CROSS VEIN@渋谷StarLounge劇場

CROSS VEIN " 会場限定シングル「The Revival」発売ワンマンライブ in 東京 " 『Theater of CROSS VEIN 2017 ~The Revival Tour Final~』 渋谷StarLounge劇場 (2017/4/22)



CROSS VEINのワンマン公演に逝ってきたじゅり。

The Princess Strikes Backした3月の吉祥寺CRESCENDO劇場でのワンマンは、同時に新規王子のShinKi(Dr)のお披露目公演でもありました。
その時はやたらドキドキしてたんですよ。JULIA姫はちゃんと歌えるんだろうか? 新王子の実力は?…という心配で。それは私だけじゃなくて、劇場インしたファンの多くがそうだったと思います。そんな心配が杞憂だったことは、あの場にいた人なら感じたことでしょうし、今回の『The Revival Tour』を名古屋と大阪で観たファンもそうだったんじゃないかな、と。 

陽性メロスピBrightest Hopeから明るく華やかに始まったこの日のライブは、不安やらメンバー交代に伴う感情の浮き沈み等の澱(おり)を過去へと葬り去るような、ポジティヴなエネルギーに満ちていました。CVにはこういった「再出発」を感じるライブが過去に何度かありましたが、この日もそう。


JULIA姫はニュー衣装で降臨、でございました。
新衣装の生地、アー写だと青みが強いですが、実際に間近で見ると(←あ、整理番号のおかげで、この日はかなりステージに近い位置で観ました)もっと緑がかってる感じでした。カラーコーディネーターによるパーソナルカラー診断によると(姫blog→コチラ)、姫は「死にかけの色」がお似合いとのことですが(笑)、このドレスの色が死にかけてるかどうかはともかく、よくお似合いでしたよ。

さて、“生の現場”であるライブには、トラブルがつきものです。
貴族といえどもそれは例外ではありません。これまでも色々目撃してまいりました。アストロ劇場が洪水とか、柏で声が出ねぇとか、肩紐不在事件とか、ツインテール事件(←トラブルじゃない)とか、ジュリママに挨拶(←トラブルじゃない)とか…etc…。。。

今回は何かと言ったら、セクシー・トラブルです。

_人人人人人人人人人_
>              <
> Sexyトラブル!! <
>              <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

序盤の数曲を経た時点で、JULIA姫が背中を気にしているというか、どうも違和感を感じて妙な顔つきをしていることに気づいたんですよね。そして、琥珀の誓いを歌い終わった時点で、一旦ステージ袖に引っ込みます。
それからYoshi(Gt)の挨拶で、今ツアーから(今んとこ)ライブ会場限定で発売になるシングル、「The Revival」に関するMCがありました。姫不在(というか異変)に気づいていなかったのか、そのままタイトルをコールして曲に入ろうかとするところ、袖から「ちょ、ちょっと待ってッ!(焦)」の姫ヴォイスが。

後の姫自身からのMCによると、衣装の背中部分のファスナーが全て崩壊してしまったそうです。フゥーSexy! ドレスが死にかけの色かどうかは置いといて、ドレスそのものが死にかかっていたようですね。(←うまいこと言ってやった感じで)
戻ってきたJULIA嬢、背中は安全ピンで止め、腰部分は黒紐でギュッと縛るという、応急処置プリンセスでしたぁん。しかしさ、ステージ袖でさ、姫にさ、この応急処置を施したのが誰なのか、それが気になるよな? な?(笑) まさかHIZAKIじゃあないだろうな…。。。

あと、このドレス崩壊プレゼンの中において、姫様から名言を賜りましたので、ここに載せておきますね。
背中がパックリ開いてしまった(であろう)状況をさして…、、

「貴族なのに貧ぼっちゃまみたいになってしまって…」


_人人人人人人人人人人人人人_
>                     <
> 貴族なのに貧ぼっちゃま!! <
>                     <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

この飾ってなさ!
このユーモアのセンス!
推せる。
しかしトラブルの内容をわざわざ説明してくれなくてもよいのに、赤裸々に内情を吐露しちゃう、そんな姫が好きだ。推せる。律儀に説明なんぞしちゃうから、こんなブログに記録として残されちまうんだ。可哀想に(笑)。
因みに、ちょっと困ってる時のJULIAたぁんの表情がすんげぇ可愛いので、もっと困ってもいいぞと内心で思ってました。
いえ、思ってないです。
いや、やっぱ思ってます。


2ndアルバム「ROYAL ETERNITY」(2015)のリリ-ス後、既にミニアルバムは出せそうなくらいの数の新曲/未発表曲をライブで披露しているバンドですが、勿論この日もバンバンやります。と言っても、ライブにおける頻出っぷりは既に準エース級の地位になっているMasquerade以外は、ここで(このツアーで)発表されるまっさらな新曲ばかり。
ドレス応急処置(=リヴァイヴァル)を経てのThe Revival(Yoshi作曲)、MASUMI曲であるSplit the Darknessという、シングルに収録された2曲に加え、Led Moonと題されたインストでした。

シングル曲に関しては感想を後日記事にしますので、ここでは簡単に述べるだけにどとめておきますが、共に作曲者の“らしさ”が出た曲だな、と。Yoshiらしい流れるようなメロディを持つThe Revivalに、随所にMASUMIの持ち味が発揮され、演奏者泣かせなSplit the Darkness。また、Led Moonは、バラード調の泣きメロ・インストゥルメンタルでした。どこか宇宙をイメージさせるメロディ使いに、あたしゃあ何故か『ガンダム』っぽさを感じました。

ここでちょっと突っ込んで述べておきたいのが、Split the Darknessにおける多面性についてです。この曲、聴いて一発で、「色んな要素がふんだんに盛りこまれつつもCVらしさを失うことなくまとめられた曲」という認識になったのですが、このキメラっぽさは他の曲にも言えることだな、と。
「ROYAL ETERNITY」の大きな収穫の一つに、「明るくなってもCVらしさは堅持できる」ってのがあります。ありますというか、あると思ってるんです。それはアレンジの懐が深くなったことに依るところが大きいんだと思います。パーツはどうあれ、アレンジ次第でCVらしさを出せる。傍から見るとそう思えたりもするんですが、一見(一考?)バンドのカラーと相反するような明るい要素やカラッとした感触をも取り込んで、CROSS VEINの名のもとに纏め上げる。このアレンジ・センスの強み。それが楽曲の多面性に繋がっている気はします。

バンドのメイン・ソングライターであるYoshiの才能とCVの独自性が如実に現れている曲として、私はSweet Spellforget-me-not琥珀の誓いLast Melodyの4曲を挙げたいと思います。これらはCVらしい曲であると同時に、バンドの多面性を伝えてくれる楽曲だと思うし、なにより、こういうタイプの曲は、他のバンドではあまり代表曲にはなり得ないんじゃないかという点で異質。
例えばですね、Brightest Hopeみたいな曲とか、Maid of Lorraineみたいな曲ってのは、他のバンドにもあると思うんですよ。勿論、JULIA嬢の個性(クセと言い換えてもよい)強めな歌唱が乗ることで、最終的にはCVの烙印が押されるんだけれども、曲だけを取り出して考えると、こういうタイプの曲は他にもある。…というか、ありそうに思える、というのが正しいかな。HR/HMにおいて、スピード・チューンは似た傾向になりがち、という点もあるかもしれない。
それら王道とも言える楽曲と、多面性で勝負するキメラ曲。双方がバンドの幅をガバッと(まるで貧ぼっちゃまの背中のように)広げ、さらなる未知の世界を予感させる。“自分達らしさ”を拡大してゆけるってのは強みでしょう。で、それは先に述べたように、アレンジ・センスに支えられている。
そうそう、アレンジの妙で以ってどうにでもなるってのは、久々にセトリに上がったBeauty and the Beast(ディズニー的なアレ)を初めて聴いた時にも感じたことですね。


CROSS VEINのライブは、そのヴィジュアル・イメージに比して、徹頭徹尾「お耽美」なわけではありません。
それは今も、以前もそう。
私はCVのステージを、1stアルバム「Birth of Romance」(2012)リリース直前の時期に初めて観ましたが(レポは→コチラ)、もしかしたらその頃の方が、暗いムードに耽溺するような傾向にあったかもしれません。でも楽曲の多面性と同様、ライブにおけるバンドのパフォーマンスにも多面性がある。生でそのステージを観ると、意外にも根っこの部分は“ロックしてる”ことに気づきます。あとステージ上のムードが楽しげ。
そう考えて振り返ると、MASUMI(Gt)の加入ってのは転換点だった気がしますね。80年代王道HR/HMをルーツに持つ彼の感性が、楽曲にもたらしたものは大きいでしょうし、丁寧に丁寧に紡ぐYoshiに対して、感性の赴くままに弾き倒すギター・ヒーロー・タイプのMASUMIという個性の違いが、ステージの上に新鮮な風を吹き込んだ。また、パフォーマンス面で言えば、Shoyo(Ba)の加入がそれを後押ししたってのはあるでしょう。立ってるだけで華がある、そして誰よりもアクロバティックなアクションで以ってライブを牽引する彼の存在は、あまりにも大きいです。そして、MASUMIの“ハイスクール時代からの友人”こと、KeiTaro(Key)の華やかな音色使い(オルガン比率高め)もまた、MASUMIと似たところにルーツがあるということで、バンドが一皮剥けるのに貢献しました。実際、彼の加入後にライブで(良い意味で)様変わりした楽曲ってのは多いです。


ShinKi王子、彼はほんと良いね。違和感を全く感じさせずにバンドに馴染んでいるというのは、前回の一発目から感じたことですけど、彼はとにかく冷静ですわ。ドラムの講師をしているだけあって、無駄のない動きだし、リラックスしてる叩き方。ヴァースなんて特に力が抜けてて柔らかいプレイだったりするんですけど、だからこそ力強く叩いている時にそのメリハリが映えるし、サビに向かって段々とアタックを強めていったりすることで、曲にダイナミクスが生まれてる。すんげー好みのドラマーです。
ずっと冷静沈着かと思いきや、時折歌メロを口ずさんだり、アンコール・ラストのMaid of Lorraineの終盤で、髪を振り乱して懸命に拍車を掛けてる様子を見て、あたしゃあ泣きそうになったよ。あと、最後の挨拶で使用したスティックを投げる前に、「ささくれているから注意して」と言ってたのに萌えた(笑)
revival(復活)はShinKiによってもたらされた、というのを強く感じましたね。


東京キネマ倶楽部劇場でのワンマンは、その舞台効果もあり、強烈に胸に残っているライブではあるんですけど、JULIA嬢の歌唱も含めてバンド全体のこなれっぷりはその時より増しているし、このリヴァイヴァル・ワンマンはそこに迫るくらいの出来だったんじゃないのかなぁと感じました。セトリの流れと組み方も良かったし、音響も◎。ステージの観やすさも含めて、StarLoungeってのは好きなハコですね。新SEを導入部にしたRed Starも歓迎されていました。個人的にはMASUMI曲では、この曲よりもPrecious Libertysandglassの方が好きなんだけど、赤星は盛り上がるのよね。好きな人多いし。あたしはShinKi王子のDrで、難曲sandglassを聴いてみたいす。


いやー、CROSS VEIN最高やんけ。
5/14にイベント出演、7月&8月には主催ライブがあるとのことで、そちらも楽しみです。5月のはチケ保有済み。
しかし、木曜~金曜とイマイチ体調が良くなかったんですけど、何故かいつの間にか元気になってました。ライブが素晴らしかったからでしょうけど、JULIAたぁんがニコニコしてりゃあとりあえず管理人は幸せを感じるので(笑)、彼女の存在にそれだけ救われてるってことでしょう。

<セットリスト>
01.Brightest Hope
02.Hidden Star
03.Protect the Core
04.Masquerade
05.The Mysterious Room
06.琥珀の誓い
07.The Revival (新曲)
08.Suite Museum
09.Re:Beginning(SE)~Red Star
10.Sweet Spell
11.Split the Darkness (新曲)
12.追憶は儚き雪
13.Led Moon (インスト、新曲)
14.forget-me-not
15.Last Melody
16.Moon Addict

ENCORE1
17.Royal Eternity~Eternal Dream
18.Beauty and the Beast

ENCORE2
19.Maid of Lorraine


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