Mary's Blood「LIVE at LIQUIDROOM ~Change the Fate Tour 2016-2017 Final~ 」


Mary's Blood「LIVE at LIQUIDROOM ~Change the Fate Tour 2016-2017 Final~ 」 (2017)

国産ガールズ・メタル・バンドMary's Bloodの、3rdフルアルバム「FATE」(2016)に伴うツアーのファイナル、恵比寿LIQUIDROOM公演を収めた映像作品。2017年1月22日収録。Blu-rayとDVDの両方を出せるようになったんだなぁ…。感慨深し。

メアリーの映像作品というと、1年前に「LIVE at BLAZE ~Invasion of Queen Tour 2015 - 2016 Final~」が出ていますが、それとは趣の異なる作品に仕上がっています。
暗めで荒々しい画質がライブ会場の臨場感や生々しさを伝えてきた「LIVE at BLAZE」に対し、本作は音質も画質もめっちゃクリア(Blu-rayっていうのもあるでしょうけど)。メンバーの表情もはっきりと捉えられます。相変わらずサポートGtのYASHIROが映る機会は少なめですけれど。
はっきり&くっきりと、そのまんまのライブを素直にパッケージしたような映像なんですけど、どこか淡々とした活動記録のように感じられるんですよね。

バンドのパフォーマンスは素晴らしいのです。今の編成のメアリーが期待を裏切ることはそうそうないでしょう。Promised LandSong for Youがセトリに無かったのは意外でしたけど、In the Rainでの人時(Ba/黒夢)、Change the Fateでの五十嵐“sun-go”美貴(Gt/SHOW-YA,mintmints)というゲスト・ミュージシャンの参加はありますし、Chateau de SableのGtバトル等、見どころも多い。本編ラストのQueen of the Nightと、アンコール・ラストのMoebius Loopにおける、激しさと爽やかさの両立は成長の証でしょう。(衣装のせいもあるけど)SAKI(Gt)の女帝感?はサイコーだし、最後までキレッキレのEYE(Vo)の歌唱も◎。

でも編集のせいでしょうか、1曲1曲のバンドの熱演に比べて、ライブ全体を通した熱が伝わってきません。MCをカットして繋いでいるからでしょうけど、そのやり方が乱暴な気がするんですよね。EYEのMCの不得手さっていうのは事実あって、それをカットするってのはまぁ分かるっちゃあ分かる。当日のライブ会場にいたわけではないので、判断付かないところもあるにはあるんですけど。
当日のセトリを調べてみると、ソロ・コーナーと新曲1曲を除いており、フル収録ではないものの、ライブをほぼ丸ごとパッケージしたという認識で大丈夫かと思います。なのに、このぶつ切り感。MCをカットするにしてももうちょっと丁寧なやり方があったような気がしますね。
特にゲスト2人をフィーチャーした部分の編集はとりわけ雑で、せっかく人時は存在感のあるリードBaを弾いてるし、sun-goを含むトリプルGtの音圧と迫力は大きな聴きどころになっているっていうのに、知らない人が見たら「誰だコイツ?」状態ですからね。2人に対して失礼な扱いにさえ感じられちゃいますもん。

ライブ内容は良いけど、レーベルが出した一映像作品としてはあまり評価できないかな、というのが正直なところ。
残念。


01. Counter Strike
02. Shall We Dance?
03. Ready to Go
04. Endless Tragedy
05. Nautical Star
06. Self-Portrait
07. Chateau de Sable
08. HANABI
09. Wings
10. In the Rain
11. Change the Fate
12. Marionette
13. Coronation Day
14. Queen of the Night

EOCORE
15. Angel's Ladder
16. Bite The Bullet
17. Moebius Loop


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