EDGUY「MANDRAKE」


EDGUY「MANDRAKE」 (2001)

Tobias Sammet(Vo)率いる、ドイツ産メロディック・パワー・メタル・バンドの5thオリジナル・アルバム。
ミックスはMikko Karmila、マスタリングはMika Jussilaという北欧コンビ。

化けたよ、化けた。

ものすごい進化/深化ですよこれは。
メロディの充実っぷりがハンパないです。明快でキャッチーなんだけどヘンに浮ついておらず、バンドが放つオーラが前作「THEATER OF SALVATION」(1999)までとは比べ物にならないくらい強い。あと陰りを帯びてきたのが、めっちゃ管理人の好みの方向性ですね。ジャケットの印象や色合いに引っ張られているのかもしれないけども。

ツボを得た展開で聴き手を飲み込む大作①Tears Of A Mandrakeから、前作収録のBabylonをアップデートしたようなメロパワ・チューン②Golden Dawnへと続く冒頭の流れが、とにかく必殺。トビーの歌唱も冴え渡ってます。

メロパワ系のバンドが中近東テイスト濃いめの曲に挑戦すると、何故かただタルいだけの退屈な曲が誕生するという法則がありますが…って前作収録のBabylonでも同じようなこと書きましたけど、そこはさすがTobias! ミステリアスな味付けをしつつも、③Jerusalemはキャッチーに、⑥Pharaohはドラマティックな大作にと、見事な仕上がりをみせています。後者は中盤の大きな聴きどころになっていますし、この曲がアルバム一のブチ切れVoをフィーチャーした⑤Nailed To The Wheel(ヘドバン必至)に続くってのがまた良いのよね。

、そしてもそうですけど、ミドルテンポ曲の煽情力の高さが、本作の勝利の要因なんじゃないかと思いますね。。透明感を感じるKeyとどっしりした演奏、アンセミックなコーラスを持つ⑨Painting On The Wallも強力ですし。
また、それらの曲の存在が、正攻法であるところのメロスピ/メロパワ曲をより輝かせているのも見逃せない点です。ライブのセットリストに後々まで残り、彼らが南瓜の眷属であることを如実に示す⑩Save Us Nowも光ります。


捨て曲なしどころか、全編を印象的なメロディが貫きまくる名盤。
黄金期の幕開けって感じ。

【お気に入り】
①Tears Of A Mandrake
②Golden Dawn
⑤Nailed To The Wheel
⑩Save Us Now
⑥Pharaoh
③Jerusalem
⑨Painting On The Wall
⑧Fallen Angels


スポンサーサイト



COMMENT 0