BABYMETAL「LIVE AT WEMBLEY」


BABYMETAL「LIVE AT WEMBLEY -BABYMETAL WORLD TOUR 2016 kicks off at THE SSE ARENA, WEMBLEY-」 (2016)

「メタルは正義、カワイイも正義」なベビメタちゃん、イギリスのウェンブリー・アリーナでのワンマン公演を収録したDVDです。Blu-rayも出てます。収録日は、2016年4月2日。

この公演が発表された時、ウェンブリー・アリーナではなくて、ウェンブリー・スタジアムかと思ったんですよね。スタジアムで海外単独公演をやってもおかしくないと感じるくらいの勢いが、当時のBABYMETALには既に存在していたってことでしょう。というか、ウェンブリーといえば頭ン中ではイコール=スタジアムで、それとは別にアリーナというものがあることを知らなかったんだけどさ(笑)。
因みにウェンブリー・アリーナの収容人数は12,500、ウェンブリー・スタジアムは90,000だそうな。さすがに9万はムリかw

管理人が以前観たライブと同様、スター・ウォーズ風のオープニングを始めとした、CGによる「紙芝居」を挟みつつ進行する、一大エンターテインメント・ショウ。ゴシカルなステージセットも豪華です。ステージ中央からフロアへと花道が伸び、突端には円形の舞台があります。
イギリスのお客さんのノリはサークルありモッシュありと、ヘヴィ・メタル、それもエクストリーム寄りのメタルと変わりませんね。日の丸のハチマキをしたり、色んな“小道具”を掲げていたりと、多少ファニーな空気はありつつも、ガチムチなメタルヘッド諸氏が暴れ回っております。女性客も多いですけど。そして何より歌うこと歌うこと。外国人が日本語の歌詞を歌いまくってるのを見るのは、なかなか不思議な光景ですし、胸が熱くなるってのも事実。

BABYMETALを音源という面から捉えると、そこでは作曲者やアレンジャーも含めた「チーム」としての凄さが際立っていると思いますけど、ライブという“生”の場になると途端に、神バンド、そしてSU-METAL/YUIMETAL/MOAMETAL=3人の凄さが強烈に浮かび上がってきます。
3人のダンスのキレっぷりが半端ない。アイドルというか、むしろアスリートのようだ。一糸乱れぬこの振り付けの精度は、キビキビとかいうレベルじゃねーぞ。メカニカルとも言えるかも。ものすごい修練の賜物だということが、ビシバシ伝わってきます。何だか3人の動きだけ早回し再生してるみたいに見えるもん。
3人のメカニカルなダンス。ぴったりと動きが揃っていて、マネキンのように思える冷徹な動きのキレがあるからこそ、kawaii振り付けや表情の豊かさや、ふとした瞬間にこぼれ出る10代の少女の素の表情が、コワモテ・メタルヘッドのメタルハートを蕩けさせるのでしょう。要はギャップ萌えですよね。

特に凄ぇのが、踊りながらマイクを持ち替えるSU-METALですね。というか、マイク・パフォーマンス全てが凄ぇ。口元とマイクの距離がまるでブレず! 私が観たLOUD PARK 13でのライブ(レポは→コチラ)、それと幕張メッセ イベントホールでのライブ(レポは→コチラ)では彼女、歌う時に音程を探してるように感じたんですけど、この時点では常にビシッと歌い出しからキメてくる。成長してるなぁ。素晴らしいなぁ。元々、声質には他の人とは違う魅力がある人だしね。

神バンド、この時の編成は、大村孝佳(Gt)・藤岡幹大(Gt)・BOH(Ba)・青山英樹(Dr)でしょうか。
3人のダンスと同様、ブレない、ジャストな演奏を聴くことができます。こちらも凄まじき精度です。工芸品のような機能美と芸術性というかね。
しかしほとんどずっと3人(と客席)を映してるから、画面上での神バンドのフィーチャー率は低めです。ステージ中央付近にいるBOHと青山はともかく、両端のギタリスト2人はあんまり映らないしね。要所々々では手元のアップがあったりはするんですけど、その点がちょい残念でした。
あ、でもCatch me if you canの前に演奏陣大フィーチャー・パートがあって、それがSUを休ませるタイミングにもなっていたりと、構成は考えられてますし、私が必要以上に演奏にも注目したいって思ってるだけかもしれませんけどね。

紅月 -アカツキ -での「アカツキだぁー!!」からのパイロドカンドカン、Amore -蒼星-での演奏の劇的さと指先まで意識を研ぎ澄ませたSU-METALの所作の美しさに、不覚にも泣いちまいましたよ。要はSUソロ曲が好きなんでしょうけど。あと、メギツネ「なめたら いかんぜよ!」に漏らした。
また、THE ONE -English ver.-で、スクリーンで日本のライブ・ビューイング映像と繋ぐ演出は素晴らしいですね。会場のあちこちから掲げられる国旗にもジ~ンとクる。曲自体はそれほど好きな部類じゃないですけど。


プロ中のプロによるエンタメが味わえる、素晴らしいステ-ジであり、映像作品です。
パフォーマンスもすげーですけど、BABYMETALの存在が海外のガチメタラー達に熱狂的に受け入れられてる光景、これに心動かされますよ。
シーユー!


01. BABYMETAL DEATH
02. あわだまフィーバー
03. いいね!
04. ヤバッ!
05. 紅月 -アカツキ -
06. GJ!
07. Catch me if you can
08. ド・キ・ド・キ☆モーニング
09. META!メタ太郎
10. 4の歌
11. Amore -蒼星-
12. メギツネ
13. KARATE
14. イジメ、ダメ、ゼッタイ
15. ギミチョコ!!
16. THE ONE -English ver.-
17. Road of Resistance


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