EDGUY「MONUMENTS」


EDGUY「MONUMENTS」 (2017)

Tobias Sammet(Vo)率いる、ドイツ産メロディック・パワーメタル・バンド=EDGUYによる、結成25周年を記念したCD2枚組+DVD仕様のベスト・アルバム。
CDには新曲・未発表曲を含む28曲を収録。DVDには2004年の「HELLFIRE CLUB」に伴うツアーのフルセット・ライブ映像とMVが入っています。

つーか、25周年ですってぇ!?
25年って四半世紀ですよ?
EDGUYって、ついこないだデビューしたばっかりの期待の若手バンドでしょ!?
やばくない!?

…というくらいの感覚である(笑)
オッサン・マインド全開、光陰 Arrows Fly。
怖ろしや。


以下、収録曲です。

【CD 1】
01. Ravenblack (新曲)
02. Wrestle The Devil (新曲)
03. Open Sesame (新曲)
04. Landmarks (新曲)
05.The Mountaineer (新曲)
06. 9-2-9
07. Defenders Of The Crown
08. Save Me
09. The Piper Never Dies
10. Lavatory Love Machine
11. King Of Fools
12. Superheroes
13. Love Tyger
14. Ministry Of Saints
15. Tears Of A Mandrake

【CD 2】
01. Mysteria
02. Vain Glory Opera
03. Rock Of Cashel
04. Judas At The Opera
05. Holy Water
06. Spooks In The Attic
07. Babylon
08. The Eternal Wayfarer
09. Out Of Control
10. Land Of The Miracle
11. Key To My Fate
12. Space Police
13. Reborn In The Waste (未発表曲)

【DVD】
- LIVE IN BRAZIL 2004 -
01. Mysteria
02. Under The Moon
03. Navigator
04. Wake Up The King
05. Land Of The Miracle
06. Lavatory Love Machine
07. Vain Glory Opera
08. Fallen Angels
09. The Piper Never Dies
10. Babylon
11. King Of Fools
12. Chalice Of Agony (AVANTASIAカヴァー、featuring André Matos)
13. Tears Of The Mandrake
14. Out Of Control

- THE VIDEO CLIPS -
01. Love Tyger
02. Robin Hood
03. Two Out Of Seven
04. Ministry Of Saints
05. Superheroes
06. Lavatory Love Machine
07. King Of Fools
08. All The Clowns


新曲が5つという、絶妙な曲数がポイントですよね。2014年の「SPACE POLICE -DEFENDERS OF THE CROWN-」は良かったですけど、ここ最近のEDGUY(「最近」といっても10年くらいかw)には手ごたえを感じていないので、それ目当てに買うべきキラーチューンが収録されているとは思えない。でも5曲もあれば、1つくらいは“当たり”があってもおかしくないし…という、そういう絶妙さ。
そしてこれが悪くない。いや、むしろ結構良い。そりゃあ暗めの叙情性は求むべくもないですけど、ファストとまでは言えないもののアップテンポで昂揚感を感じる曲があるし、メロディはなかなか立っている。これら新曲を目当てに購入しても“アリ”なんじゃないですかね。

新曲以外の選曲がはたして“ベスト”なのかどうかは、リスナー個々の思い入れに左右されるところが大きいと思いますが、概ねライブで披露されている/されてきた楽曲を中心に収録している感じでしょうか。それと、Mchael Kiske(Vo)がゲスト参加したJudas At The Operaが入ってるのは、なかなかイカシテル・ポイントだと思ってます。
管理人的には「ROCKET RIDE」(2006)以降の楽曲に関しては、ガクッと思い入れ&興味が低下するためか、なんだかここで初めて聴くような印象の曲だらけなんだけども…(汗) 「こんな曲エドガイにあったっけかな?」みたいな。そういう意味では決して“ベスト”じゃないんだけども、それはともかく(?)20年もずっと同じラインナップで活動してるのって凄いよね。
…と、持ち上げておく。実際すごいし。


で、管理人が本作購入の目玉にしていたのは新曲ではなくて、ライブを収録したDVDのほうです。なんせあの名盤「HELLFIRE CLUB」のツアーですからね。これはマスト。
ただ選曲を見てもらえば分かるとおり、同作収録曲を網羅したセトリじゃありません。それまでのキャリアからバランスよく選んだものです。個人的には(ヘルファイアに)偏ってもいいんだけど、まるで偏ってないっす。客観的にはものすげーいいセトリだと思いますけどね。

で、セトリも凄いけどそれ以上にバンドが凄い。この時期のEDGUYはこんなに熱いパフォーマンスをしていたのかと、驚かされること必至。バンドの強みをこれでもかとぶつけてくる、エネルギッシュなショウです。場所がサンパウロなんで、オーディエンスも熱い(暑苦しい)。ダブル熱い。
正直言って、映像作品としてのクオリティは高くありません。画質の粗さは2000年代じゃなくて90年代のバンドの映像を見てるみたいだし、編集も雑。でも音は聴きづらくはなく、むしろクリアに収録されていますので、バンドの凄みは失われることなく伝わってくるものと思います。

稀代のフロントマン/ヴォーカリストが全身全霊、顔をくしゃくしゃにして熱唱している姿には熱くならざるを得ないですね。Tobiasの細くならないハイトーンのキレは最高。そして二人目のTobiasこと、Tobias ExxelのブンブンいいまくるBaが意外なほど効いています。Jens LudwigとDirk Sauerのギター・チームは綺麗過ぎない荒々しさを以って、息の合ったプレイを聴かせてくれる。
そして、何よりFelix BohnkeのDrがすげえのなんの。巧い人だとは知っていたけど、AVANTASIAとはまた違う、ツーバス・ドコドコ多めなメロパワを叩きまくるのはまた格別! なんなんだこの量感豊かで、同時に締まりまくってる音は。歌メロを口ずさんだり吠えたり歯を食いしばったりと、叩いてる時の表情もいいね。

全編が見どころみたいなライブですけど、Land Of The Miracleでの合唱はとりわけ感動的。あと、AVANTASIAのカヴァーであるChalice Of Agonyで、必要以上にはしゃぎまくるAndré Matos(ゲストVo)が衝撃/笑劇的(笑)。もしかしたら動くアンドレ、初めて観たかもしれん。


ミュージック・ヴィデオ集はまぁたいしたことないっす。
美的センスに関しては疑わしいところ多々あるバンドなのでww


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