『 SUOMI FEAST 2018 - Extreme Dark Night vol.6 -』 @ 新宿BLAZE

『 SUOMI FEAST 2018 - Extreme Dark Night vol.6 -』 新宿BLAZE (2018/5/26)

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Evoken de Valhall Production主催、『SUOMI FEAST 2018 - Extreme Dark Night vol.6 -』の東京公演に行ってきました。新宿BLAZE。
BEAST IN BLACKS-TOOL(というかVille様)とNoumenaがお目当てざます。Frosttideも興味ありますねぇ。

お昼は池袋でCROSS VEINのJULIA姫生誕記念イベントだったわけで(レポは→コチラ)、トップバッターのNoumenaまでに会場に辿り着くのかどうか不安だったんですが、結果、開場時間には間に合わないものの、Noumenaのスタートには十分間に合いました (´▽`) ホッ
一つ後ろの柵のところ、しかも中央で観ることが出来ましたが、ほんとその前のエリアに行かなくて良かったですよ。暴れること暴れること。モッシュることモッシュること。全てのバンドではないにせよ、ね。


Noumena
まさか来日する日が来るなんてなぁ~な、フィンランドのメロデス・バンド。彼らに限らず、出演するのは全部フィンランドのバンドですけど。
このバンドの作品、あんまり流通が良くないせいか全部は持っていないし、それほど熱心に追いかけてるわけではないんですけど、2006年の「ANATOMY OF LIFE」は隠れ名盤ですわね(隠れてない?)。現ラインナップは女性Voが加入しているようで。
アモルフィスmeetsダートラなんて素敵過ぎる謳い文句があったようななかったようなですが、それほどギターが引っ張ってゆく音楽ではありません。トリプルギター体制なのに。3人目はライブ・サポートか? Gtの人を含めて(こちらも)トリプルになるヴォーカルを主軸に、バンド全体でアンサンブルを練り上げてゆく感じ。「適度にメロデス・適度にゴシック」というバランスの音楽は強烈なインパクトこそ無いものの、聴き易くかつ心地良いですね。あ、おばちゃんVoの存在感と多芸っぷりはなかなかインパクトありました(笑)。
割と長年やってるわりには垢抜けないステージングでしたが、アリガト連発な「日本に来れて嬉しい」ムードを発散するパフォーマンスは好印象で、観ることが出来てほんと良かったです。
<セットリスト>
1.Metsän viha
2.Misanthropolis
3.Sleep
4.Sanat pimeydestä
5.Slain Memories
6.Triumph And Loss


MORS SUBITA
メロデス/デスラッシュ・バンド。GtはETERNAL TEARS OF SORROWの人ね。
この日の出演者の中では最もエクストリームな音を出すバンドだったと思います。随分とメタルコア成分が濃いように感じたんですけど、「トーキョー、メイクサムノイズ!」を連発するヴォーカル氏のせいですかね。ハードコア成分濃いめの激情型シャウト・スタイル。十分にメロディックなんだけど、湿り気や土着性を感じさせない、あんまりフィンランドっぽくない音でした。
Noumenaとは一転して、一気にプロらしい締まった音とキビキビしたステージングになりましたが、音楽的にはそれほど管理人には響きませんでした。曲調がどれも似ているからですかね。
<セットリスト>
1.As Humanity Weeps
2.Dead Sun
3.Defeat
4.The Sermon
5.Degenerate
6.Into The Pitch Black


Frosttide
MORS SUBITAから一転して、こちらは“どフィンランド”。ブラック/ゴシック色濃いめの、フォーキッシュなメロデス。寒々しいっす。ブリザードっす。そしてメロディ、クサいね。疾走パートの即効性と、エピカルかつちょいプログレッシヴな展開を合わせもつ楽曲は、なかなか聴き応えがありました。
ブラック者らしいメイクを施したギタボの人が、必死にシリアスで凍てつく空気を創り出そうとしてるんだけども、実際にはステージから親しみやすそうなオーラが漏れ出していました。特にKeyの人なんて陽気なこと極まりなかったし。初来日で嬉しかったのかもしれん。やや地味なパフォーマンスながら、楽曲の魅力もあって楽しめました。持ち時間が短かったので、もっと聴きたかったなーと。
<セットリスト>
1.Carved Into Ice
2.From Dusk To Ascend
3.Awakening
4.Winds Of Winter's Call
5.Revenant


S-TOOL
世界最高のフロントマン、フィンフェスのPOISONBLACKに続き、2度目の日本降臨である。もうVille Laihiala様(Vo&Gt)の存在感がほとんど全てと言い切ってしまいたい気分ですね。感激。
想像していた黒髪ストレートではなく明るめの色になっていましたけど、
この表情!
この動き!
紛うことなきあの御方がステージにいらっしゃる!

なんでこの人はこんな漢クサくてセクシーなんだろ。神々しいよ。はっきし言って、これまでのフロントマンとは存在感の大きさが違い過ぎる。オーラ出しまくりだろ。ごくごく自然体なんだけど。
しかもVille様、「アリガト♪」ってゆってるしィーうぉぉおおー抱いてくれ!!
丁寧とは言い難い歌い回しだし、ハイが要求されたり捲し立てるような難易度高めの歌メロは音源どおりの歌唱とはいかなかったですけど、そんなことはどうでもいいのだ。S-TOOLの音楽は自分の好みとピタリと合致するわけじゃないけど、そんなこともどうでもいいのだ。この場では。
Ville様が目の前で歌ってくれてる喜びを噛みしめましたよ。かっこよすぎる。尊いわー。めっちゃ尊いわー。

Ville様のせいでかすみがちではありましたが、他のメンバーも巧者揃い。出音が野蛮なんだけどしっかりまとまってる。メタルでハードロックでロックンロール。ジャンル分け不要の激音でした。かつ、演奏してる姿が前のめり気味で激しいものだし、弦楽器隊はステージを右へ左へと動き回るから、そりゃフロアの熱気はグングン上がりますよね。
Gt氏とBa氏、出自バンドの音から想像するしなやかさや華やかさみたいなものが皆無で、タフさ全開オッサン全開でした。なんつーかララクライさが無いな(笑)

畳み掛ける畳み掛ける。
Ville様早くステージ終えて飲みたいからか(笑)、曲を矢継ぎ早に畳み掛ける。あっという間に終わっちゃいましたよ。
はぁ…かっこよすぎか…。。
尊いわー。めっちゃ尊いわー。
<セットリスト>
1.Lights Out
2.Hammering
3.There Lies Life
4.Ain't This What You Wanted
5.Back To Zero
6.This Is Real
7.Shovel Man
8.Your Despiser No. 1
9.Until The Lid Closes
合ってる?


BEAST IN BLACK
メンバーが登場する前にJUDAS PRIESTNight Crawlerが丸々1曲流され、これはIRON MAIDENのライブにおけるUFODoctor Doctorみたいなもんで、ライブにおけるテーマ曲にしたいんでしょうかね。フロアはこの日最高の密集と熱気になり、BEAST IN BLACK初来日への期待が窺えました。彼らを目当てにこのフェスに来た人も多かったんでしょうね。

デビュー作「berserker」からほぼ全ての曲をプレイするセトリ。抜け落ちたのがよりによって一番聴きたかったZodd The Immortalだったのが痛恨でしたが、それは結果としてそうだったというだけで、満足度マックス、最高のデビュー戦になったのではないでしょうか。Awasame、BIB。

金切り声 is JUSTICE。
実際は金切り声ってほどキンキンしてなかったけど、ハイトーンVoはそれだけでホモ・サピエンスを興奮させるものなのだ。たぶん。
Yannis Papadopoulos(Vo)、色んな意味で強烈なフロントマンでしたね。正直に言うと、事前の期待値がやたら高かったせいか、歌唱についてはそれほどビビらされませんでした。CDを聴いて感じた、「何でも歌える超人」ではなかった。“人”だった。得意な音域がハイに寄っていそうなことに加え、声がそれほど太くないので、中~低音域の頼もしさや雄々しさはあまり感じない。つーか、結構カワイイ声してるんですわ。YannisのVoに不足しているガッツィーさや漢クサさは、Anton Kabanen(Gt&Vo)を中心にしたコーラスが補う感じでしたね。
とはいえ歌唱だけがライブにおけるフロントマンの武器ではないわけで、この人やたら動きが面白くて、目を引き付けます。いちいち動作が大きく芝居がかっているうえに、表情が豊か。ヒロイックと表現してもよさそうなアクションであるにも関わらず、そうは感じないのはなんなのかw そして目がキラキラしてる(笑)。そんなピュアな瞳でこちらを見つめないでくれ(いいぞもっとやれ)。最高だぜ。
ロングコートの衣装がめちゃくちゃ暑そうで汗だくだったり、ときおり辛そうな表情で歌ってたり、Voスタイルが喉を酷使してそうなものだったりと、観ながらちょい心配になっていたのも事実なんですけどね。

Yannisだけじゃなくて演奏陣も素晴らしかったです。余裕を感じる安定感。ACCEPTHAMMERFALLかっていう、フロントの4人が同じ動きをする時代錯誤フォーメーションが眩しいし、Crazy, Mad, Insaneでは文字が流れる“電光掲示板”サングラスを掛けた弦楽器隊が無表情&機械仕掛けの動きをするという、おバカな遊び心もアリ。

嬉しそうにはしゃぎ回る様子と堂々とした頼もしさ、両方を兼ね備えたステージでした。楽し過ぎるぞ、BIB。メロディがキャッチーですから合唱しまくりングですし、フロアの盛り上がりもそりゃもう凄かった。曲の幅もあるから、ショウを通した起伏も申し分ありませんし。
このブログでは何回か言ってますけどね、やっぱり初来日公演ってのは特別なんだ。バンドとファンの双方の待望感と驚きが満ち溢れる空間になることが多いから。最高でした。次回の来日で人気は爆発するでしょこりゃ。
<セットリスト>
1.Beast In Black
2.Eternal Fire
3.Blood Of A Lion
4.The Fifth Angel
5.Born Again
6.Ghost In The Rain
7.Crazy, Mad, Insane
8.Blind And Frozen
9.End Of The World


疲労の蓄積(特にfoot&leg)と、フロアに蔓延しているケモノ染みた体臭に気分が悪くなってきた(←マジで)ので、TURISASが始まる前に離脱しました。バトゥメタゥは過去に何回か観たことあるしね。

おつかれさまでした。


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