LOUD PARK 17@さいたまスーパーアリーナ DAY2 (2017/10/15)

LOUD PARK 17 : DAY2 さいたまスーパーアリーナ (2017/10/15)

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LOUD PARK 17、2日目に行ってきました。
※1日目、10月14日の記事は → コチラ。


前日よりも雨の降りが激しめ!
初日と同じくらいの時間にSSAに着きました。オープニング・アクトから観れる! 2日目なのに寝坊しなかった! エライ!


CRY VENOM (O.A.)
アメリカの雑食系モダン・メロスピ・バンド。デビュー・アルバムにガルネリのSYU(Gt)が参加したことが話題になって…、、、、ないですかね?(笑)
O.A.とはいえ、SSAの大舞台で演奏するのはまだまだ早いと感じる、ちょっと残念、そして可哀想なステージでした。残念だったのは、ショウ運びの稚拙さと素人じみた挙動。Alexey“Ksenon”Smirnov(Vo)が「次の曲は○○だぜ!」的に煽った後に、妙な間ができてSSAがシ~ンと静まりかえる。「あれ、始まらないのかな?」と思ってると唐突にドンとスタートするという(苦笑)。その繰り返し。そして広いステージを持て余しているのか、それとも緊張のためなのか、その両方なのか、手持ち無沙汰気味にウロウロしているのも全く締まらないw 特にAlexeyの落ち着きの無さは只者ではなく、マイクをスタンドから外す→戻す→また外すという、Ozzy Osbourneばりのアクションでオーディエンスの注目を奪います。ま、「経験不足」の一言で切って捨ててしまえる類いのものばかりだったかもしれませんけど。
可哀想だったのは、PAの不手際だったのかショウの半分くらいの間、Keyの音やコーラスのマイクが聞こえなかったりして、バンドが本来意図しているであろう音楽をオーディエンスに伝えられなかったことですね。あとはイヤモニの調子が悪かったのか、Alexeyも本来の実力を発揮できていなかったように思えます。よく伸びる声質を持ってるんですけどね。
そんなイマイチなステージでしたが、メロディが良い! Jacky“バンダナ”Vincent(Gt)がシュレッドなソロを矢継ぎ早に繰り出すのはインパクト大でしたし、Colton Major(Key)とのユニゾン・プレイもスリリングでした。
<セットリスト>
1.Prelude ~ Wolfsbane
2.Vanquish The Demon
3.Second Wind
4.Unchained
5.Diamond


さてO.A.が終わり、本編の一発目は結局当日まで発表されることのなかった「SECRET ACT」。
管理人のTwitter周りでは、当日ビクター・ブースでサイン会を行うLOVEBITESなんじゃないか?とか話題になってましたし、私個人はANTHEM(初日に出演)やLOUDNESSといった国内バンドのメンバーによる「混成バンド」がカヴァー曲をやるのでは?と考えていました。もしくは、柳いろはたぁんがシークレット枠なのかとか。←
ULTIMATE STAGE側のアリーナには、シークレットの正体を知ってか知らずか、そこそこの数のメタル・ファンが待機してます。ステージ上にはマーシャルのキャビネットが並ぶ。
定刻になって、登場したメンバーのシルエットは男性っぽいな…とか考えていると、スクリーンにアモット弟(=Christopher Amott)の姿が! そしてゆっくりとバックドロップが掲げられる、、、、
SECRET ACTは、初期エネことBLACK EARTH!!!
ICED EARTHじゃなくてBLACK EARTH!ww
むをおおおお!むをおおおお!



BLACK EARTH ← SECRET ACT
どんどんフロアが混んでくる(笑)。ま、そりゃそうか。「シークレット」という隠れ蓑(?)が無ければ、トリ前くらいに出演してもおかしくないバンドですからね。
しかしみんなJohan Liiva(Vo)大好きだな!っていう。両手を鉤爪の形にしてバンザイするポーズが、最高にコケオドシ的でもうサイコーですよヨハン先輩(笑)。そんな動きや喋りの垢抜けなさ、そしてリズム感の欠如は置いといて(←)、声はよく出ていますね。
演奏陣はいつも通りのアチエネ。俯きがちにプレイに専念するChristopherは、フロアへのアピールという点では当時から物足りないものを感じてはいましたが、アチエネ本隊で観ることが叶わないだけに、とにかくギター弾いてる姿を見てるだけで嬉しいです。正直弾いてる姿はMichaelよりもカッコイイしね。ギターの構え方がいいのよ。あと、彼の速弾きはやっぱすげぇなって思いましたね。音の粒が小さくならずにスピードを保っていて、ゾクゾクするんですわ。その強みが最も如実に現れる、Angelclawこそが最も聴きたかった曲なんですけどね実は。
演奏陣から放たれるA級バンドのオーラ、そしてJohan先輩のアンダーグラウンド臭。このミスマッチ感こそ、初期エネ=BLACK EARTH。愛おしい。
ラストは必殺のFields Of Desolationで、この曲の劇的なテーマ・メロによって、まだ午前中だっていうにも関わらず、もはやフェスのクライマックス、大団円みたいになってしまいましたね。「さ、そろそろ帰るとするか…」的な。さすがヘッドライナー(違う)。弦楽器隊の音の分離はイマイチでしたけど、シークレット誰なの?→え?え!?→うぉ、うぉぉぉおおお!!!ってなった瞬間をSSAで味わえただけで、2日目のチケ代の元は取った。
ただし、この「秘策」は今回しか使えないでしょうね。ラウパのアモット枠が健在なのは嬉しくないけどBLACK EARTHは嬉しい。驚かせてくれたのは嬉しいけど、バンド側の提案によってシークレットとして伏せられていたという裏事情は嬉しくない。そんなジレンマがありますね。なんでそんなにMichael Amottの発言権がデカいのよ?ていう。
<セットリスト>
1.Bury Me An Angel
2.Dead Inside
3.Diva Satanica
4.The Immortal
5.Beast Of Man
6.Silverwing
7.Fields Of Desolation


OUTRAGE
OUTRAGEはDrが喧しくて苦手なので、一旦外へ出てブランチ・タイム。
戻ってくるとUnder Control Of Lawを始めるところでした。備忘録がてら、セットリストを載せておきます。
<セットリスト>
1.My Final Day
2.Madness
3.Doomsday Machine
4.Hammer Down And Go
5.Death Trap
6.Rise
7.Under Control Of Law
8.Megalomania


APOCALYPTICA
デビュー作「PLAYS METALLICA BY FOUR CELLOS」の20周年記念ツアーを敢行中ということもあり、プレイされたのは全てMETALLICAのカヴァーです。ゆえに意外性は無かったものの、インストゥルメンタル・バンドとしては異例なほど盛り上がりました。
つくづく絵になるバンドですね。横にチェリスト4人並ぶ光景がまず特異だし、サポートのAntero Manninenも含めて四者四様のルックスとキャラが良いんですよね。ディープ・ヴォイスの熱きリーダーEicca Toppinen、アグレッシヴに煽る短髪兄貴Paavo Lotjonen、フォトジェニックここに極まれりなPerttu Kivilaakso、クールなサングラス姿がSPか殺し屋のような(笑)Antero。工場のパイプを繋ぎ合わせたようなヘンテコなドラムセットを操るMikko Sirenの存在も大きい。カンカンカンカン!という音色も特徴ありますしね。
最初はMikkoのDr抜きで厳かに始まり、3曲目のFight Fire With Fireからはフルバンドで。4本のチェロがリズム/メロディ/ハーモニー、それぞれの役割を果たしつつ絡み合う様子をじっと見守っているのは楽しいし、デカいチェロでスラッシーなリフを弾き倒すという、その視覚面だけでも興奮する。みんな知ってるメロディーだから反応も良いですし、その上バンドも煽る煽る。
かつ照明が神々しいこと。静かなパートでは暗く沈めたステージに四筋の光を落とし、激しいロック・パートでは紅く染め上げる。その音楽との噛み合いっぷりに震え、ラウパのような大きい会場で観ることの醍醐味はこれよこれ!と興奮しました。ラスト、アンコール的に披露されたNothing Else Mattersの美しさには涙出たよ。
チェロの豊かな響きとメンバーそれぞの技巧、バンドのエンタメ精神が発揮された、素晴らしいショウでした。ワンマンで観たいね。
<セットリスト>
1.Enter Sandman (METALLICAカヴァー)
2.Master Of Puppets (METALLICAカヴァー)
3.Fight Fire With Fire (METALLICAカヴァー)
4.For Whom The Bell Tolls (METALLICAカヴァー)
5.Orion (METALLICAカヴァー)
6.Battery (METALLICAカヴァー)
7.Seek & Destroy (METALLICAカヴァー)
8.Nothing Else Matters (METALLICAカヴァー)


LOUDNESS
OUTRAGEと同じく、こちらもパス。うるさいから。
ベテランのジャパメタ・バンドってその音楽を好きかどうかという以前に、なんだかライブだとやたら爆音だという印象が強く(特にDr)、気持ち良く聞けないので、腰が引けちゃうんですよね。LOUDNESSに関していえば、「爆音なんだけどクリアに聞こえる」ってそれは分かってる。分かってるけどそれで忌避感が薄らぐわけでもないんでね。耳が痛い。海外バンドマンセー!な人間じゃないですけど、この後に登場したDEVIN TOWNSEND PROJECTMESHUGGAHのような、轟音なんだけどうるさくない音というのは実現可能なはずなんですよね。音楽性が違うとはいえ。
こちらも備忘録的にセトリ貼っておきます。
<セットリスト>
01.Fire Of Spirit
02.Hellrider
03.R.I.P.
04.The Sun Will Rise Again
05.Metal Mad
06.Rock This Way
07.Crazy Nights
08.In The Mirror
09.Crazy Doctor
10.S.D.I.


DEVIN TOWNSEND PROJECT
この2日間で唯一、着席して観たアクト。座ったら途端に眠くなってきて、こりゃあイカン!と思い、次のBLACK STAR RIDERS(の途中)からはまたアリーナに降りましたけどね。
前回ラウパで観たとき(→コチラ)とそう変わらない印象ですが、今回の方がメタリックな曲が多かったですね。そして、音響担当も含めて凄腕揃いのバンドです(因みにスキンヘッド揃いでもある)。プログレメタル懸かったシューゲイザーとも言えそうな、心地よい轟音です。各楽器めっちゃクリア。メロディが気持ちいいというより、音そのものが気持ちいいんですよね。なので、ライブ体験としては強く心に残るんだけど、曲そのものの印象はごくごく薄い(笑)
<セットリスト>
1.Rejoice
2.Stormbending
3.Failure
4.Deadhead
5.March Of The Poozers
6.Kingdom
7.Higher


BLACK STAR RIDERS
再結成したTHIN LIZZYが元THE ALMIGHTYのフロントマン=Ricky Warwick(Vo&Gt)を迎えて名義変更したのがこのバンド。なのでTHIN LIZZYのカヴァーをバンバンやってくるのかと思いきや、The Boys Are Back In Town1曲だけだったのが意外でした。
ブリティッシュHRだなーとしか言いようがない音。耽美過ぎない適度な湿り気と、完全には熱くなりきれないパワフルさ。ツインリードGtのフレーズを次々繰り出してきてもおかしくないとか勝手にイメージしていたんですけど、思ったよりそれは控えめでしたね。
渋く、心地良い。だがTHIN LIZZYにピンときてない管理人は、このバンドもあまり引っ掛からず。Rickyはカッコ良かったですけどね。
<セットリスト>
01.All Hell Breaks Loose
02.The Killer Instinct
03.Heavy Fire
04.Testify Or Say Goodbye
05.When the Night Comes In
06.The Boys Are Back In Town (THIN LIZZYカヴァー)
07.Dancing With The Wrong Girl
08.Kingdom Of The Lost
09.Finest Hour
10.Bound For Glory


CRADLE OF FILTH
イヤァァァァァアアアアアア!!!!!!
キィェェェェェエエエエエ!!!!!!

初見であるということも合わせて、2日目で一番楽しみにしていたバンドです。イギリスの白塗りシンフォニック・ブラック/エクストリーム・ゴシック・メタル・バンドですが、今はチェコ人にカナダ人と、国際色豊かなメンバー構成になっているんですね。
DrとKeyがステージ後方の左右に分けて設置してあり、ど真ん中のスペースは空いています。そこはハンドマイクのDani Filth(Vo)が行ったり来たりする場所なんですね。
そのDaniの衝撃度が半端ない。CDを聴いたことあるとか、そういう予備知識を木っ端微塵に吹っ飛ばすほどの、悪魔の肉声のインパクトよ。低音でまくしたてる時はマイクを口の横近くに構えて、ホイッスルボイスを出す時にはそんなに顔から遠ざけるのかよ!?ってくらい上方に(マイクを)離して、世界一凶悪な子犬の如くキャンキャンキャンキャン吼えまくる。もうね、超音波が空間を切り裂いていく様子を視認できそうな気がするのよ。なんだよこの声。二声を切り替えているというより、全く別の人格が二つあって、それが目まぐるしく入れ替わっているかのよう。ジキルとハイドによる歌唱というより、強面ハイド&金切りハイドという感じか。どちらも狂ってるわ。そして真っ赤なカラコン(?)が怖い!
しかしMCで突然「ゴジラー(ガッジィーラの発音で)!!」とか脈絡のない言葉を放つのを聞いたときにゃあ、「何言ってんだ、この人?」ってなりましたよね。しかも嬉しそうに複数回繰り返すんだもん。そんなので日本人が喜ぶとでも思ってんのかね?(喜ぶ)
Daniも怖いけど、無気力顔で流麗なフレーズを弾くRich Shaw(Gt)も怖い! そしてLindsay Schoolcraft(Key&Vo)のあまりにも透明度の高い美声だけがこの悪夢から救ってくれるのです。
とにかくすげぇものを観てるな…という感覚に支配されたステージでした。しかし音がごちゃごちゃしていましたね。そのせいか、あまり曲の判別ができず。どの曲も似たように聞こえるのは、予習が足りないからかもしれませんけど。
来年のゴールデンウィークに再来日することが発表されました!
<セットリスト>
1.Satyriasis ~ Gilded Cunt
2.Beneath The Howling Stars
3.Heartbreak And Seance
4.Nymphetamine (Fix)
5.Dusk And Her Embrace
6.Born In A Burial Gown
7.Her Ghost In The Fog


MESHUGGAH
何故だか知りませんが、Marten Hagstromと共にGtチームを組んでいたのは、SCAR SYMMETRYNOCTURNAL RITESのPer Nilssonだったみたいですね。Fredrik Thordendal(Gt)がいなかったってこと? あとBaの人も短髪でDick Lovgrenに見えなかったんだけど、あれDickすか?
まぁそれはともかく、ライブ自体は最高でしたね。メロディを排除しまくってるにも関わらず、オイラでも最高に楽しめました。複雑で精緻な楽曲を正確無比に演奏するんだけど、身体にダイレクトに訴えかけてくる分かり易さもあって、何なんだよコレ??って口あんぐり状態になる。
そしてこのMESHUGGAHAPOCALYPTICAに続いて、照明が物凄いんですパート2でした。演奏と完璧に連動した照明効果の凄まじさは、当日からSNSで絶賛されていましたが、これはプログラムで制御されていたようですね。HMの最も先鋭的でアーティスティックな部分をクローズアップして見せてもらったかのよう。
いやー、凄いステージでした。
<セットリスト>
1.Clockworks
2.Born In Dissonance
3.Do Not Look Down
4.The Hurt That Finds You First
5.Violent Sleep Of Reason
6.Bleed
7.Demiurge


SABATON
MESHUGGAHのライブ中から隣のULTIMATE STAGEで準備されてる戦車が気になって気になって…(笑)。正確にはあれは戦車というより自走砲らしいですけど。つーかドラム台ね。
メロパワ系のバンドの出演が少なかった今年、その手のファンの期待を一手に引き受けたのがこのバンドだったかもしれません。そして彼らは、その期待を何倍にもでっかくして返してくれたんじゃないでしょうか。
SABATON、最強!!
Ghost Divisionを1曲目にもってきた時点で勝負はありましたね。この曲で始まるライブしか生でも映像でも観たことはないんですけど、これが最強の方程式なんだからしょうがないし、文句はない。
伝説の初来日、前回のラウパ・デビューからこちら、いったい何万人のメタルヘッド達が自宅でこの動きを練習したのか。
エア・ゴースト・ディヴィジョンしたのか。
シャドウ・ヨアキムと化したのか。
The time has come.
さぁ、今こそみんなでリフに合わせて杭打ちアクションだ。

最新作「THE LAST STAND」(2016)の出来が強力でしたから、それら新曲に代表曲をプラスしたセットリストは盤石そのもの。そこに欧州でのヘッドライナー・ショウの如く、ふんだんにパイロを使ったり、ステージ後方の巨大なスクリーンで曲にまつわる映像や歌詞を流してムードを高めたりするんだから、視覚的にもエンタメ全開で楽しいこと楽しいこと。(主に後半の曲で)1曲毎にメンバーが袖に引っ込んでからスタートするのが、ライブの流れを悪くしていると感じた人もいるかもしれませんし、私も少しだけ気になったんですが、ま、全体的には些細な点でしょう。
今回、REIN XEEDのフロントマン=Tommy Johansson(Gt)を迎えた新編成での来日になります。その紹介がてら、Joakim Broden(Vo)が彼を弄って遊んだりと、ショウの運び方も上手いですね。コントのような“お笑い”パートは前回よりもコンパクトになっており、それが良いバランスでしたしメリハリが生まれていました。アリーナからもすぐさまコールが巻き起こって、反応は良好でしたし。
終盤のハイライトであったろうShiroyamaでは、ゲーム音楽の作曲をしている山岡晃氏がギターをもって登場、トリプルギター編成での演奏を行いました。SABATONとは、この2日間もスクリーンでバンバンCMが流れていたゲーム、『World of Tanks』を通じての繋がりがあったようですが、そんな背景を知らない人達にとっては「山岡さん is 誰?」って感じでしたよね(笑)。その山岡氏、Gtソロも任せてもらってなかなか大活躍でした。というか、普通に堂々とプレイしておりビックリしました。何よりこの曲、日本のこと(歴史)を題材にしている割には、異例なほどカッチョイイ出来ですから、こういったスペシャルな企画を以って我が国のファンに届けてくれたっていうのは嬉しいですよね。
ものすごい盛り上がり。初日で最もヘッドライナー然としたエンタメ・ショウを見せてくれたのは、(私の観た限り)ALICE COOPERだと思いますけど、2日目は彼らでしたね。今回のステージでさらに多くのファンの心を掴んだのではないでしょうか。素晴らしかった。
さすがヘッドライナー(違う)。
<セットリスト>
01.The March To War ~ Ghost Division
02.The Art Of War
03.Blood Of Bannockburn
04.Swedish Pagans
05.The Last Stand
06.Carolus Rex
07.Sparta
08.The Lost Battalion
09.Night Witches
10.Primo Victoria
11.Shiroyama
12.To Hell And Back


GENE SIMMONS BAND
さぁ晩飯晩飯!
ということでけやき広場へGOしてました。MICHAEL SCHENKER FESTの時間に合わせて戻ろうかと思っていたんですけど、途中で友人の「これはひどいな…」というツイート(笑)が気になったので、Gene Simmons観てみることに。
件のツイはDo You Love MeでKISSファン?Geneファン?が大量にステージ上に登場したことに伴うものだったようです。私がBIG ROCK STAGEに到着すると、Calling Dr. Loveを演奏している最中でした。KISS本隊よりもパワフルな演奏で上手いですね。良い(バック)バンドだと思います。Gene本人の声もよく出てます。ただ元々接吻チューンがあんまり好きではないこともあり、かつ接吻ショーのようなド派手な舞台演出効果があるわけでもないステージは、あんまり面白くありません。強いて言うとオイラPaul( Stanley)派なんだよなー。
結局、全部がKISSのカヴァーだったんですね。「この曲(も)退屈だな…。これKISSの曲じゃないでしょ…」とか思いつつ聴いてたのもあったんですけど、知らない曲だっただけのようで。ま、GENE SIMMONS BANDとしてのオリジナル曲があるかどうかさえ、チェックしてなかったのですが。
ラストのRock And Roll All Niteでは再びファンを大量投入。これ、キッス・アーミー(ファンクラブ)の人達なのかな? みんなでマイクを分け合って合唱…、って、いや、分け合ってはいないか(苦笑)。むしろ我先にとマイクを奪い合うかのよう。なんでド素人の歌声なんて聞かされなきゃいけないのよ。そんな中、マイクにありつけないファンは、ここぞとばかりにスマートフォンで自撮りしたりお互いを撮りあったり…www なんだコレ、客に見せるもんじゃないだろ。自分達のワンマンならともかく、フェスのステージで何をやっているのか? うんざりだよ。
ステージ上の熱狂と、フロアの冷笑。「ドン引き」という言葉をそのまんま再現したような構図だったな。SABATONの盛り上がりの後だけに余計に、、、、
<セットリスト>
01.Deuce (KISSカヴァー)
02.Parasite (KISSカヴァー)
03.I Love It Loud (KISSカヴァー)
04.Cold Gin (KISSカヴァー)
05.Do You Love Me (KISSカヴァー)
06.Shout It Out Loud (KISSカヴァー)
07.Calling Dr. Love (KISSカヴァー)
08.War Machine (KISSカヴァー)
09.Wall Of Sound (KISSカヴァー)
10.Got Love For Sale (KISSカヴァー)
11.Watchin' You (KISSカヴァー)
12.She (KISSカヴァー)
13.Let Me Go, Rock 'N' Roll (KISSカヴァー)
14.Rock And Roll All Nite (KISSカヴァー)


そういえばSABATONの後で(若い)ファンが帰宅してしまったのか、GENE SIMMONS BAND以降は寂しい集客がさらに寂しくなっていましたね。う~む、これ完全にタイムテーブルの組み間違えでしょう。せめてSABATONをトリ前にもってくれば、最後=神まで観てゆく人は多かったんじゃないかなー。
この萎んでしまった昂揚感を、ネ申に、そしてGraham Bonnetに取り戻してもらわなければNext Yearが来ないような気がするよ。


MICHAEL SCHENKER FEST
昨年、東京国際フォーラムでのライブを観て、さらにはその映像作品も購入しました。レポは→コチラコチラ。その単独公演の時とメンバーは同様、、、、…ですよね? ショウの構成も全く同じで、インスト曲を挟みつつ、ヴォーカルがGary Barden → Graham Bonnet → Robin McAuleyと交代してゆくパターン。Chris Glen(Ba)の「一番」Tシャツも全く一緒だよ(笑)。選曲は少々入れ替えてありましたね。
なので、あまり書くことがない。
強いていうと、グラハム口でけぇぇぇえええー!!! ってことくらい。
シルバーのスーツを着て登場しただけで笑いがこみ上げてくるし、マイクを丸呑みにする大蛇のようにでっかく口開けてシャウトしているところが巨大なスクリーンに映し出されるのは、壮観以外の何物でもありません。何度も吹き出しましたよww 不満だったのは服を脱がなかったことくらいですね。ラストのDoctor Doctorで上着を脱いでたくらい。ネクタイは相変わらず途中からだるんだるんでしたけど。サイコー。
ヴォーカリスト3人がそれぞれの「持ち味」(「歌唱力」とは言わない)をしっかりと発揮しており、そのおかげで良いショウになりましたが、Michael Schenker(Gt)本人もご機嫌麗しゅう&キレッキレのプレイで素晴らしかったですね。細かく丁寧に、それこそ一音ごとにプリング&ハンマリング、チョーキング&ビブラートをかけながら、かつあのスピードで弾くことができるってのがすげぇし、それがあの歌っているように聞こえるソロに結びついているんだろうなぁって考えてました。
初日のレポにも書きましたけど、今年のラウパのスクリーンに映してもらえるのはヴォーカリストとギタリストばかりですので、Steve Mann(Gt&Key)なんて大活躍しているのに、全ッ然映りません。おかげで、気がつくと頬肉をプルプル揺らしやがるChris“太り過ぎ”Glen(Ba)の醜態をあまり視界に入れずに済みましたが。
横綱相撲。そして、名曲は強し。ド派手な演出は全くありませんでした。照明も普通っちゃあ普通。でも、観た人はみんながみんな幸せになれる。そんなヘッドライナーらしいヘッドライナーでしたね。
<セットリスト>
01.Into The Arena

【 Vo : Gary Barden 】
02.Let Sleeping Dogs Lie
03.Victim Of Illusion
04.Cry For The Nations
05.Attack Of The Mad Axeman
06.Armed And Ready

07.Coast To Coast (SCORPIONSカヴァー)

【 Vo : Graham Bonnet 】
08.Desert Song
09.Dancer (Cho : Robin & Gary)
10.Broken Promises
11.Assault Attack

12.Captain Nemo

【 Vo : Robin McAuley 】
13.No Time For Losers
14.This Is My Heart
15.Save Yourself
16.Bad Boys
17.Rock Bottom (UFOカヴァー)

【 Vo : Gary & Graham & Robin 】
18.Doctor Doctor (UFOカヴァー)



1日目よりもさらにアリーナのお客さんが少なめな印象でした。でも座席はそこそこ埋まっているというのがどうにも…。。。
管理人自身、直前まで両日参加するかどうか迷っていただけに、ここ数年では最もラインナップ的に弱かったように思えます。それでも行って後悔することはありませんでしたし、「すげー!!」って感じたバンドは多かったです。うん、今年は「楽しー!」よりも「すげー!」だったかな。
また、照明効果に拘り抜いたバンドが多かったのも印象的でした。さいたまスーパーアリーナという、この巨大な規模で単独公演が出来るアーティストはラウパにこないわけですし、今やホールクラスの会場でライブができるメタル・バンドも限られています。ですので、バンドが出す音だけじゃなくて、照明やパイロ等々の舞台装置/演出を含めてのライブとなると、やはりLOUD PARKのステージを観るということは、特別な体験になるんじゃないかな、と。

2日間行って良かった!!
また来年!!


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COMMENT 4

お客様  2017, 10. 20 [Fri] 13:49

お疲れ様でした。
去年も1日目で似たような現象が起きたような。ブラガが終わった後の「お疲れ様ー!さあ、一服してから帰るか!」て空気感…w

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ヒゲ・スカイウォーカー  2017, 10. 21 [Sat] 19:10

お客様、

コメントありがとうございます!
仰っているのは昨年初日の、ブラガ→ドッケン→スコピの流れだと思いますけど(笑)、ブラガを観おわったファンはそれほど長くDOKKENを観たわけではないですから、今年ほどではなかったかとw 
SCORPIONSはヘッドライナーかくあるべしというステージで、ぐうの音も出ない感じでしたし。ただブラガは(ステージのトリとはいえ)サブステというのは合っていなかったと思いますね。メインステージのトリ前が相応しかったのではないかなと。

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メニ  2017, 10. 24 [Tue] 01:45

折角、スティーヴ・マンが居るのに

Destinyを演らないなんて・・・って毎回、思っちゃうんですが。
って、どうせ観れないので演らなくて良かった、が本音ですけど(^^;;;;

去年のBLACK EARTH単独では、クリスは結構アグレッシブになってて、音もビジュアルも華を一手に引き受けてるなーくらいに思ったのですが、そんなでもなかったんですね(^^;
あくまでS.A.だったりとか、なんか色々と想像しちゃいます(^^;;;

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ヒゲ・スカイウォーカー  2017, 10. 26 [Thu] 11:42

メニさん、

Destinyやったら私を含むファンは狂喜乱舞だったでしょうけど、どうもここらへんの楽曲の好みは日本と海外だとズレているようですよね。因みに、単独でやらなかったNo Time For Losersは、もうクドいほどサビを繰り返すので「もうええ!」という気持ちになったことを付け加えておきます(笑)。Destinyはダメでも(雰囲気が落ち着いちゃってもいいから)Never Ending Nightmareをやってくれればなーと思いました。

元々アチエネは音楽性に比してGtチームは大人しいバンドですし、Christopherは在籍時よりは地味じゃなくなっていた気はしますけど、フルタイム・バンドじゃないだけに注意深く演奏している感じですかね。
シークレットとして伏せておく案はバンド側から出たものみたいですので、本来はもっと後の方の出番であらかじめ発表されていたのかな、と思います。

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