GAUNTLET、CROSS VEIN、Mardelas@渋谷GARRET udagawa

GAUNTLET presents 『 Melodic Arts vol.11 』 渋谷GARRET udagawa (2017/10/28)

お昼はdues新宿でOctaviagraceのリリース・イベント(→コチラ)、夜は渋谷GARRET udagawaでこちらのライブということで、GAUNTLET主催、CROSS VEINMardelasとのスリーマン・ライブです。

当初はローソン・チケットとイープラスの並列入場という予定だったみたいですが、何かの手違いでイープラス発売のチケットに整理番号が振られておらず、結果、並んだ順の入場ということに。私は雨の中を並んで待っているのがイヤだったので、ハコ近くで時間をつぶして、開場時間を過ぎてから入場しました。
渋谷GARRETはCYCLONEの隣の建物に入っているライブハウスで、サーキット・イベントの時には中で繋がる構造になっているようですが、普段の入り口は別。といっても、管理人も行くのは初めてのハコなんですけどね。ホール後方にバーカウンター、フロアは前方と後方に分かれるように段差がある。ステージ横幅はそれほど狭くはないものの、天井はかなり低いです。梁も出っ張ってるし。ゆえに、どのバンドもお立ち台は使ってませんでした。小さめの吉祥寺CLUB SEATAっぽくもある。

出演順はM→C→G。
各バンド1時間ステージだったかな。


Mardelas
観るのは『2017 春の魔界都市めぐりツアー』での柏PALOOZA以来。hibiki(Ba)が脱退してからは初めてです。
蛇石マリナ(Vo)、及川樹京(Gt)、弓田“Yumi”秀明(Dr)の3人編成のまま活動しており、サポートBaとして迎えられているのは、SCREAMING SYMPHONYAccidentally Encounterの本石久幸です。hibikiが抜けたことによってテクニカル・メタルとしての印象は後退したけど、正統派HR/HMど真ん中でいくならぴったり合った人選かもしれません。そんな風に感じたプレイでした。ボトムを支え、グイグイ牽引していくという、ベースらしいベース・プレイ。

ハロウィンが近いということで、コスってます。
Yumiはスーパサイヤ人。髪色が青だったので悟空なのか何者なのか分かりませんが、まぁ亀印の道着コスだし「かめはめ波」やってたので、龍玉的な人なんでしょう。
マリナはゾンビナース。ゾンビじゃない普通のナースの方が好みですけどまぁしょうがない。
本石はソフトバンクのユニフォーム?…ってこれはいったい仮装なのでしょうか。普段着にも見える。
及川樹京は蛇石マリナです。 何を言ってるのかわからねーと思うが、端的に言うと女装ですね。千羽鶴のMVの頃のマリナの衣装を借りた、偽・蛇石マリナ。ヘアセットも本人マリナが担当したらしいです。くっきりした目鼻立ちのイケメン“漢顔”樹京ですから、女装は気持ち悪い 違和感があるんですが、脚はやたらと綺麗でしたね(笑)。美脚!

Mardelasのレパートリーの中でも剛直ストレート路線だと思っているのがEclipse千羽鶴神風Symbiosisあたりの楽曲です。それぞれの作品のリードトラックのような位置付けになっているこれらの曲が、今回のセトリに全部入っている。そんな点にも、マリナ&樹京のやりたいことが自然と浮き彫りになっているような気がしてます。今さらの感想ですけど。
このバンドが向かっている(であろう)正統派HR/HM路線。それと自分の中で捉えるMardelas像の折り合いがついたのか、前回観たときよりもだいぶ印象は良かったです。マリナ(本人)の歌唱のクセもそれほど強くは感じませんでしたし。ただやはり、自分が求めているのは、PhantasiaDaybreakという技巧派メロディック・メタルだったり、もしくはもっと柔和で叙情的な曲だったりするんですけどね。

偽マリナのギターがグイグイ引っ張るバンドになってましたね。以前よりさらに。(ギターは)ちょい暴れ回り気味で、そのせいでマリナ(ゾンビ)の歌唱が聞き取りにくいところもありました。しかし、Gtソロに入る直前にゾンビが偽マリナを指差しつつ「蛇石ッ!」と言うのは、なかなか芸が細かく、かつゾンビの飾らない性格を垣間見ることができて良かったです。あと、省エネな叩き方なんぞ関係ねーとばかりにがむしゃらにしばき倒す、スーパーサイヤ人のDrスタイルはやっぱり好き。
熱演でした。かつてのMardelasとは感触は異なるけれど、なかなか楽しめました。
<セットリスト>
01.神風
02.千羽鶴 -Thousand Cranes-
03.Link
04.Loner
05.Phantasia
06.Symbiosis
07.Crossroads
08.蛇に牡丹 -snake & peony-
09.Daybreak
10.Eclipse


CROSS VEIN
ハロウィンが近いということですが、コスってません。
でも「年がら年中ハロウィンのような格好のワタクシ達ですから…」といういつぞやのJULIA姫の御言葉もありますし、そもそもハロウィン当日である10月31日にもライブありますからね。HIZAKI主催のイベントが。そして当日はリーダーYoshi(Gt)の誕生日でもあります。

過去最高とも感じた新宿club SCIENCE劇場での主催ライブ(感想は→コチラ)、それを上回るんじゃないかというくらい、今のCVの魅力を全方位的に出し切ったステージだったと思います。曲数が多い分、club SCIENCEよりさらに満足感があったかもしれません。固さを感じた前回のJupiter主催の新宿BLAZE(→コチラ)よりはずっと良かった。

1時間の持ち時間、その流れがめちゃくちゃスムーズに構成されており、ステージが丸々一つの作品としてパッケージされたかのような完成度の高さでした。でも人間味に乏しいなんてことは全くないし、そっけなくもない。目と耳と、両方で楽しませる工夫が随所に感じられますから。
曲の繋ぎ方や、持ち時間の中で緩急を付けるのが上手くなりましたねー。1stアルバムを出した頃はちょくちょく流れが淀んでギクシャクしたのを感じたけど、それすら遠い記憶だ(笑)。なんか100~300人クラスのライブハウスでの魅せ方をバンドが掴んだような、そんな気がしてます。管理人個人としても、具体的にバンドがどうなってほしいというイメージを掴んでいたわけではないですけれど、実はCVにはこうなってほしかったんだなっていう、ある種の理想像がくっきりと形になったような気がして、それが本当に嬉しくてちょい涙ぐみました。

きっちりと構築された濃厚な世界観の中、余裕があるゆえに生まれるちょっとした遊び心が美味しいです。そこにメンバーの個性が滲むし、ライブならではのスパイスになっているから。そういうのを目当てにライブに足を運んでいる面もあるかも。いや、ありまくるわ。
Protect the Coreのイントロで「オイ!オイ!」って煽る時に、マイクをKeiTaro(Key)に振ったJULIA姫が、今弾くのに忙しくてそれどころじゃないから!的に断られた挙句、ゴメンって謝ってるのとか(←Super kawaii)、Maid of Lorraine「貫いて」「突き進め」のどっちの歌詞の時か忘れたけど、Shoyo(筆者注:鋭利な顎を持つことで有名な貴族)の顎を撫でるようにする仕草とか(←Super kawaii)、サイコー。
ソロの後に自位置に戻ろうとするYoshiにJULIA姫がぶつかって謝ったりと(←Super kawaii)、余裕が原因じゃない“スパイス”もありましたけど、演奏や歌唱が瓦解することもないし、それもまた良し。

結局オマエはJULIAたぁんばっかりやんけーって感じですけど、彼女が各メンバーに積極的に絡んでゆくことによってそれぞれの良さを引きだし、結果、チームとしての魅力が生み出されているのが大きいと思っていますのでね。その様子がめっちゃ楽しいし、愛おしい。
この日は特にそう感じましたけど、自分のマイクを男性陣に向けて「オイ!オイ!」やらせる回数が増えましたね。すっげーいいです。もっとやってちょ。そうやる時の姫の表情がいたずらっ子のようで むをおおおお! なのでw

ファッション・チェック・ブログとしてはなんとしても触れておかねばならぬ点であり、本記事の肝。
最新アー写の濃緑のドレス姿はお美しい限りでしたが、
それよりも、この日の髪型がYAVEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!
ハーフアップのアレンジなのかポニテのアレンジなのか分かりませんが、髪をいつもより後ろ側にまとめるスタイルで、首元がすっきり見えて、…ってなんかこの描写いつにも増して変態っぽいですかね?(笑)
とにかくこの至高の美しさを体現したこの髪型は、なんつーかもう、
世界遺産として保存すべきだと思うんですよね! (☼ Д ☼) クワッッ!!!
過去最高に好きだッ!!

指先まで意識の行き届いた所作に、安定感のある歌唱。そしてヘアスタイル的にも過去最高を更新(笑)。
好不調の波は以前から少ない姫でしたけど、休養期間からの復帰以降、歌唱の調子はさらに良くなってますね。声は力強くなってますし。極度に痩せているように見えて心配になった時期もありましたが、今の姫はめっちゃ健康そう。よかよか。

なんかライブレポを書くたび毎回のことですけど、JULIA姫のことばっか書いてると、男性陣のことを書く余裕がなくなってきちゃうのよね。別に字数制限があるわけじゃないので、感じたことを全~部載せちゃえばよいような気もしますけど、時間的にも記事のまとまり的にも己の中でブレーキを掛けるのでね。次のワンマンのレポの時にでも、しっかりと演奏陣についても言及したいところです。
ここでは、ShinKi王子(Dr)のCVへのフィット具合がやはり素晴らしい(Masquerade良かった!)ことと、長身メンバーが多いゆえに普通に立っているだけで、天井に頭がぶつかりそうだったことをのみ記しておきましょうか。特にKeiTaro。
あ、あとMASUMI(Gt)は断然短髪がいいよ!と再度繰り返しておきます。

そういえば最もハロウィンぽい曲であるWonderous Nightmareやらなかったな。あの曲、ボツったかな? この日プレイした楽曲群と比べると、相対的にやや弱いと感じる曲ですが。
<セットリスト>
01.Royal Eternity ~ Eternal Dream
02.Moon Addict
03.Protect the Core
04.Masquerade
05.琥珀の誓い
06.forget-me-not
07.The Revival
08.Last Melody
09.Brightest Hope
10.Maid of Lorraine


GAUNTLET
ハロウィンが近いということですが、コスってません。
全員、黒。全身、黒。潔いほどに黒。Yoshio(Ba)の髪のみ色が付いてる。金髪。

…ってそんなことよりもですね!
この日のライブは、体調不良で休んでいた社長ことTask(Gt)の復活ライブなんですよ!!
…という情報も当日の午後に発表されたんですけどね(笑)。急遽参加。寝耳に水復活。nemiminimizu。

前回観た渋谷CYCLONEのライブ(→コチラ)は、ギター周りに色々厳しいところがありました。ですがそれもさりなん、こうして5人のフル編成に戻ってみると、曲を特徴づける重要なGtパートをTaskが弾いてることが多いと気づきます。逆に言うと、社長不在の間、Aichi(Gt)は相当頑張っていたんだな、と。
あと、今までで一番近い位置で彼らのステージを観ましたけど、Taskは高速フレーズの中にも、細かくチョーキング&ビブラートをキメてるんだな…等と考えながら観てました。

素晴らしいステージでした。
安定した演奏のTaskが戻って「完全体」になったこと、そしてその彼がバンドの精神的な支柱であったのかもしれません、出音に浮ついたところがなく、良い意味で落ち着いていました。バンドが放つムードもしかりで、元々熱いバンドでしたけど、勢い任せではなく、一音一音に確信が宿っているかのような頼もしさを感じました。ツインGtのハーモニーも綺麗に決まってたし、Task以外のメンバーも(が)溌剌とした表情で演奏していて良かったです。
ファストになるパートでは多くの曲で似通った感じになって、正直、曲の判別がつかない(メロディが似ているというより、曲が放つムードが似ている)んですけど、上記プラス面が大きく上回っていましたね。Yu-ta(Vo)が大口開けて気持ちよさそうに歌ってるのを見ると、こちらも自然と笑顔にならざるを得ませんわ。
彼はいつも「一緒に歌ってくれたら嬉しい」とか言うし、歌いながら一人一人丁寧に視線を合わせてくれるから、こちらも歌ってやらんとイカンなぁ、合唱してやりたいなぁ…とか思うんですけど、肝心の歌詞が分からねー(笑)。つーか、Yu-ta本人の歌唱が何を歌ってるのか聞き取りにくいところあるしw

世の中には「イケメン揃いでもないのになんとなくバンドはイケメン」みたいな雰囲気を醸し出すのが巧いバンドはいるんですけど、GAUNTLETの場合はその逆のパターンな気がして、勿体ないなーと。特にリズム隊とAichiは美形だし、Yu-taも短髪の方がカッコイイと思うよ。「見た目は爽やかなんだけど、音はめちゃくちゃ熱い」って方向性はどうなんでしょうかね。いや、「爽やか」って領域までいくのはキツいかもしれんけど(笑)、もっとヴィジュアルを前面に押し出してもよいバンドだと感じています。

彼ら自身のステージは素晴らしかったし、イベント全体としても充実していました。Task不在の状況で敢行する可能性の方が高かったんでしょうし、その踏ん張りには感謝したいところです。
そうそう、ハロウィンだけに、ラストにセッションがあって、ぜってーそこで鷲が自由に飛ぶわーって思ってたんだけど、ありませんでしたね。
<セットリスト>
1.The Arousal ~Beyond The Wall
2.Welcome To My Nightmare
3.Departure
4.Garden Of Vengeance
5.Lead Us
6.The Calling
7.Arising For The Faith

ENCORE
8.Spread Your Wings


いやー、楽しきイベントでした!
ツーマン~スリーマンくらいの対バンが良いね。勿論、自分の好きな/興味のあるバンドが揃ってるというのが、感想を大きく左右するんですけど。ぎっしり満員という集客ではありませんでしたけど、会場の熱気は凄かったし、ステージ上はもっと暑そうでした。照明が近いってのもあるのかな。どのバンドのメンバーも汗だくだったし、JULIA姫はステージ・ドリンクおかわりしてた(笑)。

しかしハコの外に出たら、雨降ってるわ仮装してる人達で通りという通りが埋め尽くされているわで、最悪な環境でしたけどね。まぁうちらは自分達の判断で、しかも趣味でこういう場所に来ているわけですからしょうがないんですけど、仕事でこの仮装行列を捌かなきゃいけない警察官の方々はほんと大変ですよ。お疲れ様です。
う~ん、ドイツのHELLOWEENは大好きだけど、日本のHALLOWEENは大嫌いだなー。


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