IN FLAMES「SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE」


IN FLAMES「SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE」 (2004)

前作「REROUTE TO REMAIN」(2002)で大胆にイメチェン(死語?)し、脱メロデスを成し遂げたIN FLAMESの7thアルバム。プロデューサーは前作と同様、Daniel Bergstrand。

モダン化した姿のままアグレッションが増しており、何だかジャケの色合いの変化がそのまんま音に反映されているかのように、より暗くヘヴィになっています。北欧らしさが溢れるタイプの叙情とはもはや無縁ですが、メタル・バンドとしての強靭さは強く感じます。
前作の大きな特徴であった、ビッグなコーラス・ワークとKey由来の浮遊感はいくぶん控えめになっています。とはいえ、押し出し方が少し異なるだけで、それらはしっかりと存在していますね。④Touch Of Redとか⑥My Sweet Shadowとか。

前作からの反動なのか、一気に攻撃力が上がったことで、発売当時はなかなか気に入ったアルバムだったように思うんですが、今聴くとそんなこたぁないですな(笑)。リフは目立つし疾走感もあるので、パッと聴きの印象は良かったんでしょうね。
(サビ以外は)初期っぽさのある③Dead Aloneはリフに混じるカンカンカンカン!って効果音がクセになるし、⑧In Search For Iもそう。⑩Superhero Of The Computer Rageもリフのかっこよさと疾走感がポイントの曲ですけど、クリーンとデスが手を取り合って~的なサビも良いんですよね。
本作中最も気に入ったのは、ヘヴィ・バラード調の⑦Evil In A Closet。てめーAnders FridenのクリーンVo気に入らねぇって言ってたじゃねぇかよ!?って突っ込まれるような気もしますが、これはメロディと劇的な展開がツボだったんで、プラスマイナス相殺ですかね。曲名をシャウトする時の感情の込めっぷりが見事だし、実はサビのメインVoに寄り添うコーラスがええ仕事してますので。


…と、好きな曲も見つけられる作品なんですが、引き続きモダン化路線は堅持しており、初期の頃とは“別バンド”であるという点は変わりありません。前作で感じた「軟弱さ」が減じていることは、ウチのブログ的には評価ポイントですね。

【お気に入り】
⑦Evil In A Closet
⑩Superhero Of The Computer Rage
③Dead Alone のリフ
⑧In Search For I のリフ
②The Quiet Place のサビ


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