LOUD PARK 17@さいたまスーパーアリーナ DAY1 (2017/10/14)

LOUD PARK 17 : DAY1 さいたまスーパーアリーナ (2017/10/14)

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LOUD PARK 17、1日目に行ってきました。
※2日目、10月15日の記事は → コチラ。


ラウパの日は雨が降ることが多いような気もするんですが、この日も小雨。傘をささずとも大丈夫なくらいでしたけどね。ずっとさいたまスーパーアリーナ内にいるならば、外の天候はそれほど関係ないんでしょうけど、管理人はちょくちょくけやき広場へGOしたりするのでね。空模様は気になるところです。

オープニング・アクトのALDIOUSから観るつもりで、9時半過ぎにさいたま新都心駅に到着しました。今年のラインナップで朝早めの時間だと、それほど混んではいないだろうと思っていましたが、入り口のゲート前には長蛇の列が、、、。ノー! 判断ミス! 全然入場掃けてないじゃないの。「あぁ…このままじゃ開演に間に合わないよぅ」と、やきもきしながらリストバンド交換の列が進むのを待ちます。待ちます。待ちます。
そして、待って待って入場したはいいけど、キャンギャル風おねいさんがいない。プレミアム・チケットの入り口の方にスタンバっていたのかしら。

因みに昨年は、1バンドも聴かないうちに耳栓を失くすという痛恨のしくじりをかましてしまった管理人でしたが、今年はグッズ売り場でイヤープラグを扱っているとのこと。去年のうちに売っていれば、1個(オイラの分)売り上げが増えたのにね。


ALDIOUS (O.A.)
ムキーッ!間に合わん! と急いでアリーナへ向かう途中で、1曲目が始まりました。
昨年はO.A.ではなく本編に出演しましたけど、今回も同じULTIMATE STAGEですね。多分、今後ALDIOUSが出演する時は毎回こちらのステージでしょう。ultimate melodiousなだけに。入場が十分に捌けていなかったこともあり、集客については少々可哀想だったかな、と。アリーナ前方エリアはなかなか埋まっていましたが、冷やかしの人を含めても、彼女らのステージを観てみたい人はもっといたような気がします。
1曲少ない5曲の演奏でしたが、昨年より良かったですね。Utopiaで明るく始まったのが、フェス初日のO.A.に相応しい感じでしたし、セトリ全体も新旧バランスのとれたもの。ヘンに気合いが空回りすることもなく、終始にこやかで良い雰囲気でした。(歌唱というよりフロントマンとしての)成長著しいRe:NO(Vo)の落ち着いたショウ運びも好印象。
Dominatorでのトキ(Gt)の霧吹きは、良いアングルでカメラが捉えてスクリーンに映し出されていました。そういえばこの時点から感じていたんですけど、今年のラウパのカメラはヴォーカリストとギタリストばかり映していて、ステージ後方にいるメンバー(必然的にドラマーとキーボーディスト)をあまり映さないな、と。いや、カメラは撮っているんでしょうから、スクリーンに映すカットを選択する時点で漏れているってことか。
…なんて感じたのも、Marina(Dr)をもっと映せー!と思っていたからかも(笑)。あととっきー、ソロの時にガバッと股開き過ぎw
<セットリスト>
1.Utopia
2.Luft
3.Imagination
4.Dominator
5.夜桜


あれ、そういえば今年、司会の人がいないよね。そしてスクリーンには「COMING UP NEXT」の文字が…。
つまりは、次に出演するバンド名のボードを掲げてステ-ジをクネクネ練り歩く、ラウパガール的な柳いろはたぁん(※)がいないってこと? マジで?
※昨年のレポを参照してちょ → コチラ。

ああ!
なんということでしょう!
船便遅延によるキャンセルも、レコーディング理由のキャンセルも無かった今年のラウパ!
だがしかし、人知れず「キャンセル」という病魔はこのフェスを蝕んでいたのです!!

柳いろは、キャンセル! ←
(そもそも出演のアナウンスしてないんだけども)


SKINDRED
グルーヴメタルの演奏の上に、レゲエやヒップホップの歌(と言っていいのか?)を乗せた、エビバディ・ジャンプ!ジャンプ!な音楽性。中心人物であるBenji Webbe(Vo)がユニオンジャックのフラッグやマフラー(スカーフ?)を使って目を引き付けたり、さかんにオ-ディエンスに語り掛けては、一体感を練り上げてゆくスタイル。演奏はパワフルだし、一緒に盛り上がることのできる音楽性はフェス向きではあるものの、自分の好みとはズレるので数曲観てから離脱しました。
<セットリスト>
1.Under Attack
2.Rat Race
3.Doom Riff
4.Sound The Siren
5.Kill The Power
6.Nobody
7.Warning


SKINDREDを途中で切り上げ、会場をウロウロすることに。待ち合わせるわけでもなく、早速Twitter繋がりの友人と遭遇しましたが、何故かTHERIONのTシャツで被るという珍事が発生(同じデザインではないが)。
スタンド使いがお互いに引き合うかのようだ。


BEYOND THE BLACK
むをおおおお!ジェニファーたんむをおおおお!
ドイツの女性Vo・シンフォニック・メタル・バンド。大雑把な認識としては、NIGHTWISHほど大仰でもパワフルでもなく、WITHIN TEMPTATIONほど美メロではない、というもの。なんか褒めてなくてスマン。楽しみにしていたアクトではあるものの、イモっぽいステ-ジを見せられるんじゃないかと思っていました。ところがどっこい、これがかなり良かったですね。
演奏が力強く安定してます。シンフォ要素はそれほどド派手にフィーチャーされてはおらず、装飾程度。予想よりもヘヴィでモダンな音像でしたね。曲の一部のパーツだけ抜き出すと、メタルコアっぽく感じられるところすらありましたもん。2016年にJennifer Haben嬢(Vo)以外のメンバーが全て入れ替わりましたが、もしかしてより強力なバンドになったのかしら? 元VISIONS OF ATLANTIS、現SERENITYのChristian Hermsdorfer(Gt、グロゥルも担当)がなかなかのテクニシャンで、ピロピロと弾き倒す様子に惹きつけられました。
で、そんなBtBのMost Bikkuri Pointは、演奏に埋もれることなくよく伸びてくるJenniferたぁんのヴォーカル。別に超人的な歌唱じゃないんだけど、元々の声質の良さはそのままに不思議と抜けてくる。バラードや静かなパートでの歌唱は、とりわけ絶品でしたね。MOTORHEADのカヴァー、Love Me Foreverではピアノの腕前も披露しました。つーかね、覚えたての日本語で一生懸命に挨拶するジェニファーたんに激萌えなの。あとね、歌ってる時の声は綺麗なんだけど、MCだとめっちゃキュートなの。なの。
ただなぁ…、このバンド、曲が弱いのよね。チラホラと印象的なフレーズはあるんだけど、それを活かしきれてないというか、アレンジがトッ散らかっているというか。惜しいバンドではある。Frontiers Recordsに移籍しないかなー(望)。Frontiersじゃあ完成度は上がっても無難に落ち着いちゃうかな。
<セットリスト>
1.Lost In Forever
2.Heaven In Hell
3.Songs Of Love And Death
4.Love Me Forever (MOTORHEADカヴァー)
5.Shine And Shade
6.In The Shadows
7.Hallelujah
8.Running To The Edge


L.A. GUNS
けやき広場でスタバっていた(スタンバイじゃなくてスターバックス)ので、終盤の1曲半くらいしか観てません。ラウパにおけるLAメタル勢に関しては、DOKKENRATTによるやる気のないパフォーマンス(どちらもフロントマンのせいですが)が頭にこびりついており、そのせいで負のイメージしかないんですが、彼らはパワフルでなかなか良さげでしたね。ほんとにチラ見程度なんですけど。
正直言ってメンバーに誰がいるか把握してませんし、名前を言われてもたぶんピンとこないんですけど、スター性のある一人がショウを引っ張るんじゃなくて、バンドがチームとしてまとまっているように感じました。
<セットリスト>
01.Over The Edge
02.Speed
03.No Mercy
04.Sex Action
05.Don't Look At Me
06.Killing Machine
07.Never Enough
08.Jelly Jam
09.Jayne
10.Rip & Tear


ANTHEM
開演を待つファンのアンセム・コールが熱い。
それを迎え撃つバンドももちろん熱い。
ただ、音は悪いですね。Drだけ妙に目立ってうるさいし、GtとBaの分離がイマイチでごちゃっとしてる。徐々に改善はしましたけどね。森川之雄(Vo)の調子は良いようでした。清水昭男(Gt)は相変わらず、リフとソロの切り替え/繋ぎ方がめっちゃ上手いですね。そしてシングルGt編成のバンドなのに、アンサンブルが薄くならないのが素晴らしい。ただ、Hunting Timeは劇的なGtソロが大きな聴きどころですけど、それは期待していたほどの構築美は感じなかったかなー。この曲を聴くことができただけで、そこそこ満足なんですけどね。
バンドの今と昔をバランス良くまとめてきたと思います。個人的には「旧・坂本時代」の楽曲はジャパメタのダサい(と考える)部分が強く出ていて苦手なんですが、逆にその頃のファンの人からしたら今の曲は歌メロが歌謡曲的に過ぎるのかも、なんて考えたりもして。ラウパ用に2種類のセットリストを用意しており、「より熱くなれる」方を選んだとのことですが、もう一つがどんなだったのか気になるなー。
<セットリスト>
1.Bound To Break
2.The Artery Song
3.Far Away
4.Road To Nowhere
5.Hunting Time
6.Venom Strike
7.Headstrong
8.Onslaught


BRUJERIAは観ないで、再度離脱&ウロウロ・タイム。
WINGERの途中からアリーナに戻りました。因みに、今年の会場は指定席エリアを大きく取ってあり、自由席チケットで座れる場所が例年と比べて少なかったので、ずっとアリーナ後方エリアを行ったり来たりしながら(大抵はPA卓横辺りで)観ていました。


WINGER
1stだけ持っているんですけど、実は良さがさっぱり分からないバンドです。ただこのバンドを高く評価する声は多く聞いており、生で観たらその理由が判明するんじゃないかとの期待を込めてのライブ鑑賞です。
ある曲では演奏めちゃくちゃメタリックじゃん!と思ったんですけど、その後、ハードロック的な大らかさがあったりブルージーであったり…と、曲毎に感触をガラリと変えてきます。要は引き出しの数ありまくりで、どうにでも演奏できる巧者揃いってことですかね。めちゃくちゃ演奏巧いのよ。余裕があるというか、押し引きを自由にコントロールできる者同士のあうんの呼吸によって、曲を如何様にも変化させられるというか。各々のソロタイムがありましたが、それが無くとも凄みはビシバシ伝わってきましたね。Kip“クルッとターン”Winger(Vo&Ba)とReb Beach(Gt)を中心に、メンバー全員がスタイリッシュな見た目を保っているのも素晴らしかったです。
やっぱり歌メロは大味でピクリとも琴線には触れませんでしたが(苦笑)、この演奏だけで十二分お腹いっぱいですわ。音楽自体は好きじゃないんだけど、生で観ると唸らされるこの感覚、DIZZY MIZZ LIZZYと似た感じだわ。
しかしバンドの好パフォーマンスとは関係ないところで、照明は最悪でしたね。目潰しするような眩しい白色ライトをずっとフロア側に向けっぱなしの曲がいくつかあって、ムカっとキた。今回のラウパでは、演奏とマッチした照明効果がショウの完成度を数段持ち上げている例が沢山あったので、その点だけが残念でした。
<セットリスト>
01.Midnight Driver Of A Love Machine
02.Easy Come Easy Go
03.Pull Me Under
04.Down Incognito
05.Rat Race
06.Rod Morgenstein Drum Solo
07.Headed For A Heartbreak
08.Can't Get Enuff
09.Madalaine
10.Reb Beach Guitar Solo
11.Seventeen


OPETH
50分の持ち時間で5曲。それでこそOPETH。とはいっても、セトリの紙を見ると、予定からCusp Of Eternityを削ったんですかね?
実に素晴らしかった。アルバムではMikael Akerfeldt(Vo&Gt)一人が好き勝手やっているようなここ数作ですけど、ライブではしっかりと“バンド”してました。全然レイドバックしてねーじゃん! めちゃくちゃ先鋭的だよOPETH! Joakim Svalberg(Key)はところどころヴォーカルも担当して大活躍でしたし、Martin Axenrot(Dr)の多彩な叩き分け is 凄い。というかどのメンバーも正しくプロだった。
相反する要素を1曲の中に同居させる手腕、その振り幅の広さと瞬間移行時のカタルシスの大きさは、この2日間のラインナップの中でも特に光っていました。これだけマニアックな音楽なのに、熱狂的に迎えられている光景は熱かったですね。Ghost Of Perditionでチビりそうになった。
<セットリスト>
1.Sorceress
2.Ghost Of Perdition
3.The Wilde Flowers
4.In My Time Of Need
5.Deliverance


OVERKILL
熱い!
速い!
激しい!
漢臭い!
エネルギッシュ!
脂ギッシュ!
何が何だか分かんないけど興奮する!!

それはそれは凄まじいライブでした。あたしゃあスラッシュ系バンドのCDをそれほど多くは聴いてないですし(彼らを純粋なスラッシュ・バンドだとは思わないが)、実際にライブを観る機会となるとまたグッと少なくなります。ラウパがほとんど唯一の場所ですわね。そんな数少ないスラッシュ体験の中ではありますが、このOVERKILLのステージのインパクトは絶大でした。2014年のKREATORを凌駕していたかもしれません。向こう(KREATOR)は威厳、こちら(OVERKILL)はヤケクソさという感触の違いはあるので、一概に興奮度合いの比較はできないですけどね。
「予想の遥か上を来た」という期待値からの上乗せ幅が、今年観たラウパ・アクトの中でぶっちぎりの最大でした…。別にナメていたわけじゃないのに、きっとすげぇライブをしてくれるだろうとは思っていたのに、それでもね。オッサンらしい老獪さなんざ笑い飛ばすかのように、激烈で喧しい。でも同時にきちんと統制されてるんだよなー。それがすげぇ。
Bobby“Blitz”Ellsworth(Vo)の年齢関係なしのエネルギッシュさ、D.D.Verni(Ba)のカッコイイ佇まいとアクション、Dave Linsk(Gt)とDerek“Skull”Tailer(Gt)の的確なコンビネーション、体力無尽蔵かのように叩きまくるRon Lipnicki(Dr)と、メンバー全員一丸となった突進力がなにしろ強力で、SSA内はすっげー盛り上がりでした。Blitzの金切り声シャウトと高笑いのコンボ技が最強過ぎて、火に油注ぎまくり。
セトリもヤバし!
<セットリスト>
1.Mean, Green, Killing Machine
2.Rotten To The Core
3.Electric Rattlesnake
4.Hello From The Gutter
5.In Union We Stand
6.Ironbound
7.Elimination
8.Fuck You (THE SUBHUMANSカヴァー)


ALICE COOPER
「この先、観る機会が訪れるのだろうか?」という点で、今年のラインナップの中でも最も希少価値が高そうなアクトの登場でございます。
ステージセットを組んでいるのを横目で見ている時から凄そうだとは感じてたんですよね。もうこれはヘッドライナーのショウですよ。
重々しい幕が上がって火花バチバチィのオープニングから、様々な小道具と衣装チェンジ、ダンサーによる演劇パート、Aliceを磔刑/ダッチワイフ人形との小芝居/ギロチン等様々な趣向、巨大フランケンシュタインがノッシノッシと闊歩してシャボン玉が乱舞して巨大なバルーンがアリーナをポヨンポヨン、紙テープドパーン!のエンディングまで、全身全霊のエンタメ・ショウでした。最高に楽しい。
で、そうしたギミックに目を奪われるだけではなく、肝心のバンドのパフォーマンスがまた素晴らしかった! 御年69歳のAlice Cooper(Vo)はしっかりと声が出ていて、決して管理人の好きな声質じゃないのにも関わらず、どこか惹きつけられる魅力があります。これがカリスマ性なのか…? そして、何をしでかすか全く予想できない動きがほんとスリリング。ドーンと中央で優雅に構えているんじゃなくて、お立ち台に昇って煽り、ステージの端から端まで動き回って各メンバーと万遍なく絡み、忙しく身体を張ったパフォーマンスに精を出し、オーディエンスをとことん楽しませる。それを一生懸命やってるんじゃなくて自然にこなしてる様子なのが何よりすげー。天性のエンターテイナー、プロ中のプロだわ。
(バック)バンドがまた凄腕揃いでしたね。中でも最注目は、長身女性ギタリストのNita Straussでしょう。トリプルギター編成のバンドの中では、唯一のテクニカル・プレイ担当。音楽性との相性もあるでしょうから、曲の中でGtソロ等の“美味しい”フレーズを弾く場面こそ少なかったものの、ソロ・コーナー(という名のAlice休憩タイムか?)を任せられるなど、魅せる面では最も重用されている感じでしたし、本人もそれに完璧に応えるステージングでした。ステージを走りまわり、ヘドバンしてギター回しして…と、とにかく華があります。その美貌とスタイルの良さも相まって、Alice本人と比肩するくらいの注目を集めていたんじゃないでしょうか。媚びてないセクシーさがめちゃくちゃカッコイイ! 男性にも女性にも好かれるギタリストなんじゃないかな。
そのほかの演奏陣も決して地味ではなく、それぞれに華やかさがあり、かつ的確でパワフルなプレイが印象的でした。とりわけGlen Sobel(Dr)の技巧に痺れましたね。
素晴らしいステージを見せてもらいました。ベスト・アクトに推す声も多いでしょう。
さすがヘッドライナー(違う)。
<セットリスト>
01.Brutal Planet
02.No More Mr Nice Guy
03.Under My Wheels
04.Nita Strauss Guitar Solo
05.Poison
06.Halo Of Flies
07.Feed My Frankenstein
08.Cold Ethyl
09.Only Women Bleed
10.Killer / I Love The Dead
11.I'm Eighteen
12.School's Out


EMPEROR
俺的ヘッドライナー。仮に目当てのバンドが彼らだけだったとしても、その日だけは参戦してた。なんせ2ndアルバム「Anthems to the Welkin at Dusk」の再現ライブは今回しか観ることが叶わないからな。20th Anniversaryっす。
セットリストは海外公演のものと同じでしたね。2ndを丸々やった後に、アンコール的に3rdと1stから。
というか、
圧倒的じゃないか、我が皇帝様は!!
天国のような地獄、地獄のような天国だこりゃあ。その音楽が描き出す光景は地獄絵図なんだけど、圧巻のステージを観ることができている幸福感に歓喜する、的な。
メンバー1人1人に着目してもめちゃくちゃ凄いんですよ。Ihsahn(Vo&Gt)のイケメソ・デスVoも朗々としたクリーンVoも歌いながら複雑怪奇なGtワークをこなす様子も、Samoth(Gt)のリフ弾き倒しと扇風機ヘドバンも、Trym(Dr)の粒が揃いまくったドラミングも、サポート陣(KeyはLeprousのEinar Solbergだった?)の的確な演奏も、全部が全部すげぇ。
でも何よりすげぇのが、EMPEROR以外の何者でもないこの峻厳で崇高な空気っすよ。徹底的に無慈悲で激しいんだけど、同時にあまりの荘厳さと美しさに息を呑む。もうポカーンと傍観するしかなくなるほどの衝撃的な音と光景です。
これはもう言語能力が退化して、
「尊い…。。。」
って繰り返すことしかできなくなるやつだ。
照明もまた素晴らしかったですね。激烈で荘厳な音楽に完璧に連動。スタートしてからずっと禍々しいグリーン主体の照明だったのが、With Strength I Burnが始まった瞬間に深紅に変わったのが最高にクールだったし、その後再びグリーンに回帰して「Anthems to the Welkin at Dusk」を締めくくる。3rdからのCurse You All Men!では青、1stのI Am The Black WizardsInno A Satanaでは再び深紅と、拘りを感じさせてくれたのがもう最高です。
1st「In the Nightside Eclipse」を完全再現した初来日の時(レポは→コチラ)も感激しましたが、ラウパのでっかい舞台で観ることができた今回はさらに大きな感動。
ありがとう、最高の讃美歌でした。
<セットリスト>
01.Alsvartr (The Oath) ~ Ye Entrancemperium
02.Thus Spake The Nightspirit
03.Ensorcelled By Khaos
04.The Loss And Curse Of Reverence
05.The Acclamation Of Bonds
06.With Strength I Burn
07.The Wanderer
08.Curse You All Men!
09.I Am The Black Wizards
10.Inno A Satana ~ Opus a Satana



これにて1日目終了!!

今年のLOUD PARKは出演バンドを集めるのに苦慮しているような雰囲気が漂っていましたし、実際にラインナップが出揃った段階でも「う~~~ん、今年はイマイチ弱い…」という感想が多かったように思います。私も直前まで2日とも参加するかどうか迷っていましたし。そんなギリギリまで判断付かないの初めての経験ですよ。
そんなこんなで、昨年&一昨年と比べると、かなり人は少なかった印象ですね。前方アリーナは埋まっても、後方は夜になってもスカスカだったり。入場規制があったのって、もしかしてSLAYERの時だけかな?


2日目に続く…!!


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COMMENT 2

かつ丼  2017, 10. 17 [Tue] 20:29

レポお疲れ様です。
Emperorをラウパのステージで観たいと思っていたら
まさか観れるとは(笑)
途中から私も頭の中で尊い...ぐらいしか浮かばないぐらい
いいステージでした。
OVERKILLですかね3曲ぐらいしか知らなかったですがエネルギッシュなステージで
また観たいなんて思いました。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2017, 10. 19 [Thu] 20:12

かつ丼さん、

EMPERORに関して、当初はラウパではなく単独公演が良いと思っていましたけど、結果ワンマンと変わらないくらいのセトリでしたし、何より照明が素晴らしかったので、ここで観ることができて良かったなーと感じています。
OVERKILLに限らず、スラッシュ系は曲を知らなくても体感的に楽しめる点が強いですね。特に今回の彼らの演奏は、予習したとかしてないとか関係ない、素晴らしいものでした。

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