森重樹一「ROCK&ROLL SWiNGER」

森重樹一_rockrollswinger
森重樹一「ROCK&ROLL SWiNGER」 (2014)

ZIGGYのヴォーカリスト、というか今やZIGGYそのものと言っていいかもしれない森重樹一による、ZIGGY結成30周年を記念した企画盤。ソロ名義ではありますが、その内容は全てZIGGY曲のセルフ・カヴァーになっています。しかも、Key+Dr+Baという「ピアノ・トリオ」をバックにしたカヴァー。

ソロで2004年に「ROCK & ROLL SiNGER」というアルバムを出していますが、それに引っ掛けているんですね。簡単ではあるけれど、内容を的確に表した良いタイトルだと思います。パソコンに取り込むときに、いくら検索しても作品情報をきちんと拾ってきてくれませんでしたけど。シンガーじゃなくてスウィンガーなんだってば!っていうw
同シリーズの第二弾も今年出ています。

収録曲は以下のとおり。
01. GLORIA
02. DON'T STOP BELIEVING
03. ONE NIGHT STAND
04. BURNIN' LOVE
05. SING MY SONG
06. HOW
07. TOKYO CITY NIGHT
08. BOOGIE WOOGIE TRAIN
09. EASTSIDE WESTSIDE
10. 6月はRAINY BLUES
11. BORN TO BE FREE

後半ちょっとヒネリはあるものの、代表曲ばかりですね。かつ初期曲ばかり。

曲によってはViolin、Cello等の弦楽器がゲストで入りますが、ギターは無し。満園英二(Dr)に清(Ba)という、名うてのミュージシャンがリズム隊を務めていますが、本作の作風を決定づけているのは何といってもKeyの佐藤達哉。以前からZIGGYの活動に関わってきた人ではありますが、ここでは全曲のアレンジを手掛けて、もう独擅場のような大活躍っぷりです。乱舞するピアノの気持ち良さ、鮮やかさは最高です。①GLORIAはめっちゃ「スウィング」してるし、④BURNIN' LOVEではピアノ&弦の緊張感と気品にグッときます。

ピアノに負けないのが森重のヴォーカル。ソロ作なんだから負けてなくて当然ッちゃあ当然かもしれないですけど、如何に個性的な歌い手であるかということを、今一度思い知らされます。「クセのある歌い手」と言い替えてもいいかも。アレンジはまるで原曲とは別物/別ジャンルの音になっているのに、やはり森重の“声力”に引っ張られるかのように、あぁZIGGYだなぁ…って感想に落ち着きますもん。


企画盤としてはなかなか面白いです。原曲のお気に入り度が、そのまま本作のヴァージョンでのお気に入り度には繋がらないっていうのも興味深い。まぁほとんどが大好きな曲ではありますし、この面白さも原曲のメロディの良さがあってこそ、ですけどね。

【お気に入り】
④BURNIN' LOVE
⑤SING MY SONG
⑥HOW
①GLORIA
③ONE NIGHT STAND


※カテゴリは<ZIGGY>に登録しました。


スポンサーサイト



COMMENT 0