DOLL$BOXX「high $pec」


DOLL$BOXX「high $pec」 (2017)

「Gacharic Spin - パフォーマー + ふっきー」なドル箱こと、DOLL$BOXXのミニアルバム。2012年の1stフルアルバム「DOLLS APARTMENT」以来の音源ですね。
ジャケ画のメンバーの似てなさ具合、どうなんすか?
そもそも、似てる似てない以前にこのセンス、どうなんすか?

前作1枚でドル箱としての音楽性はこうだッ!みたいなのを確立したとはとても思えないんですけど、それにしてもなかなか大きく路線変更してきました。音にせよ、押し出してくるイメージにせよ。

1stフルのオリジナル曲全てでMVを作成、それによりこの数年間の間に海外での人気が高まったんでしょうか、先述のジャケットもそうだし新しい衣装もそうですけど、一昔前で言うところの「クール・ジャパン」的な要素を感じるものに変わりました。海外を視野に入れたようなやつ。いわゆる“萌え”じゃなくて、“クール”な。このアイデアがメンバー達によるものなのか、レコード会社主導なのかは分かりませんけどね。
そのベクトルについての好みはともかく(管理人はまるで好きじゃないが/笑)、妙にテラテラした衣装の材質?布質?が安っぽく見えるのは残念だなぁ。

音の方はダークでシリアスになりました。ふっきーお得意のテーマである「出会ってくれてありがとう」系の④世界はきっと愛を知ってるんだこそ、明るめの歌唱のおかげで弾けるムードがありますけど、全体的にはより激しい印象に。ただ、HR/HM的な激しさやダークさかというとそうとも言えず、こりゃあラウドロック調ですね。


ちょっと厳しい出来かな。
歌メロが平坦に感じます。
前作の歌メロに関しても、おもちゃの兵隊Merrily High Go Roundといったいくつかを除いて、そこまで高く評価しているわけではないですけれど、それに輪を掛けてピンときません。特に①Shout Down②Sub-liminalという、アタマ2曲にまるでフックを感じないのが厳しい。あと、ふっきーもはな(Dr&Vo)も、わざとハキハキ、というか棒読み調に歌ってるような箇所があって、それも平坦に聞こえる原因かもなーと感じたり。

ガチャピンが曲を書いているので、演奏パートは相変わらず込み入っています。それでも前作より格段に、音作りや各楽器の住み分けが整理されているのは良かった点。Keyの下品さとやかましさが抑えめになって、TOMO-ZOのギターが活躍する場面がグッと増えているのが嬉しいですね。では爽快に弾き倒すプレイを聴くことができます。


今回も全ての曲でMVを作成しています。たとえ音源を聴いてピンとこない曲でも、MVでメンバーが演奏してる姿を見ると、かっけー! 絵になる!って思っちゃうのは、このバンドのズルいところではある。

【お気に入り】
⑤Dragonet ドラマティックな歌い上げは、本作で最もふっきーの良さ(というか自分にとって好きな部分)が出ているところ。歌詞もいい
③HERO 終盤の盛り上がりが◎


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