THE UNCROWNED「TEARS」


THE UNCROWNED「TEARS」 (2017)

デビュー・アルバム「REVIVE」(2016)の素晴らしい出来栄えで話題になった、THE UNCROWNEDの3曲入りシングル。
1stリリース後、Takeshi(Gt, Ba&Key)の実弟であるNaoki(Ba)が脱退、現在はTakeshiとSHAL(Vo)の2人ユニットになっています。

コンセプト・シングルとでも言いましょうか、「涙」をテーマにした3曲です。
作風はデビュー作の延長線上でしょう。「メタルの流儀に則ったJ-POP」というざっくりとした特徴は、さらに色濃くなっているようです。SHAL嬢の歌声や資質を活かした方向性を推し進めているとも言えそう。良い意味で典型的なHR/HMの歌い手とは距離のある彼女の声質は、THE UNCROWNEDの個性であり、表現力の向上によって、今後さらに強力な武器になっていくことが期待できそうです。既にこのシングルでも、1stからの成長の足跡がしっかり感じられますしね。

演奏面でのテクニカルなキメはあれど、デビュー作ほど派手に目立つわけじゃなくて、曲の中に自然に織り込まれている印象です。北欧メタルに通じる透明感を持った疾走曲、③OATH OF TEARS(の一部パート)が一番バキバキかな。
②LOST TEARSは90年代ドラマの主題歌のようなメロディを持つ、哀愁たっぷりの曲。SHAL嬢の魅力を全面開放させたような曲ではあるものの、これでMVを作るとはちと意外でした。MVは→コチラ。

もすげー良いんですけどね、管理人的には①TEARS ~42589~にとどめを刺しますね。刺されますね。
9月のライブの転換時に流れたのを耳にして「この曲YAVEEEEEE!!」って思いましたけど、やっぱりやばかったです。J-POP風の歌メロが超強力なネオクラ・チューン。「REVIVE」で一番好きな曲はINFINITEでしたけど、こっちの方がもっと好みかもしれません。キラー!! SHAL嬢のお祖父さんの戦争体験をテーマにした曲で、副題の「42589」は認識番号とのこと。

一点。
3曲とも曲名にTEARSとあるように、分かりやすいくらい涙推し(?)のシングルですが、それだけに歌詞に「涙」という単語を使ってほしくはなかったかな、と。そのものズバリの言葉を使わずに「涙」を表現してほしかった、というのが本音です。
特に一撃必殺のキラー・チューンであるの、唯一の瑕疵が歌詞だと思うから(別にシャレじゃない)。瑕疵というのが言い過ぎならば、管理人の好みと相容れない点と言い変えてもいいですけど。繰り返しでもないのに、1回のサビの中に同じ単語が複数回登場するのは、頻度が高いように感じるんですよね。少なくとも私の感性ではね。


充実の3曲。
どの曲も次のアルバムには収録されないということですので、安心して買えばいいじゃあないですか!


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