SEX MACHINEGUNS「マシンガンズにしやがれ!!」

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SEX MACHINEGUNS「マシンガンズにしやがれ!!」 (2018)

国産ジャパメタ・バンド、SEX MACHINEGUNSの2枚組ベスト・アルバム。全曲リマスタリング。
長いキャリアの間にメンバー交代やら解散やら再始動やら色々と紆余曲折のあるバンドなので、いくつかベスト盤は出ていますが、これはメジャー・デビュー20周年を記念したもの。「メジャー・デビュー20周年」と言いつつ、ずっとメジャーにいたわけじゃないですけど…(ボソッ
Sex Pistolsの唯一のスタジオ作「NEVER MIND THE BOLLOCKS」(邦題:勝手にしやがれ!!)をオマージュしたジャケが、バンドの原点に立ち返ったうえで総括したようで良いですね。

メジャー・デビューして間もなく日本武道館公演を行うくらい、人気と知名度(そして影響力)のあったバンドです。1stと2ndアルバムは管理人も当時よく聴いてました。大学生の頃、カラオケでみんなで「TEKKEN!鉄拳!」してたし、振り返るとONIGUNSOWはそれと意識せずに初めて聴いたスラッシュメタルだったのかもなぁ…なんて思うのです。
3rd以降は疎遠になっちゃって、オイラとマシンガンズの接点はといえばPASSPO☆のバックバンド=The Ground Crewのメンバーに元メンバーのPANTHER(Gt)とHIMAWARI(Dr)がいるってことくらいになっちまいましたが。


収録曲はこちら。

Disc 1
01. SEX MACHINEGUN
02. HANABI-la大回転
03. JAPAN
04. ファミレス・ボンバー
05. BURN~愛の炎を燃やせ~
06. 桜島
07. TEKKEN II
08. illusion city
09. Iron Cross
10. ONIGUNSOW
11. 愛こそすべて
12. Fire
13. S.H.R.~セクシーヒーローレヴォリューション~
14. 逆風
15. そこに、あなたが.....
16. 語れ!涙!

Disc 2
01. サスペンス劇場
02. 出前道一直線
03. 愛人28
04. ZERO
05. ダイヤモンド軍団
06. 森のくまさん
07. プライド
08. DEATH GAME
09. エグイ食い込み
10. 未練Fire!
11. METAL MONSTER
12. メタル経理マン
13. 情熱の炎
14. メタルベンチャーマン
15. みかんのうた (ライヴ2017)
16. German Power (ライヴ2017)
17. SAMURAI WARRIOR


選曲トテモイイネ!!(たぶん)
久しぶりにまとめて彼らの音源を聴いてみて、Disc 1の3分の2くらいの楽曲には懐かしさで胸いっぱいになるわけですけど、そんな感傷みたいなもんを吹き飛ばすほど、HR/HMとしてカッコイイですわコレ。演奏が。

当時、なんかの媒体のANCHANG(Vo&Gt)へのインタビューで読んだような記憶があるんですけど、好きな(影響を受けた?)バンドとして挙げていたのがDOKKENで、なるほど彼の細めの声質とテクニカルなGtは確かにDOKKENに通じるものがあるなぁ…なんて思っていました。 つーかマシンガンズのほうがDOKKENよりカッコイイけど。
DOKKENをそれほど好んで聴いてないように、実はANCHANGのVoってそんなに好きじゃないタイプ(特にハイトーンの細さ)なんです。そもそもマイルドな声質のヴォーカリストで好きな人ってあんまりいないかもっていう。

ただVoがハマらなくとも、この鋼鉄成分たっぷりの整合感が! 圧倒的スピードが生み出すスリルが! 巧みなリズム・チェンジが生み出すガッツポーズもののキメが! そして何よりピロピロ弾き倒すGtソロと爆発するツインリードが最高にイイィィィイッ!!
「ココでこうきてほしいよね」っていうHR/HMの様式的な展開美を分かりやすく体現してくれているのがマシンガンズの演奏だなーって、ヲッサンになって初めて気づきました。

あと彼らといえばインパクト絶大な歌詞。言葉選びが面白いというよりは、題材選びと視点が面白いって感じでしょうか。着眼点の妙というかね。この軽妙な歌詞によって、ジャパメタ特有のクサみが良い意味で薄らいでいるのは、マシンガンズ・サウンドの大きな特徴だと思いますね。


それとですね、音がいいですね、本作。高音質というよりは、HR/HMってこういう生々しさを残した音作りで聴きたいよね、っていう感じの音。メタルの良さが伝わってくるような音。適度にクリアで適度にラフ。特にドラムの音を上手く録れてる国産メタル作品って少なめとの印象があるので、その点でも◎です。
聴き比べてるわけじゃないですが、リマスター効果も大きいのかもしれません。もちろん時期によって音質の優劣はあって、それはリマスターでもカヴァーできてないであろうなーって部分なんですけど、演奏の旨みを邪魔するほどじゃないので、たいした問題じゃないでしょう。


このヴォリュームでCD1枚分の値段だし、こんな決定盤的なベストを出されたら、「これ1枚(2枚)だけでいいや」って気持ちになってしまいますわな(笑)

【お気に入り】
illusion city
TEKKEN II
そこに、あなたが.....
プライド
HANABI-la大回転
BURN~愛の炎を燃やせ~
サスペンス劇場
語れ!涙!
Fire
桜島
出前道一直線
愛人28
ONIGUNSOW
メタル経理マン



お気に入りいっぱいありますね。自分の感性に響いてくるところはどの曲も似てる(間奏の充実、陰りのある歌メロ、等)んですけどね。
当時仲間内で、「彼らにしては珍しくふざけていない、シリアス・タイプの曲」として話題になったillusion cityはやっぱ最高。そこに、あなたが.....のドラマティックな展開もたまらんす。


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