『パピヨン』

パピヨン
『パピヨン』

映画『パピヨン』を観ました。
スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの共演ざます。

1931年、胸に蝶(パピヨン)の刺青をした男(スティーヴ・マックイーン)が殺人罪で終身刑を言いわたされ、南米の仏領ギアナの刑務所に収容される。しかし彼は幾度も脱獄を繰り返しては失敗し、ついには親友ドガ(ダスティン・ホフマン)とともに脱獄不可能の孤島に送り込まれるが…。


以下、ネタバレ気味なのでご注意を。
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何だか波乱万丈過ぎるな!
でもこれが実話を基にした伝記小説を映画化したものだっていうんだから、驚き。どこまで史実に基づいているかは不明ですけどね。

ひたすら自由を渇望し、脱獄を繰り返すパピヨンことスティーヴ・マックイーン。
巻き込まれ型のミスター牛乳瓶底眼鏡=ドガことダスティン・ホフマン。

ところどころコミカルなシーンはありつつも、暗く厳しいトーンに覆われた作品です。独房に入れられ、さらに灯りを奪われたシーンの閉塞感たるや、見ているこちらまで息苦しくなるほどです。
でもそんな中、ひときわ印象に残るのは、マックイーンの目の強さ。独房の闇の中で瞳だけがランランと青く輝いているシーンはその代表的なところですが、どんな状況下でも常に希望を絶やさず不屈の闘志を燃やす続ける、その目の演技がものすごいです。

後半からは怒涛のトンデモ展開が連続し、息をもつかせない。というか、突拍子が無さ過ぎて、アタマん中にハテナマークが???って浮かびまくるんですが、マックイーンの目力演技と、ホフマンの妙に味のある演技で軽々と乗り切ってしまいました。
2人の交流シーンで涙を誘うのが二つ。
一つ、独房生活から戻って来たパピヨンをドガが迎え、「誘惑に勝てるかどうかで人間の真価が決まる」と(ちょっと偉そうにw)言うシーン。
そして、無謀な脱出劇を敢行するパピヨンと島に残るドガが、別れの抱擁を交わすシーン。

結局、映画でも小説でも、オイラにとって重要なのは、印象的なシーンがあるかどうかなのよね。
それ以外のことってすぐに忘れちゃうからさ(笑)


因みに、原作小説はイタリアのプログレッシヴ・ロック・バンド、LATTE E MIELEの1973年作「Papillon」で、終盤に流刑地監獄として登場するフランス領ギアナのデビルズ島はMEGADETHの2nd収録曲Devil's Islandで、それぞれモチ-フになっていますね。


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