MAHATMA@渋谷RUIDO K2

MAHATMA 「WITH LOVE IN MY HEART」 & 「Reminiscence」 RELEASE TOUR FINAL!! 渋谷RUIDO K2 (2018/1/20)



昼はTEARS OF TRAGEDYアコースティック・ライブ トークショーでしたが、夜はこちらへ。フロム・ブクロ・トゥ・シブヤ。
MAHATMAのワンマン公演です。

表だって活動する正式メンバーはHideki(Dr)とNaNa(Vo)の2人だけですので、Sumio(Gt)とHikaru(Ba)というお馴染みのサポート陣を迎えての演奏となります。そして今回、スペシャル・ゲスト・ギタリストとして、レコーディングにも参加したISAOが出演することが大きなトピックです。
で、ですね! ウチのブログ的に最もおっきいのは、同期音源じゃなくって鍵盤奏者による演奏、しかもそれがMao(Fuki CommuneLIGHT BRINGER)だってことですよね。このワンマンに足を運ぼうと思った、かなり大きな部分を占める理由です。


RUIDO K2の客電が落ちて、ISAOを除く5人が入場。
まるで勿体ぶった様子も無く、1曲目のGREATNESSにスッと入るところが只者じゃない雰囲気ですね。事実、相当なテクニシャンが揃っているんですけども。Maoは最初っから最後までフル出場ということで、予想はしていたけれどこれは嬉しい!!

各楽器がガッツリ噛み合うことによって可能になる、出音の押し出しの強さと締まり具合が半端ねぇっす。個人的な好みで言えば、Gtトーンはもう少し図太く主張してくれても構わないところですが、Sumioはめちゃくちゃ巧いし、否応なく脳内でTsubasaと比較してしまった、昨年6月のティアーズとの“手数口数”対決(レポは→コチラ)の時より、さらに印象は良かったです。NaNaは彼のことを「キング」と呼んでいるんですって。

Maoのことは後述しますが、バンドの「弟」役(by NaNa)であるHikaruの踏ん張りが、とても効いていました。
管理人が最も数多くMAHATMAのライブを観ていた時期って、ちょうどhibikiがサポートしているタイミングでした。その後、Hikaruがほぼ専任のような形でサポートBaを務めるようになってからも、正直言って狐さんの影がアタマをよぎることが度々ありました。テクはもちろんのこと、弾く姿とか含めて華がありますしね、彼は。
でも、この日のHikaruの演奏は、hibikiの不在を感じさせない安定感でした。今さらかよ!ってツッコまれてもしょうがないですけど、スタ-性はともかく、なんというか彼の演奏と弾き姿に頼もしさを感じたの。

「神」=Hideki(by NaNa)は今日も盤石の神。
鬼神のしばき倒し。
彼のプレイは毎回、口あんぐりモノの凄まじさなんですけど、PassionとDrソロの時に多用する、コンコン!ポコポコ!っていうジャムブロックかカウベルの音だけは好きじゃないんですよね。あれが鳴り始めると、そこだけに注意を奪われちゃうから邪魔なの。もう一人ステージにパーカッショニストがいて、その人がやる分には効果抜群だと思いますけど。←贅沢

NaNaの調子がすこぶる良好で、これも押し出しの強さの一因でした。ここぞというときの声の厚みが、数年前とは別人のよう。元々、パワー型じゃないのに、不思議と演奏に埋もれない声だし(これはHidekiとTsubasaがしっかり音域を考えて曲を作っているおかげかも)。
ただ、力強いのは良いんだけど、激しめの曲でやる「渋谷かかってこいよー」的なガツガツくるような煽りは板についていない、というか似合わないなと感じるところ。普通のお嬢さんっぽさが良さでもあるだけに。…って、管理人が思っているだけですけど。
メタリックな曲では楽器陣が(仕草や表情で)煽れればいいんですけど、肝心のそこがサポート人員だからなぁ、このバンドの場合。演奏に余裕があったとしても、やっぱりそこは一歩引いた立場でのステージ・パフォーマンスになってしまいますよね。
因みにNaNaは本編の途中、HidekiのDrソロを挟んだところから、黒(前半)→白(後半)の衣装チェンジでした。


新作ミニと初期企画盤を同時発売、それに伴うツアーのファイナルということで、懐かしめの曲もいくつか演奏しました。ただその2枚からだけじゃなくて、Walkure Recordsでのフル2枚に収録された曲もセットリストに組み込まれており、正に「ベスト・オブ・マハトマ」と言ってもよいセトリ。聴きたいと思っていた曲はほぼ全て聴けたしね。希望の光も(笑)
※希望の光との因縁()については→コチラ

Tiger's eye以降の後半の流れは、全てが見どころのような濃厚さでした。
異国情緒溢れるStep by Step!(間奏が悶絶すぎる!)から、Keyソロを挟んで、まさか聴くことができるとは思わなかった英詞バラードThe Last Seasonへ。久遠桜DREAMという人気曲を畳み掛け、ISAOをゲストに迎えた大団円で締め。息つく暇もねぇ。
超絶テクニカルインスト=ジ・ハード、やばいっすね。また、この曲だけじゃなくて、本編ラストの3曲からアンコールにかけては、ISAOとSumioによるレアなツインGt体制を楽しめたんですが、ツインのハモリが綺麗なこと。なんというかパワーメタル的な「オマエ達これが聴きたいんだろ!?」みたいなこれ見よがしなハモリじゃなくて(それも好きだけど。大好きだけど)、自然な流れの中で2本がスッと寄り添うようなスムーズさなのよね。これはSumioの合わせ方が絶妙に巧いんだな。

ISAOはねぇ、テクはもちろんあるんですけど、ステージ映えするってところが大きいですよねぇ。彼がいるかどうかで、パッと見の華やかさが違う。髪の色が派手ってのもあるけど(笑)、それだけじゃない。演奏している時の見た目/華があるかどうか、表情・仕草でオーディエンスを惹きつけられるかどうか?というのは重要だと思いますね。MAHATMAのような技巧的なバンドだとしても。不敵な感じを醸し出させたら右に出る者のいない、ISAOのニヤリ感(?)を目の前にすると、そんな風に強く感じます。

Maoは凄ぇっす。前からそう思ってたし、このブログで以前から何回もウヒョー!!ウヒョー!!してますけど、この日のライブを私の中で特別なモノに押し上げたのは、やっぱり彼の存在ですよ。演奏技術の高さと幅広さ、作曲もアレンジもオッケー。ステージ映えする容姿と所作をもちながら、歌い手や他の演奏者を立ててヘンに主張し過ぎない存在感。彼ほどバランスの取れた鍵盤奏者をオイラはほかに知りませんわ。
綺麗な旋律の中にパーカッシヴなプレイを織り交ぜるスタイルのソロは、キーボードが打楽器でもあることを思い起こしてくれたし、雰囲気作りの巧さや曲に合わせた音の選び方もさすが。NaNaと2人でのThe Last Seasonはハイライトの一つだったでしょうね。NaNa自身も「(MaoのKeyをバックに歌うという)夢が叶った」と言ってましたけど、こちらも良いものを見せていただきました。
因みに、ライブの時にMaoが他のメンバーとアイコンタクトする様子がすげー好きなのよね。この日は横に置いた譜面を見ながら演奏する場面が多かったので、あたしがトキメく瞬間もやや少なめでしたけど。←


親しみやすい変態ここにあり。
緊張感を孕んだ演奏の連続ながら、終始温かなムードに包まれたライブでした。ゲストのスペシャル感も最大限に活きていましたし。
作品を重ねるにつれて、(比較的)ストレートにノレる曲やHR/HM的感性に訴えてくるパートを持つ曲が、随分と増えた印象ですね。合わせて、ライブの熱量も増した気がします。MAHATMAたる個性はそのままに、敷居は下がっているような。
ただ、ライブでは絶対、専任Key奏者はいた方が良いと思いますね。サウンドの自由度が全然ちがうし、見どころが何倍にも増えるし。

<セットリスト>
01.GREATNESS
02.生きとし生けるもの
03.Last Tears
04.ヒカリとカゲリ
05.ラッキー☆セブン
06.ヒトツ
07.Fly
08.Passion
09.Hideki Drソロ

10.Overture for Tiger's eye ~ Tiger's eye
11.Step by Step!
12.Mao Keyソロ
13.The Last Season
14.久遠桜
15.DREAM
16.ジ・ハード (with ISAO)
17.希望の光 (with ISAO)
18.Romance (with ISAO)

ENCORE
19.Overture for WITH LOVE IN MY HEART ~ WITH LOVE IN MY HEART ~君と共に~ (with ISAO)


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