BAND-MAID「MAID IN JAPAN」


BAND-MAID「MAID IN JAPAN」 (2014/2018)

お帰りなさいませ、ご主人様&お嬢様!!

家庭内労働型女性使用人的ロックバンド・BAND-MAIDによる、インディーズ・アルバム「MAID IN JAPAN」
その再発版ですっぽ。

メイドさんのお給仕(ライブ)を初めて観た(受けた?)のは2015年の6月ですけど(レポは→コチラ)、その時は本作のオリジナル盤をまだ物販で売っていたと思うんですよね。たぶん。その頃はメンバー本人たちが“売り子さん”してましたし。®マーク付いてたし(関係ない)。
でもそのときは物販に突撃しなかったんですよね。で、2度目のお給仕(同じ年の12月)のときにはもう売り切れてた…。

そんなご主人様(ヲレだ)にとって、この再発は待ってましたぁぁああん!!というものでしたし、おまけにリマスタリングされて、(インディーズ・)シングル「愛と情熱のマタドール」からタイトル・トラックとSummer Driveの2曲が追加収録されているってんだから、嬉しいかぎりですっぽ。

今でこそゴリゴリのハードロック/ヘヴィロック調の音を鳴らすメイドさんたちですが、この頃はポップなガールズ・ロック。プラチナム・プロダクションとしては、もしかしてSILENT SIRENの二匹目のドジョウ的な思惑もあったんでしょうか。

全ての楽曲の制作に、PASSPO☆のサウンド・プロデューサーでもあった、ペンネとアラビアータ機長こと阿久津健太郎が関わっています。作曲は福井昌彦なる人が手掛けているものもありますが、作詞は全部あっきゅん。因みに機長と福井氏のコンビは、PASSPO☆でも曲提供していましたね。

のちにブレイクする萌芽が感じられるかというと正直言ってそんなことはないし、BAND-MAIDじゃなきゃ聴くことができない音!…なんて個性が確立されてもいないんですが、演奏にせよ楽曲にせよ、キャッチーかつコンパクトにまとまった良作です。よくできてる。…って、そりゃそうか。さすがの阿久津クオリティと言うべきかしら。
彩姫(Vo)の歌唱にはまだまだ甘さがあり、そこも本作ならではの魅力ですかね。小鳩ミク(Vo&Gt)とのツインVoのキャラ分けは今ほど明確ではなく、割合の多いぽっぽの歌唱が相対的に目立ってるっぽ。

個人的には、アルバムが進むにつれて、尻上がりに叙情的なメロディが出てくるところが良いっす。美味しいものは後にとっとく派なんで。
明るめな曲がメインの作品ながら、⑦夜明け前のシリアスさは魅力。彩姫のVoはこういう曲に映えるなー。ありがちな曲ではありますけど。⑧FORWARDもよく聞くタイプだけど、王道青春ポップス(?)だけにメロディは強力で、これはかなりの良曲では。
歌メロのフックという点では⑨愛と情熱のマタドールが図抜けているかな。手拍子を絡めて情熱的でスパニッシュな香りを振りまくアレンジも他の曲とは一味異なっており、存在感 is おっきい。⑩Summer Driveのドライブ感は心地良く、この頃からMISAのBaは光ってます。


マニアックさや危うさ(ヤバさと言い替えてもいいかも)がない、出音に関しても“萌え!萌え!”なメイドさんを聴くことのできる唯一作。そんな意味でも貴重な一枚かも。
お気に入りですっぽ。

【お気に入り】
⑨愛と情熱のマタドール
⑧FORWARD
⑦夜明け前
⑤Knockin' on your heart
⑩Summer Drive


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COMMENT 2

かつ丼  2018, 11. 11 [Sun] 08:59

実は最新作より聴いてます。
後半にらしいメロディがバンバン出てくるので
この作風は意外と好きです。
お気に入りは⑤⑦⑧が好きです。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2018, 11. 11 [Sun] 20:02

かつ丼さん、

最新作と比べると、同じバンドとは思えないほどですよね(笑)
本作は、さすがは職業ライターの手が入ってる作品、という感じの良作です。

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