ALMANAC「KINGSLAYER」


ALMANAC「KINGSLAYER」 (2017)

RAGEのVictor Smolski様(Gt)率いる(って表現で合っていると思う)、シンフォニック・パワーメタル・バンドの2ndアルバム。

デビュー作「TSAR」(2016)の時点では、RAGE関連のプロジェクトであるLMO(LINGUA MORTIS ORCHESTRA)を出自とすることや、これまでに山ほどあったロック・オペラ的プロジェクトを思わせる複数ヴォーカル体制だったこともあって、これは継続的な活動をする「バンド」ではなくて、もしかしてその場限りの「プロジェクト」なんじゃないかと心配していたんですよね。
それがこうして間を空けずに2ndのリリースですよ! バンザイ!!\(^o^)/
PINK CREAM 69のDavid Readman、BRAINSTORMのAndy B. Franck、そしてLMOの女性Vo・Jeannette Marchewkaというトリプル・ヴォーカル体制も一緒のまま! バンザイ!!\(^o^)/
※残念ながらAndyは本作リリース後、2018年に入ってから抜けてしまったようですが。

1stよりいいッ!
ずっとイイッ!!

よりパワフルに、よりヘヴィに。
専任Key奏者の脱退が関係しているのかいないのか、「シンフォニック」の看板を取っ払ってもいいくらいにシンフォ要素は控えめになりました。なおかつ、分かり易くフックのあるメロディが増えたことにより、パワーメタル色がズズズと前面に出てきました。キャッチーです。そして元々スピードに頼ったバンドや音楽性ではありませんけど、アップテンポの曲/パートが増えたことで取っつきやすさはグンと増した。

このバンド(と言い切れる喜びw)、トリプルVoとはいえ、例えばAMARANTHEみたいに役割をきっちり分けたものではありません。ヘンな言い方ですけど、3人とも“普通声”なので。そしてJeannetteも含め、パワフルな歌唱を得意とする人達が揃っていることにより、カラフルさよりは統一感を重視したヴォーカル・パートになっています。グイグイ歌が迫ってくる。三声の合唱パワーに心震える。
GtパートにおけるVictor様らしさも、前作よりはっきりと感じられる、…気がしますね。ヴォーカル中心の音楽という立ち位置は不変ですけど、弾きまくってはいますし、やっぱりその軋みを上げるGtワークはトーン/フレーズともに最高。はぁ…すき♡

①Regicide⑤Losing My Mindのガッツィー&キャッチーも、前作収録の佳曲Self-Blinded Eyesを凌ぐ②Children Of The Sacred Pathの強力さも、③Guilty As Charged⑩Red Flagの小気味良さも、④Hail To The Kingの重厚さも、⑧Headstrongのガッツンガッツンくる熱さも、なんもかもがグッとキまくるんです。
です。
ですけどね、Victor様のGtがむせび泣くインスト⑥Kingslayerからの⑦Kingdom Of The Blindがまじキラーチューン!! ヒロイックなサビはもう (☼ Д ☼) クワッッ!!! とした表情で合唱するしかない。


2017年にリリースされたパワーメタル系作品の中では、SERENITYに勝るとも劣らない素晴らしい出来映え。いや、オイラはこっちの方が好きだな。Victor様のGtプレイの抗えない魅力もあることだし。
傑作!!
来日してほしい!

【お気に入り】
⑦Kingdom Of The Blind
②Children Of The Sacred Path オフィシャル・ライブ映像は→コチラ。Victor様のGtサイコー。
③Guilty As Charged
⑧Headstrong
①Regicide
⑤Losing My Mind MVは→コチラ。
⑩Red Flag



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