。

まるで演劇を観ているようなステージングは、相変わらず鑑賞を邪魔する要素が極めて少ないものです。疾走チューンではオイオイ煽ったりもしますけど、それも世界観を壊すところまでいくこともなく、張り詰めた緊張感やツンとすました感じを和らげて、温かみを添加している気がします。疾走曲の方が和むというのも、なんとも不思議な現象ですけどね(笑)
珍しくこの日はBlack Masqueradeの冒頭でちょっとしたゴタゴタがあって、無事に曲に入れるかどうか心配になりはしましたけど、ま、些細な点でしょ。

2ndで一番好きなPrisoner -砂の城の物語-が嬉しかったですね。この曲、ギター的にもめっちゃ美味しくって、間奏ソロにもエンドソロにもグッとクるんですよ。
また2つの新曲(というか、何回かライブはやっているようなので、未音源化曲というべきところでしょうか)も、次の作品への期待を募らせるものでした。哀メロ炸裂のStay the Nightは特に好みのタイプ。いわゆる疾る曲じゃなくてもしっかり聴き応えがあって、初聴でも惹き込まれるのは強いよなー。

<セットリスト>
1.Back to the Past -前世への邂逅- ~ Another Story
2.ロサ・ヴェルメンティス
3.The Phantom thirsts for bloods
4.クリスタル・ド・ネージュ (新曲)
5.Stay the Night (新曲)
6.Black Masquerade
7.Prisoner -砂の城の物語-
8.ロサ・クライシス

ENCORE
9.ロサ・ギガンティア


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