Fuki Commune、Mary's Blood 『 Crazy☆Fest Extra 』 @新宿ReNY

『 Crazy☆Fest Extra 』 新宿ReNY (2018/4/22)



Fuki CommuneMary's Blood榊原ゆいが出演する、『Crazy☆Fest』のExtra公演に行ってきました。このイベント初のホール公演だそうな。3組ともロング・ステージ80分でがっつり演る(殺る)のに加え、オープニング・アクトが2組加わるという長丁場っす。3日連続ライブ参戦のラストに、このタイムテーブルは嬉しい悲鳴。

会場は先日、階下のテナントに影響があるからということでジャンピング禁止になった新宿ReNY。Fuki Coのライブでもお馴染みのハコですね。天井もステージも高くて観やすいので、ジャンプがOKだろうがNGだろうが、管理人の好きなハコです。
入場時に「ジャンピング禁止」の注意書きの紙を渡され、フロアにはボードを掲げた係員が練り歩くという厳重仕様でした。つーか、どうして「ジャンプ禁止」じゃなくて「ジャンピング禁止」って表現なんだろこれ?


ナデシコドール (O.A.)
札幌の和洋折衷ガールズ・ロック・ユニット。VoとGtの2人組。衣装は着物をアレンジしたもので、花魁をイメージしたような艶やかさでした。リズム隊は男性サポートなんですけど、そちらも着物で見た目を合わせていて良いですね。
扇子を使って盛り上げたり、曲中に小芝居風の動きを取り入れたりと、短いセット(3曲)の中でも魅せるための工夫が感じられました。ただ、短い持ち時間でかつO.A.としての出演なのに、バラードでしっとりさせたり、ワンマンの動員数が目標に足らなくて悔しいなどという繰り言を垂れ流すのが理解不能。数字のことなんて言われても足を運びたいと思うどころか、逆に引きますよ。ポジティヴな口調ではあったとしてもね。トップバッターなんだから、イベント全体に弾みをつけるような、潔いステ-ジをぶつけてきて欲しいんですけどね。Voの高音域がブレブレなのも厳しい。


Rani (O.A.)
ラミ(元ALDIOUS)じゃなくてラニ。ガールズロック・バンド、Hysteric Lolitaのヴォーカルさんだった人なのね。
ヒスロリもちゃんと音を聴いたことはなかったしソロも初めて観ましたけど、とても良かったです。モダンな感触のロック~ラウドロック~メタルで、キャッチーさもある。聴きどころがVoにのみ偏っているのではなくて、楽器隊の主張もある。「普段は緊張しないけど、今日はした」という本人の発言がありましたけど、物怖じしない(でもぶっきらぼうな感じはしない)ステージングには惹きつけられました。
ロックお姉ちゃんがイメージに沿ったような豪快な(大味な)歌を歌うのは好みじゃないけど、整合感のある音楽やメロディックなラインを歌うのは大好きなのよね。上木彩矢もそうだけど。そういえばヒスロリは雑誌『KERA』のオーディションから生まれたバンドということで、同誌に載ることも多かった上木に通じるところもありますかね(とてつもなく強引
気持ち良いパフォーマンスでした。音源はまだシングル1枚だけのようですけど、アルバムが出たらチェックしてみよう。そうしよう。


Fuki Commune
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 ↑
1曲目のStrengthが始まった時の昂奮のツイートである(笑)

マニピュレーターの大塚秀記は不在だったものの、あとは安定&強力なこみゅ~ん演奏陣でお送りいたします。頼もしい存在感ですね。
ISAOのメカニカルなGtは時にキーボードのように、逆にMaoのKeyがギターのような揺らぎを出したりしていて面白いです。Maoがメイン・コンポーザーということもあり、現在のふっきーの活動の中ではFuki Communeが最もLIGHT BRINGERに近いサウンドになっているわけですけど、(楽曲面ではなく)演奏面に関してはここらへんがラブリーとは異なる出音に繋がってるかもなー、とも。ソリッドに攻めてゆくあっちゃん(長谷川淳)に対して、ふんだんに“遊び”を入れてくるhibikiという、ベーシストの資質の違いも大きいですけどね。しもさん(下田武男)のDrはいつ観てもすげぇ。

…ってそれよりもふっきーですよ、ふっきー!
稀代の歌姫が絶好調。
以前よりも好不調の波を感じさせることのない昨今のふっきーですけど、もう震えがくるくらいキレッキレですわ。彼女は日々進化し続けてる。
その歌声が、技巧的でシリアスな中にもポップさのあるFuki Coの音楽の中で響いている。その事に歓喜した。
これこそがふっきーなんだぁぁああッ!!
と心の中でシャウトした。ヴォーカリストとしての凄みに加えて、自分の嗜好に合った音楽を歌っている。自身が求めているふっきー像と合致しているという意味でね。
あと、曲の歌詞・世界観に合わせて変化する表情とアクションにもこれだよ、これ!とガッツポーズしました。曲の間はその主人公が憑依したようなのめり込みっぷりで、曲が終わると素のふっきーに戻る。そんな様子が愛おしい。あと髪型にもガッツポーズした(笑)。

初披露された新曲にも触れとかなきゃいけません。
触らないで!と言われても触らずにはおれん。ベタベタ触れまくるぜ。
シリアス系のアップテンポ曲、Bloody Rainのキラーチューンっぷりに驚愕しましたよ。予備知識なしにライブで初めてStrengthを聴いた時の衝撃が甦るかのよう。同タイプの曲というわけじゃないですけど。でもMaoが書いたんでしょう、ラブリーっぽさはある。めっちゃある。
生で一度しか聴いてないのに「キラーチューン」とか言い切っちゃうのは、今後の発言の信頼性にも影響しかねない危険な行為なんですけど(笑)、凛としたサビメロ(クサ過ぎないのがポイントか)に、入り組んだ間奏(複数回のGtソロ、それにGt&Keyのユニゾンあり)は手応え十分。因みに演奏にやたら起伏があるからか、メロパワ/メロスピという感触は受けなかったんですよね。それ風のパートはてんこ盛りですけど。やっぱり近いのはラブリー・ミュージック。

ポップな曲と激しい曲を交互に繰り出してくるセットに揺さぶられているうちに、80分なんてあっという間に過ぎてしまうのです。大作未来はありませんでしたけど、大満足です。僕が生きる世界1曲だけでも感激しちゃうし。最高かよ。
MCで色んな面を見てもらえる、聴いてもらえるという趣旨の発言がありましたけど、彼女の中でも最も音楽的に制約なく何でもできるバンド/プロジェクトがFuki Communeということなんでしょうね。まぁ「ソロ」だしね。
その「何でもあり」がふっきーの魅力を最大限に引き出しているようで嬉しいです。彼女って曲が書ける人じゃないですからね。だからMaoにはめっちゃ感謝してる。

<セットリスト>
01.Strength
02.輝く夜へようこそ!
03.I'll never let you down!
04.Bloody Rain (新曲)
05.Liberator
06.青い季節に
07.狂い咲け雪月華
08.Start Dash
09.朝な朝な
10.僕が生きる世界
11.月が満ちる前に
12.Liar
13.Sail on my love


Mary's Blood
このイベントの数日前にアルバム「Revenant」をリリースしたばかりのメアリー。最新のアー写が管理人のセンスからすると著しく魅力を損なうものだったため、その出で立ちとメイクで登場されたら困るな…とか考えていたら、出てきたのは別人でした。良い意味で別人というか、今までと同じ人というか。同じどころかちゃっきー、ちゃっきー史上most kawaiiんじゃないかってくらいマジちゃっきーでした。ウヒョー!!♡

サウンド・チェックの時のMARIのDrがバカみたいにうるさかったので心配になりましたが、本番が始まってしまえば問題は無く、Vo/メロディ楽器/リズムと良好なバランスになっていました。
しかしバンドが放つエネルギー量が凄まじい。出音に圧力がある。これは音量レベルをクイッと上げたことによる「圧」ではなくってですね、バンドの練度が異様に高いことと、あとはなんつーかアレですよ、“器”みたいなモンの大きさがデカくなったってことですよ。音に確信が宿っている。曲調の硬軟に関係なく、音にぶん殴られる感覚があるというか。すげぇバンドになったもんだメアリー。

楽器隊の一体感は場数や経験値によって高まるんだろうなーとの理解はできますけど、それにEYEのヴォーカルがついていけてるってのが凄いですね。日本人がHR/HMをやる場合、ボトルネックはヴォーカルであることが多いですから。メロディックに歌う時の彼女のVoは好き/ワイルドっぽく歌う時はあんま好きじゃないという、歌唱法による好悪はありますけど、彼女あってのバンドの躍進でしょうし、その振り絞るような絶唱は「最重・最速のガールズメタルバンド」を掲げるバンド像にピタリと符合します。

貫録の80分。
セトリ的にはMy好みド真ん中ってわけじゃないのに、この充実感は何事か。
Moebius LoopSong for YouBite the Bulletあたりはやっぱり好きですけどね。新曲群のライブ映えも見事でした。
途中、EUROPEThe Final Countdownをフルでやりやがった時には「カヴァーかよ!? しかもKey奏者のいないバンドがよりによってこの曲かよ!?」と激高しそうになりましたけど。どうやら直前にセレモニー?イベント?にお呼ばれした時にプレイした曲の一つのようで。他にはABBADancing Queenとかやったって言ってました。

<セットリスト>
01.World's End
02.It's Alright
03.Ready to Go
04.HANABI
05.Moebius Loop
06.女神の裁き ~Death Queen's March~
07.Song for You
08.The Final Countdown (EUROPEカヴァー)
09.On the Rocks
10.R.I.P.
11.Believe Me
12.Coronation Day
13.Bite the Bullet
14.Marionette


メアリーが終わったら、ごっそり客が減ったね。


榊原ゆい
Nozomu Wakai's DESTINIAのCDやライブで、様々な歌唱法を使い分けることのできる素晴らしいヴォーカリストだと認識していたので、楽しみにしていました。しかもバックバンドは、Fuki CoからしもさんとMao、BaはCROSS VEINのShoyoという布陣で超強力ですし(ISAOは結局こちらでは弾かなかった?)。

DAGA、SHIKASHI。
冒頭から声優声(?)全開の可愛い系楽曲が連続する…。。。。。演奏はすっげー好みだが、やっぱり主役は彼女のVoなので、これは厳しいな…。ハードにも大人っぽくも歌える人なのに、なぜもこう「声優」を前面に押し出してくるのか? メタル系イベントに出演することに際しての、彼女なりのレジスタンスなのか?(穿ち過ぎw)

ごめんなさい、大好きダーリン系Voの連続技に耐え切れず、途中で退散いたしました、、、、、。
お疲れ様でした m(____)m


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COMMENT 5

しんえもん  2018, 05. 03 [Thu] 19:43

紫煉さんに続きISAOさんも腱鞘炎が結構酷くなってるようで(*_*;

「榊原ゆい」楽しみにしていた からの~退散(笑)

海の日のFuki Fes.4楽しみです「う~みに行き~たい」^^

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ヒゲ・スカイウォーカー  2018, 05. 05 [Sat] 20:57

しんえもんさん、

そういえばISAO氏、アイシングしてるツイートしてましたね。無理もないですね。あれだけの多忙っぷり、しかも全部音数が多いんでしょうから(笑)←笑い事じゃない

いやほんと楽しみにしてたんですよ、榊原ゆい。でも疲れちゃったんですw

ドルフェスは微妙ですが、Fukiフェスは行きます。
あの例のナンパ新曲はやらんでもいいですけど。きっとやるでしょうけど。

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しんえもん  2018, 05. 08 [Tue] 15:28

ISAOさんはスプラトゥーン2やりすぎです( ;∀;)
ウデマエがバケモノです。
世界で400万人のプレイヤーで上位0.1%(4000人)以内に入ってると思われます。
素質もあると思いますが、1日2時間位やってる私がおそらく上位10%(40万人)に入るか入らないか位です。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2018, 05. 14 [Mon] 21:45

しんえもんさん、

ゲームをやらない私からしたら、ISAO氏もしんえもんさんも、どっちもバケモノ・クラスですよ(笑)

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しんえもん  2018, 05. 14 [Mon] 22:07

10年程ゲームはしてなかったんですがこれはハマリました(;^ω^)

そして、ISAOさんと同じく腱鞘炎になりまして(半年で3回)。
バケモノ≒バカモノ です( ;∀;)

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