「あさみんBirthday Party!~金髪よ永遠に~」@吉祥寺CRESCENDO

【 あさみんBirthday Party!~金髪よ永遠に~ 】 吉祥寺CRESCENDO (2017/5/12)



ライブハウス吉祥寺CRESCENDOのスタッフ・あさみんの生誕祭イベントに行ってきました。別名「田中自作自演祭」。
因みに去年の生誕レポは→コチラ。

各バンド30分。
自作自演とはいえ、その人望と 人脈 を以って、なかなか豪華なバンドが集まるイベントになっておりました。サブタイトルの「金髪よ永遠に」は、出演バンド全てに金髪のメンバーがいることに因んだものらしいんですけれど、BabyDollSymphonyって金髪いたっけかな?


私が会場に着いた時点では、2バンド目のXaosが演奏中。カツラを用意してまでのメンバー全員金髪体制である。しかし若い!
曲はアニソン風の明るめなHR/HMかな。「若い」ってのは年齢のことでもあるし、パフォーマンスのこなれていない点や余裕の無さという両面だったりもするんですけど、音楽やってて楽しい!ステージに立てて嬉しい!という雰囲気は強く伝わってきて、好印象でした。上手側Gtはなかなかスムーズな速弾きを決めてましたね。


黄金町の帝王(BabyDollSymphony+)
BabyDollSymphonyのメンバーによる、椎名林檎のカヴァー・バンド。「歌舞伎町の女王」をもじっているんですね。サポートのDrとセカンドGtを加えた5人編成でのステージでした。しかしバンド名の後ろにくっついてる「+」は何なのか。サポートが加わってるという意味か。

Voのリのは、本能のPVを模した気合のナース・コスである。で、これが相当ハマっている。「これ」というのは、衣装の話(だけ)じゃなくてヴォーカルの話だけども。違和感がありません。全く褒め言葉になっていないかもしれませんが、自分のバンドの曲よりも上手いんじゃね?という感じ。林檎の歌い回しの特徴をよく掴みつつ、かつ声は林檎より好みだ。

こくまろみるく(Ba/やや金髪でした)のジャケ+ジーンズ+ハット+眼鏡という姿には、この人って女装っぽい格好以外もするんだという、軽い驚きがありました。そして、本人のMCにもあった通り、「(演奏が)手持ち無沙汰だ」、と。しかし音数が少なくても、勢いで押し切る感じじゃなくても(じゃないからこそ?)、このバンドの演奏の巧さは伝わってきます。ライブは一度観ただけですけど、安定感抜群で華があるのよね。YUTO(Gt)は弾きまくらなくても巧者ぶりが伝わってくる。

フロアにいた若いお客さんにとっては(時代的に)どうなのか分からないけれど、やはり有名曲は強しということで、とても楽しいステージでした。このバンドは喋りも面白いしね。
<セットリスト>
1.正しい街 
2.歌舞伎町の女王
3.本能
4.ここでキスして。
5.群青日和 (東京事変カヴァー)
※表記無しは、すべて椎名林檎のカヴァー。林檎さんは1st&2ndアルバムは好きなの。


e:cho
「La lune rousse」の感想記事の中に書いたように、2106(Gt)が脱退することになっています。最後のステージは5/21ですけど、Newギタリスト884(バヤシ)を加えた新体制e:choは始動済み。東京初披露がこの日です。
その884は…若い! というか幼いとすら言えそうな見た目! ハタチなんですと。しかしリーダーY.O.U.(Ba)のやたらと厳しそうな審美眼(イメージ)に適った人物ですから、緊張はしていたでしょうけど演奏は問題無し。2106よりも軽めのカッティングをする人かなー、と。もしかしてY.O.U.の勤める(務める?)音楽学校の生徒さんとかなんですかね。

DrとGtは的確なプレイ、曲にドライブ感を与えてグイグイ引っ張るのがBaとVo、という風に表現したくなるのがこのバンド。YAGGY(Dr)のプレイは派手じゃないものの、丁寧に一つ一つ仕事をこなすような職人っぽさがあります。でも曲後半の盛り上がる箇所ではY.O.U.と一体になってガツンとカマしてくる。ストップ&ゴーが気持ち良いよね、e:choは。休符の使い方が巧いバンドってブレイクがビシッと決まるから、演奏にダイナミックさが生まれます。

ライブで聴く/観るe:choは、CDでの印象よりもラウドロック/エモ寄りの音像というか、よりパワフルなバンドへと変貌するわけですけど、HarukaのVoが演奏に負けていないどころか、先陣を切ってその力強さの源になっている感はあります。
エモ系バンドのヴォーカリストって、自らの内へ内へと向かってゆくような内省的な風に感じたりもしますけど、彼女の場合は逆。外へ外へと、喜びを解き放つような歌唱なのよね。生命力に溢れているという表現がしっくりくるかな。演奏が生み出す波動を上手く捉えて、全身で“歌”を表現している感じ。とても小柄な女性なんですけど、どこからその力と声量が湧き出てくるのか不思議です。トリッキーな歌メロを音源と違わず、さらに熱を加えて歌い上げる様は、逸材だと思いますね。
あと、リズムに乗ってピョコピョコと上下動する動作は彼女独特のものですけど、これがなかなかチャーミングなのよね(笑)

2106の訥々とした喋りをY.O.U.とHarukaがからかうというのが定番のノリでしたけど、884は「キャラがまだ定まっていない」(Y.O.U.談)ということで、それはお預け。でも「イジり」があろうがなかろうが、リーダーのMCは毎度々々面白いよね。
ガッツンガッツンくるハード・チューンとメロウ&壮大な曲を1曲毎に配置したセットリストは、短いながらメリハリが効いていました。音源を聴いても良いバンドだけど、ライブだともっと生き生きとして力強くて、もっと素敵。素晴らしいステージでした。今後どのように884のGtが馴染んでゆくか、というのも興味深いですね。
<セットリスト>
1.Identity
2.君と僕
3.Make a wish
4.element
5.Endless story


Merry makers
金髪を盛りに盛ってきたあさみんのNewバンド。どっかで聞いたことのある曲名のようなバンド名です。
オリナルを5曲。歌詞も曲も、書いたのはギタリストの雷。雷といえば、思い出すのは一年前のTHUNDER SUNGLASS NIRVANAですな(笑)

(多分)どこにも発表してないので誰もが初めて聴く楽曲群であるはずですが、始まった途端「おぉメタルじゃん!」と思いました。かつ、しっかりバンドっぽい。そのメタルっぽさもバンドっぽさも雷の存在に依っているわけですけど、やたらザクザクと主張するGtとメンバー内で一人だけ飛び抜けてロッカー/メタラー然としたアピアランスで、バンドの印象を決定づけている感はありました。あさみんじゃなくて雷の生誕かよwwくらいの勢いで(笑)。おまけに曲間に2人で漫才染みたやりとりを長々とするもんだから、喋ってるだけであさみんの声が枯れちまうんじゃないかとヒヤヒヤしたw

同期音源は使わず(というか、後で訊いたら間に合わなかったんだそうな)、KeyレスでシングルGt編成のバンド。にも関わらず、アニソンやV系にも通じる音楽性であり、生楽器だけで成り立つ正統派HMやブルーズをルーツにしたHRではない点に、物足りなさがありました。要は装飾が無い分、音のレイヤーが薄くって、あさみんの声の厚みや声量、曲の骨格が丸出しになるんですな。良い点よりも未熟な点の方が目立ってしまっていた。厳しいことを言っちゃうと、シングルGtでももっと厚みのあるアンサンブルを聴かせてくれるバンドは山ほどあるわけでね。
GtリフがVoとぶつかっていて聴き取りにくい場面があったし、そもそも曲にVoが合っていないものもチラホラ。演奏に埋もれてしまってますがな。彼女の声質で暗い曲を歌うと、過剰にどんよりしちゃうから、明るめのメロディの方が合ってるかもしれません。あとこの音楽性にしては歌詞に繰り返しや似た表現が多過ぎ。

と、彼女とはクレッシェンドで勤め始める前からの縁があるだけに、遠慮会釈なくコキ下ろしてますが、楽しめなかったかというとそんなことはなく、大いに楽しめました。これは諸刃の剣ではあるんだけど、メロディ展開やキメの入れ方が非ッ常に分かり易い楽曲なので、意外性が無い分、初めて聴いてもノレるんだな。あと、仕事を通して普段から良質なステージを数多く観ているからでしょう、ちょっとした仕草や声掛けだけで、ある程度フロアの盛り上がりを生み出すことができるようになってた。ちょっとフロントマンっぽくなってましたね(笑)。まぁこの場は「ホーム」なので、基本“味方”しかいないという環境なんですけどね。
あと、生誕祭という性格のイベントだけに、フロアには音楽友達が多くいて、一緒になって楽しめたというのもおっきかった。というかステージよりも、フロアにいる某ドルヲタ(元メタラー)氏1名が、奇妙奇天烈なアクションを連発するもんだから、笑いを堪えるのに必死だったというのもあるww

ま、前に出たe:choBabyDollSymphonyのステージとはまだまだ比べるべくもないけど、今までに観たステージの中では一番まとまっていたとは思うし、こういう楽しい時間を作ってくれたことに対しての感謝はちゃんと綴っておかねば。
あと、誕生日おめでとう。


あ、先月のCROSS VEIN・JULIA姫のSexyトラブルに対抗したかのように(してない)、あさみんのSexyトラブルが勃発しかけましたが、“ポロリ”は無かったことを謹んで報告させていただきます。


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