Jupiter Presents 『 The Wishing Ceremony Vol.4 』 @新宿BLAZE

Jupiter Presents  『 The Wishing Ceremony Vol.4 』 新宿BLAZE (2017/10/9)

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来年の2月をもってヴォーカルのZINが脱退するという、驚きの発表をしたJupiter
その木星主宰のイベントに行ってきました。出演はJupiterのほか、GALNERYUS摩天楼オペラSilexCROSS VEINUnlucky Morpheusという、凄まじく豪華なラインナップ。『PURE ROCK JAPAN LIVE』をややV系寄りにした、みたいな顔ぶれですね。
管理人的にはですね、JULIAたぁんとふっきーが、そしてふっきーとhibikiとJaYが同じイベントに出るってのが むをおおおお!むをおおおお!

タイムテーブルは以下のとおりです。

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ふ~みん、あんきも→ガルネリと2ステージ連続だね(笑)。ドラムのセット・チェンジの兼ね合いだろうけど。


CROSS VEIN
木星HIZAKI(Gt)の“身内”バンドということもあるんでしょう、CVがトップ出演です。
イベントのトップバッターとしての「役割」をきっちりと果たした、良いパフォーマンスだったのではないかなと思います。MCを曲中に挿入することで、空気を弛緩させなかったのも◎。JULIA姫は新しいドレス(黒と若草色?ベースの柄モノ)をお召しでしたが、装飾多めのゴージャスさが広い舞台にお似合いでした。エタドリ終わった後くらいだったかな、ドレスの背中部分を気にしていて、すわまたもやSexyトラブル!?貧ぼっちゃまアゲインか!?ってなりましたが、どうやら大丈夫だったようで(笑)
弦楽器隊はステージを広く使って動き回っていたし、KeiTaro(Key)は弾かない時は前に出てきて煽っていましたけど、それでもこの後に出演した各バンドと比べて、物足りなかったのは「熱量」でしょうね。熱さ。そういうところを中心に押してゆくバンドではないし、フロントマンの資質や向かうべき方向性/演出にも依るところなので、十把一からげにして比較するのはナンセンスなんだけど、それでもね。全体的に音が「綺麗」だからかな。
5月の『nonLinear Metal DynamiX EXTRA Vol.4』@CLUB CITTA'では貫録すら感じるショウを見せてくれましたし、8月の主催ライブは過去最高ともいえるステージでしたけど、対バンの顔ぶれが異なるとやはり違う世界/レベル/景色への渇望も芽生えてくるってもんです。この日のYoshi&MASUMIのコンビネーションがイマイチぴったり合ってなかったこともあり、他のバンドのギタリストやギター・チ-ムと比べると、見劣り/聴き劣りしたのも事実。ま、まだまだ進化/深化するバンドだと思うので、心配しているわけではないんですけどね。期待しかない。
来年のおそらく早い時期にアルバムが発表されることや、ワンマン/対バン含むライブの追加等、情報解禁が複数ありましたので、今後の活動を引き続き楽しみにしています。
<セットリスト>
1.Royal Eternity~Eternal Dream
2.The Revival
3.Brightest Hope
4.Maid of Lorraine


Silex
MASHA(Gt)の兄貴でサポートKeyのYOSISIを含む、フル編成でのステージ。というかYOSISIのいないSilexって観たことないんですけど。
80年代HR/HMのエッセンスを集めたような楽曲は分かり易く、かつ盛り上がります。それでいて技巧的には古臭さを感じさせないのが見事。CVによる耽美でカッチリしたステージからガラッと一変、フロアが明るいエネルギーに満ち溢れました。大きな身振り手振りでお客さんとコミュニケ―ションを取りながら歌う、Pete Klassen(Vo)のキャラクターのおかげもありますよね。大きな体躯だけでも武器になるのに、このフレンドリーさはフロントマンとして最高です。フロアを味方につけるのが巧い人だと思う。勿論、歌唱力ありきの話ですけど、その点この人はまるで問題ありませんし。
でも前にも書きましたけど、このバンド、歌メロや楽曲展開がありきたりで面白くないのよね。アンサンブルの旨味を巧みに押し出してくるMASHAとhibiki(Ba)の妙技が無かったら、個人的にはちょっと厳しいかもな…。あと、観た位置にもよるのかもしれませんけど、Keyの音があんまり聞こえなかったのは残念でした。
<セットリスト>
分からん。4曲。


摩天楼オペラ
うぉー、幕が開いてのっけからドコドコドコドコドコ…なBURNING SOULで燃えるゥ!!
…んですけど、苑(Vo)あんまり喉の調子よくなかったですね。かなりラフ。今まで観た中で一番不調だったかもしれません。元々絶唱気味に歌うスタイルの人であることも相まって苦しそうでした。今年から来年にかけてライブ本数が多いですから、喉を壊さないかちょっと心配ですね。
あと、悠のドラムはやっぱり苦手。とにかく音量がデカいです。ウルセー。しかもあんまりオカズを入れずにバスドラムを踏み続け&スネアを叩き続けるもんだから、なんだか24時間耐久レース染みてるというか、ストイックな「修行」のようにも感じられてきます。もっと多彩なオカズをくれ。そうそう、メタル系には珍しくレギュラー・グリップで叩いてるのに気づいて、「意外!」ってなりました。
気になる点はありましたが、とはいえバンドの地力はさすがの強さだし、メタル色の濃い楽曲で固めたセトリは好みだしということで、かなり楽しむことができました。めちゃくちゃ熱いステージ。何よりサポートのJaYのGtがツボなのでね。
<セットリスト>
1.BURNING SOUL
2.止まるんじゃねえ
3.Curse Of Blood
4.Psychic Paradise
5.GLORIA
6.PHOENIX


Unlucky Morpheus
Jillたぁん(Violin)がサイドポニーでむをおおおおお!
個々のメンバーの技術レベルの高さは、この日のとんでもないメンツの中でもなお輝くものがある人達なんですけど、なんだろこのつまらなさは。メンバーそれぞれに着目して聴く/観ると、「すげー!」ってなるんですけど、バンド総体として放たれる音に全然ピンとこない。
これ、メロディ感の有無、それとVoと各楽器が担当する音域の問題だと思うんですよね。ざっくり言うと、Violinが高音域を、リズム隊とヘヴィなGt×2本が低音域を担当している音像なんですけど、メロディの美味しいところである中音域がふっきーのヴォーカルしかないんですよね。同期音源がほとんど聞こえなかったから余計に。他の楽器に(同期が)掻き消されているのか、はたまた観た位置の関係で聞こえなかったのか不明ですけどね。メロディ感(コード感?)に乏しいから、正直言ってふっきーが一人で喚いているだけに聞こえた。
高/中/低、それぞれの音が乖離して感じられるという点、以前からあんきもの音楽と自分の好みが重ならないなーと思うところだったんですけど、近作で急速に解消されていました。具体的には「VAMPIR」(2015)以降。その感想でも触れましたけど、Keyによる装飾がふっきーのVoと演奏を繋ぎとめていたから。それをこの日は感じることができませんでした。う~ん、あんきも、CDで聴く分にはサイコーなんだけどなぁ。
年間ベストでも選んだ名曲Phantom Bloodが目の前で鳴らされているのに、ピクリとも感じない自分はバカになってしまったのか!?という感じ。間奏になると、紫煉と仁耶の2人が美味しいフレーズをバシバシ決めてくれるんですけど、間奏以外のバッキングだとメロディがまるで伝わってこないよー。あ、ラストのChange of GenerationのGtソロは、他の曲の美味しいフレーズの数々をぶっ込んだロング・ヴァージョンで演奏されて、かなり聴き応えありましたね。これは良かった!
全体的には残念無念。最愛のヴォーカリスト(の一人)への意識はそこそこに、ふ~みん(=森下フミヤ、FUMIYA)の叩きっぷりとJillたぁんのライブにおける貢献の大きさとステージングの映えっぷりにばかり集中していました。同期がきちんと聞こえた人がいたとしたら、そのライブ感想がちょっと気になるところではあります。
<セットリスト>
1.Black Pentagram
2.Phantom Blood
3.La voix du sang
4.Change of Generation


GALNERYUS
この日の素晴らしいラインナップをしても、さらに別格との認識に落ち着きました。ガルネリ凄かったです。アタマ2つ分くらい図抜けていた。
FUMIYAが加入してからは初めて観ましたけど、こりゃあすんごいね。金物系の使い方が彼の特徴なんて言われるようですけど、今回初めてそのことを認識しました。多彩極まりないオカズの入れ方、それと各プレイを繋ぐ滑らかさが驚異的ですね。泣きまくるGtソロを頂点に配した間奏のドラマティズムは、ガルネリの大きな大きな聴きどころの一つです。FUMIYAのおかげで、そのGtソロに雪崩れ込む前の緊迫感とソロから得られるカタルシスの大きさが半端ねーことになってました。この日のびっくりポイント。
そして観る度に再確認する、SYUの凄みですね。メロディックなメタルを指向しているギタリストで、感情表現と技巧をこのレベルでバランスさせている人って、ちょっと他には思い浮かばないですね。「日本では」とかじゃなくて、「世界で」ね。ほんと大袈裟な話じゃなくて。
SHOこと小野さんはイヤモニの調子が悪かったのか、ずっと気にしていました。でも、肝心の歌唱にはまるで影響ない様子(つまりすげー)でしたし、常ににこやかに場を和ませる。正にプロ。
セトリは、良い意味で「ヒネリが効いていた」、悪い意味で「オイオイこのメタルの祭典でその曲やんのかよ?」という感じ。は意外過ぎて内心快哉を叫びましたけど、縦ノリピョンピョンなTHERE'S NO ESCAPEは正直つまんないから別の曲をやってほしかったかな。DESTINY始まりは一気にフロアの温度が高まった(後方からの押しがw)し、こういった必殺曲を惜しみなく繰り出せるバンドは強いんですよね。つーか、問答無用に興奮度マックスになっちゃうこのパターンは卑怯だ(笑)
<セットリスト>
1.DESTINY
2.THERE'S NO ESCAPE
3.HEAVENLY PUNISHMENT
4.絆
5.RAISE MY SWORD


Jupiter
ZINが熱い! そしてちょい太った?(笑)
圧巻のガルネリの後でしたが、とても盛り上がりました。木星メンバー、めちゃくちゃ気合い入っていたと思います。特にZIN。煽る煽る。そして褒める。感謝する。その繰り返し(笑)。これは今までJupiterを観たことがなかった男メタラーには堪らんものがあるんじゃないですかね? なんとなく「いがみ合っていた男同士がガチで喧嘩した後にすっげー仲良くなっちゃった」系の心模様があるもん(笑)。
曲のスタイルが変わったというより(それもあるけど)、ライブの場の空気の変化がバンドにとってもファンにとっても大きいんじゃないかなと思いました。ちょっとファン層の入れ替わりを感じたので。男性ファンが増えて、もしかしたら女性ファンが減ってる。もしくは後方からゆっくりと観てる。そんな感じ。ラストはサークル要求してたしな。で、ちゃんと出来上がってしな。
HIZAKIの音抜けが良かったです。彼のGtサウンドがとりわけ好きなわけじゃないですけど、CVのGtチームはライブでのトーンやアンサンブルの中での目立たせ方等、見習う点が多いなと思った次第です。
Blessing of the Futureでスタートしたのは興奮しましたけど、あとはここ最近観たのと似たような選曲と感想になります。もうちっと意外性を提供してくれるとよいですけどね。ただ、真摯で真っ直ぐ、愚直なまでにメタルなステージでしたし、ZINが脱退しちゃうのは本当に勿体ないなと感じました。彼とバンドとファン、それぞれにとって良い結果に繋がることを祈るのみですね。(まだ抜けるまでに期間あるけど)
<セットリスト>
分からん。
1.Blessing of the Future
2.ARCADIA
で始まって、途中に
WE AGAINST
やって、
TEARS OF THE SUN
Symmetry Breaking
で締め?


長丁場のイベントでしたけど、それぞれのバンドが自分達の強みを活かしたステージを見せてくれましたし、転換もスムーズだったので、充実感半端ないイベントになりました。ふっきーのMCの如く「今日は言うまでもなくネ申イベントだぁぁああー!!」でしたね。いやー素晴らしかった。
これだけ豪華な顔ぶれが揃ったんだから、最後に全バンド・メンバー揃って記念撮影でもしてほしかったな。
(ふっきーとJULIAたぁんが同じ写真に収まってほしいだけ)


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COMMENT 4

かつ丼  2017, 10. 10 [Tue] 21:07

行きたかったそれだけで締めたいですが
ラウパ、1日だけにしてこっちに行けば良かったです。
そういえばSilexのMCでアルバムの話とかありました?

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ヒゲ・スカイウォーカー  2017, 10. 12 [Thu] 11:32

かつ丼さん、

1バンドの持ち時間は短めでしたが、イベント全体で考えるととても満足度の高いものでした。お客さんがどの出演者に対しても敬意を払ってるようでしたので、フロアの雰囲気も良かったですしね。

Silexは具体的な発売日には言及していませんでしたが、アルバムを引っ提げてツアーとは言っていたので、その初日までにはリリースされるかもしれませんね。

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尚  2017, 10. 13 [Fri] 01:42

初めて書き込ませて頂きます。
悠のレギュラー・グリップは今夏のツアーからです。
去年夏頃から左腕が上手く動かなくなり、ジストニアの疑いがあるとの診断があったらしく、そのリハビリというか対策で叩き方を変えたようですよ。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2017, 10. 13 [Fri] 18:41

尚さん、初めまして。

コメントいただき、ありがとうございます。

なるほど、試行錯誤した結果のレギュラー・グリップだったのですね。レギュラーであそこまで力強く叩くことができるとは驚きです。

ご教示いただき、ありがとうございました!

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