CROSS VEIN@吉祥寺CRESCENDO劇場

CROSS VEIN “JULIA復活ワンマン” 『Theater of CROSS VEIN 2017 ~Re-Birth of JULIA~』 吉祥寺CRESCENDO劇場 (2017/3/12)

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A long time ago in a galaxy far,
far away . . . .
遠い昔、はるか彼方の銀河系で....




Episode XVII
RETURN OF THE JULIA

エピソードXVII : ジュリア姫の帰還



プリンセスジュリアが城に籠ってから半年、

銀河系全域を深刻なたぁん不足が覆っていた。

フォースにバランスをもたらす者を探し求めて、

西方のアウターリム・KICHI-JYOJIへと辿り着いた反乱軍の前に、

謎のトルコ人が立ちはだかる。

「あなたが落としたのは金の顎ですか?銀の顎ですか?」

「姫のチェキです」

そう答えた小柄な青年の手には、光る棒が二本あった。

「彼こそが新規王子のShinKiなのよ!」

プリンセスは高らかに駄洒落を放つのであった……





The Princess Strikes Back !

ということで、昨年、甲状腺の病気のためにドクターストップがかかったJULIA姫でしたが、約半年ぶりの復活ステージとなる、吉祥寺CRESCENDO劇場でのワンマン・ライブが開催されましたぁあん。ソールドアウト。私としても7月のKAMIJO生誕祭『Rose Fes』以来のCROSS VEINのライブです。めっちゃ久しぶり。
この日の注目ポイントは勿論、JULIA嬢が完全に回復しているのか、実力を十分に発揮した歌唱が出来るのかってことですけど、それと合わせて、この前日に発表された(→コチラ)新ドラマー・ShinKiの初披露となるステージでもあるだけに、色々とドキドキする要素が盛り沢山なわけです。

クレッシェンドのフロアの一段高くなった位置で待つこと30分ほど、今では懐かしさも感じるピンポンパンポ~ンの姫アナウンス(Sexy度数増し増しVer.)からスタートです。
1曲目のMoon Addictが始まった途端にびっくらこいた。
Drの出音がすっげぇ締まってると共に、全体のアンサンブルに違和感がまるでないことに気づいて。
ShinKi王子、いきなり馴染んでます。前任ドラマーYosukeと前々任ko-sukeのどちらに近いと言ったら、Yosukeでしょう。シャープかつ軽やかというよりはパワフル。ただ彼ほどの押せ押せ感は無くて、オールドスクールというか正統派ジャパメタにぴったり合うスタイルだったYosukeに対して、ShinKiはもっとモダンなスタイルにでも対応できそうな柔軟さがあり。そつがないと言うとあまり褒めてるようには思えない表現ですが、CVの世界観を一番下から支える演奏として、1stステージの時点でこの違和感の無さと的確さは驚異的で、正に適材適所。あの天才・ko-sukeでさえ最初のうちはスタイルの違いをちょっと感じましたからね(彼の場合は元々メタル畑の人じゃないっていうのもありますけど)。
というわけで、完全にYosukeタイプとも言えないわけです。二択にする必要もないんだけど。的確&パワフルという点では、サポートで叩いたことのあるAct.の名前も思い出しましたが、彼の場合はもっとワイルドですしね。CV関係のドラマー以外で名前が浮かんだのが、MardelasLIGHT BRINGERの弓田“Yumi”秀明。一音一音きっちりと最後まで鳴らし切ってる/叩き切ってて、かつ緩急のある曲でもブレないし、スピードチューンでもモタらないところが似てる気がする。Yumiをもっとテクニカル系に近づけた感じかな。非ッ常に好みのドラミングです。めちゃくちゃ落ち着いて、冷静に叩いているように見えました。それなのにこじんまりした感じがなかったのがすげぇ。

ShinKi王子、この記事を書く前に調べてみたら、どうやら音楽学校の講師をやっている人のようです。そう知ってみるとさもありなんというか、納得感の高いプレイ・スタイルですよね。で、驚きのフレッシュさ、20歳という!! 紹介MCタイムの途中で、この日が初めてのワンマン・ステージだったという話が飛び出しましたが、そういうことだったんですねぇ。
ハタチという年齢はCVメンバーの中ではダントツ若いわけでして、紹介するJULIAたぁんが「初々しいでしょう♪」といった調子で、年上のお姉さん的魅力を発揮し始めたのがこの日のハイライト。そんなライトサイド・オヴ・ザ・フォースな面を引き出したShinKiいいぞ、でかした!と快哉を叫びたいくらいです(笑)

さて、本日の姫様ファッション・チェックですが、グレイというかシルバー&ブラックのドレスでございます。新貴族写真の青いドレスは4月のツアーでお披露目かしら。姫、ちょっとふっくらしたかな?
Voはすこぶる好調でございますよ。声は高音部までよく出ているし、安定している。休養前の名古屋公演では喉の調子が悪かったという声を耳にしてはいたんですが、私自身そんな不調な状態のVoを聴いていないため、正直それほど「ようやく復活ゥ!」という感慨はありません。それよりは「安心した」という気持ちが強いでしょうか。アンコールでのMCにもありましたが、本人は不安と申し訳なさでいっぱいの半年間だったと思います。そんな彼女の想いを慮るならば、ただ「おかえりなさい」と迎えるしかなかろうて。バラード・パートでのピンスポットや、琥珀の誓いでの正に琥珀色に包まれる照明等、彼女の復活を印象付けるシーン/演出があったのも良かったですね。ハコのスタッフ、GJ!
姫様、喉の調子も良好だし、それにすこぶるご機嫌麗しゅうございますのよ。先のお姉さん的口調もそうですが、「新規王子のShinKi王子」という駄洒落ワードをニコニコと連呼する様がサイコーです♡ まぁ今回しか使えない技だしなw こういう、笑いに対して貪欲な姿勢、すき。


ShinKiの馴染み具合もあり、演奏面でも“おかえりCV”をすんなり受け止めることの出来たライブでした。追憶は儚き雪Lacrimosaの2曲のバラード、メロスピ的疾走感の映える曲、激烈チューンSweet Spellforget-me-not琥珀の誓い等の表現力と起伏ある楽曲展開で聴かせる曲、インストSuite Museumまで、ワンマン公演としてはそれほど長い時間ではなかったものの、内容は総浚いしたもの。どのくらいの準備期間があったのか定かではありませんが、ShinKiは大変だったと思います。同期音源のコントロールもしなくちゃいけないしね。

で、やっぱりCROSS VEINの音楽が、ステージでのパフォーマンスが大好きだなーと再確認しましたね。丁寧なYoshiのGtに前のめり気味に被せてくるMASUMIのソロ、間奏の狂気っぷりをいや増すKeiTaroのKey、全体のバランスを損ねないのにゴリゴリ抜けてくるShoyoのBa、メンバーそれぞれの動きやアイコンタクトする様子。最高やんけ。
あんまり弦楽器隊による上手⇔下手の場所交代はなかったけど、充実したさすがの演奏でした。
あと、MASUMIは髪の毛短い方がカッコイイね。


おかえりなさい。
アンコール・ラストのMaid of Lorraineの歌詞にもある通り、「今宵から新たな頁へ 我らで紡いでゆくのよ」ですね。

<セットリスト>
01.Moon Addict
02.Precious Liberty
03.Masquerade
04.forget-me-not
05.追憶は儚き雪
06.Suite Museum
07.Royal Eternity~Eternal Dream
08.Protect the Core
09.琥珀の誓い
10.Sweet Spell
11.Lacrimosa
12.Brightest Hope

ENCORE1
13.Last Melody

ENCORE2
14.Maid of Lorraine


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