B'z「WICKED BEAT」


B'z「WICKED BEAT」 (1990)

2ndミニアルバム。
表ジャケは稲葉ドアップ、裏ジャケは松本ドアップ。CHEAP TRICK方式ですね。(違う)

因みに1stミニは「BAD COMMUNICATION」(1989)。バッコミも本作もミニアルバムとしては曲数が少なく、今でいうとマキシシングルとかEPという扱いになるんでしょうか。ただ収録曲のランニング・タイムはそこそこ長いものが多いのよね。
アルバムとしては3rd「BREAK THROUGH」4th「RISKY」(共に1990年)の間のタイミングでリリースされました。

全4曲。すべて既存曲の英語詞ヴァージョンです。ただ単に歌詞を英語に置き換えているだけじゃなくて、アレンジも変更されていますね。B'zの場合、再録した曲に関しては「~Style」と表記することが多いようです。
初期のこの英詞で再録したヴァージョン違いって、向いてる方向をごくごく大雑把に言えばTM NETWORKフォロワーとしてのベクトルなわけで、これまた大雑把に言えば音楽的には「ダンス・ミュ-ジック」ってことになります。サンプリングが多用され、時にアゲアゲ(死語)な反復を以って快感を高めてゆく手法。まぁ反復してるといっても、バッコミニアルバム収録曲ほど長尺になっているわけではありませんけどね。あとどの曲もだいたいハードになってる。
稲葉の歌唱の巧みさ(発音の、じゃなくて)のせいか、言葉のチョイスと配置のせいか、はたまたアレンジの妙か、どの曲も原曲より好きですね。好きでした。いや、今も好き。聴いた当時の管理人に、洋楽への憧れみたいなものがあったせいかもしれませんけど。

①I Wanna Dance Wicked Beat Style
2ndシングルであり、2ndアルバム「OFF THE LOCK」(1989)に収録されている君の中で踊りたいの英詞Ver.。小間切れにされるストップ&ゴーとぶっ込まれるサンプリングによって、かなりハードに変貌してます。サビのキメ・フレーズだけ原曲の日本語詞のままなのも鮮やか。

②Komachi-Angel Red Hot Style
5thシングル太陽のKomachi Angelの英詞Ver.。アレンジはまるで変わんない気がしますが、この曲の英詞のハマり方は素晴らしい。特にブリッジ~サビにかけて。実に自然でこちらが原曲だと感じるほどです。B'zは(というか稲葉は、か)仮曲の段階では英語で歌詞を付けてるなんていう話がありますが、そんなことも思い出されますね。

③Bad Communication E.Style
バッコミの英詞Ver.。原曲のぶっ飛んだ歌詞も大好きですが、この曲の核である「ダンス」って部分に焦点を当てるとすると、こちらの英詞の方が馴染んでいると思う。スピード感増し増しになっていて、圧倒的な昂揚感にwow wow wow wow wow wow wowしちゃう。何か堅い物を叩いているようなカカカカカって音もイカす。それは原曲もか。

④Lady-Go-Round “W-40”Style
3rdシングルであり、3rdアルバム収録曲であるLADY-GO-ROUNDの英詞Ver.。百人一首部分はそのまま。


曲間が無く、一気に23分を駆け抜けてゆくスピード感も魅力の一枚。


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