年間ベスト 1985年

1985年リリースの私の好きなアルバムと楽曲とジャケットをランキングにしてみました。
対象は、1985年に発表された音源のうち、この記事を書くまでに私が購入した31作品です。

【アルバム】

1、HELLOWEEN 「WALLS OF JERICHO」
helloween_wallsofjericho.jpg 記事は→コチラ
充実のフルアルバム。「スラッシュ・メタルを想起させる突進力+バラエティ豊かなメロディ」で隙無しの超名盤。名曲多し。Kai HansenのVo?作風には合ってます(笑)

2、HELLOWEEN 「HELLOWEEN」
helloween_helloween.jpg 記事は→コチラ
デビューミニアルバム。メロディック・パワー・メタルの歴史はここから始まった。

3、MARILLION 「MISPLACED CHILDHOOD」
marillion_misplacedchildhood.jpg
溢れる英国情緒。GENESISフォロワーだと思いますが、本家ほど捻くれてなくて優しい音。流れるようなメロディに身を委ねるのが心地良い、コンセプト作。

4、ASIA 「ASTRA」
asia_astra.jpg
ASIAで一番好きなアルバム。GtがMandy Meyerにチェンジ、煌びやかで包み込まれるような作風はそのままに、HR的な力強さが付加された傑作。Roger Deanらしからぬジャケがちょっとスター・ウォーズっぽい(笑)

5、ANTHRAX 「SPREADING THE DISEASE」
anthrax_spreadingthedisease.jpg
キャッチー&リズミックなスラッシュ・メタルの傑作。思わず体でリズムをとってしまうんです。

6、FATES WARNING 「THE SPECTRE WITHIN」
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DREAM THEATER以前に存在したプログレ・メタル。適度にテクニカル、適度にドラマティック、適度にメロディアスというバランスがリピートを誘うスルメ盤。浮遊感のあるハイトーンVo、唐突に挿入される流麗なギター・ソロ(ブラガに影響与えているはず)も特徴的。

7、SILVER MOUNTAIN 「UNIVERSE」
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Yngwieに引き抜かれてJohansson兄弟がいなくなっちゃった2nd。イモ臭いかと言われれば確かにイモ臭いが、北欧らしい美しいメロディが味わえる好盤。

8、HEART 「HEART」
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積極的に外部ソングライターの楽曲を取り入れた結果、高品質なHR/ハードポップになった。Ann Wilsonのパワフルかつたおやかな歌唱が素晴らしい、メジャー感に溢れた力作。陰陽座ファンにもおすすめ(黒猫への影響的な意味で)。

9、TYTAN 「ROUGH JUSTICE」
tytan_roughjustice.jpg 記事は→コチラ
溢れる英国情緒パート2。実際の制作は1982年。NWOBHMの流れにある力強さの中に、ポップさと哀愁を適度に取り入れた作風が美味しい。とにかくKal Swan(Vo)の熱唱が光る一枚。ジャケはパッと見カッコイイが、近くで見ると絵のタッチが絶妙にダサい(笑)

10、CELTIC FROST 「TO MEGA THERION」
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ジリジリと焦燥感を煽るリフに、効果的に挿入される荘厳なオーケストレーション&女性コーラス。スラッシュ・メタルに芸術性が付加された稀有な作品。「ウッ!」

次点、聖飢魔Ⅱ 「悪魔が来たりてヘヴィメタる」
聖飢魔II_悪魔が来たりてヘヴィメタる 記事は→コチラ
某誌で0点を獲得した伝説の地球デビュー作。デーモン小暮の歌唱や音質にもの足りなさがあるが、地獄の皇太子悪魔組曲という代表曲が収録されているので聴くしかなかろう。あ、再録されてるベスト盤の方がいいじゃんね(苦笑)


【楽曲】

1、How Many Tears (HELLOWEEN)
彼らの最強チューン。完璧だ。KaiのVoでこその悲壮感。

2、地獄の皇太子 (聖飢魔Ⅱ)
日本語詩によるメロスピ・チューンとしては最高峰の出来。ライブでの「閣下の高笑い~曲名コール、イントロに雪崩れ込む」という、この曲の一連の流れよりアドレナリンが一気に噴き出す瞬間を私は知らない。

3、Ride The Sky (HELLOWEEN)
刻みに刻むギターに勇壮な歌メロ。この時期の南瓜を象徴する名曲。

4、Cry For Freedom (HELLOWEEN)
ドラマティックな展開がいいっすね。

5、Starlight (HELLOWEEN)
「アーライ!」メロパワ誕生を告げるKaiのゴッド・ヴォイス。

6、Blind Men & Fools (TYTAN)
熱血ヴォーカルとベタな後追いコーラスが胸を焦がす。泣きのギター・ソロも◎

7、Price Of Love (BON JOVI)
割と無骨な2ndの中で、煌びやかに舞う旋律が特に印象的な佳曲。これぞ初期BON JOVI

8、Electric Prophet~電気じかけの預言者~ (TM NETWORK)
字余り気味な歌詞が気になるが、それを補って余りある哀愁のメロディ。ライブverでの終盤の盛り上がりが特に素晴らしい曲でもあります。

9、Go (ASIA)
キラキラしたKeyとJohn WettonのVoが従来の魅力を引き継ぎ、同時に今まで希薄だった力強さも感じられる。アルバムの内容を象徴するようなオープニング・チューン。

10、After The War (ASIA)
アルバムを締めくくるシリアスな反戦チューン。ドラマティックなメロディと泣きのギター・ソロが素晴らしい。

次点、Handled Roughly (SILVER MOUNTAIN)
消え入りそうな繊細なメロディ使い。Jonas Hanssonが丁寧に紡ぐギター・ソロが泣ける。


【CDジャケット】

1、CELTIC FROST 「TO MEGA THERION」
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H R Gigerの手による恐怖と芸術性に彩られたこの一枚が、作品のレベルを数段引き上げていることは明らか。

2、SLAYER 「HELL AWAITS」
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ヘタウマな絵が逆に不穏さを煽る一枚。

3、TM NETWORK 「CHILDHOOD'S END」
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その色使いといい、ドヤ顔といい、小室のポケットチーフをこっそり盗もうとする木根といい、もう堪らん。若気の至り爆発ッ!


【感想】
ウチのブログ的には、この年はHELLOWEEN聖飢魔Ⅱの(地球)デビュー、これに尽きます。特にアルバム、楽曲共に南瓜ばっかりですみません。ご勘弁ください。でもほんとは楽曲部門は全曲南瓜でもよかったほど…。
ライブ盤は除外しましたが、IRON MAIDEN「LIVE AFTER DEATH」はやはり素晴らしいですね。「FLIGHT 666」が発売されてしまったので、ありがたみはやや落ちていますが。MOLLY HATCHET「DOUBLE TROUBLE LIVE」も好ライブ盤だと思います。
前年1984年と翌年1986年にかなり豪華で優れた作品がリリースされていることもあってか、全体的に見ると(HELLOWEENを除いて)やや小粒感のあるランキングかもしれません。ACCEPT「METAL HEART」はそんなに好きではないんで(苦笑)ランク外。

最後に、ランク外だったものの印象に残ったアルバムと楽曲を列記しておきます。

【惜しかったアルバム】
ACCEPT「METAL HEART」
BON JOVI「7800 FAHRENHEIT」
RUSH「POWER WINDOW」
SLAYER「HELL AWAITS」
TM NETWORK「TWINKLE NIGHT」
YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE「MARCHING OUT」

【惜しかった楽曲】
Metal Heart(ACCEPT)
Armed And Dangerous(ANTHRAX)
Medusa(ANTHRAX)
Only Lonely(BON JOVI)
Secret Dreams(BON JOVI)
If Looks Could Kill(HEART)
Nothin' At All(HEART)
Guardians(HELLOWEEN)
Heavy Metal (Is The Law)(HELLOWEEN)
Murderer(HELLOWEEN)
Manhattan Project(RUSH)
Marathon(RUSH)
Too Late To Runaway(SINNER)
TIME(TM NETWORK)
Ballcrusher(W.A.S.P)
Wild Child(W.A.S.P)
Anguish And Fear(YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE)
I Am A Viking(YNGWIE J. MALMSTEEN'S RISING FORCE)


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COMMENT 3

kazz_asai  2012, 07. 29 [Sun] 10:59

記憶力の問題で1985年のアルバムといっても思い出せないので、「BURRN! NINYL」の1985年の項を見て、その中で私の好きな作品を挙げてみました。
絶対入るであろうWALLS OF JERICHOはこの本で1986年扱いになっていました。
1,Red,Hot and Heavy(Pretty Maids)
2,Steel The Light(Q5)
3,Skeptic Apocalypse(Agent Steel)
4,Honour and Blood(Tank)
5,Hell Awaits(Slayer)
6,Live After Death(Iron Maiden)
7,Fit For Fight(Witch Cross)
8,Leatherwolf(Leatherwolf)
9,A Time of Change(Blitzkreig)
10,Love You to Pieces(Lizzy Borden)

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kazz_asai  2012, 07. 29 [Sun] 11:07

1985年

ヒゲさんの好きな作品はヴァラエティに富んでいますね。
マリリオンとSILVER MOUNTAINはまだ聴いていませんでした。
HELLOWEENに対する愛情が熱いです!

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 07. 29 [Sun] 19:33

kazz_asaiさん、

多分「BURRN! VINYL」では国内盤を扱っているのだと思います。「WALLS OF ~」は1985年の12月に発売されて、国内盤は翌1986年リリースだったかと思います。私の記事では一応オリジナルリリースの年になるように気を付けてるつもりなので。あくまで「つもり」(笑)
同様にPRETTY MAIDSとTANKは1984年リリースとして捉えています。気になったのはLEATHERWOLFで、コレ自主制作だかの1stですよね?名曲Rise or Fall収録の同名2ndは86年か87年か88年か…(調べてもよく分かりません)。私の持ってるCDには87年って表記されてるので、そのつもりでいますが。

それはともかく、こんな自己満記事にコメントいただくのに色々調べていただきありがとうございます。Q5はフロイドローズさんですよね。ひん曲がった飛行機ジャケは見たことあります。あと、さっそくAGENT STEELはWishListに入れました(笑)

私、CDガイド野郎なので、基本的に過去作はガイドに載っているものを中心に聴いている感じです。ミーハーともいう(笑)あとは「メタル!」っていうよりメロディ・センスが自分好みのものがランクインする傾向です。
HELLOWEENは一番好きな海外バンドなので……特別扱いで(笑)

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