『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、観てきました。



映画『スター・ウォーズ・サーガ』のスピンオフ的シリーズ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観てきました。

1月中に観に行きたかったんですが予定がズレにズレて。このパターン、去年のEP7の時と一緒だな。そういえば、EP7=『フォースの覚醒』の時より上映規模の縮小が早くないですかね? 12月中頃に封切られたこの作品、そんなに小さくはない映画館で観ましたけど、2D字幕版が1枠/日のみでしたよ。

エピソード4の直前の物語を描く本作は、ジェダイが登場しない物語とのことでしたが…、、、


以下ネタバレしてますので、チューイ!!
   ↓




おいおいおいおいおいおいおい、『フォースの覚醒』も面白かったけど、その何倍も良いぞコレ!!

よくできてますね。細かい部分まで練られている。
デス・スターの弱点の問題をこういうふうにクリアするとは…!

ライトセーバーやフォ-スを使ったアレやコレといった、“派手”で“華麗”な仕掛けがない(わけではないんだけど)代わりに、無骨な戦争映画としての側面をクローズアップ。反乱軍の内幕が赤裸々に描かれているのは興味深いところです。EP4~6の主軸は、反乱軍所属ではあっても、あくまでルーク(・スカイウォーカー)やハン(・ソロ)らのミレニアム・ファルコン・チームでしたから。
本作でも中盤以降は、「ローグ・ワン」といういわゆる“チーム”がメインを張るストーリー展開ではあるんですけど、同時に最後の最後まで反乱軍全体を描き切っている点が好印象。また、ローグ・ワンの主要メンバーのキャラが立っているのが素晴らしいですね。特に主人公であるジン・アーソ=フェリシティ・ジョーンズの人物造形が◎。ジェダイじゃないんだけど、どんなに過酷なシーンでも気品を漂わせているのがサイコーですフェリシティたぁん♡
SWシリーズってのはそのどれもが「親と子」のストーリーでしたけど、ここでもそれを踏襲しており、泣かせますね。本作でのゲイレン・アーソとジン・アーソ、この親子関係の描き方はSWサーガの中でも最も素敵なものじゃないだろうか。

「またまた主人公が女性ってのは、時代性かしら…?」等と考えながらも、大まかな設定以外は把握せずに観たんですが、最初っからローグ・ワンという組織があるのではなく、『指輪物語』でパーティーが集まるように徐々にかつ自然と仲間となってゆく過程が良いですね。だんだんと絆が深まってくる描き方は、思いっきりアメリカ映画らしいところなのかもしれませんけど。

チーム・メンバーで特筆すべきは、ドロイドのK-2SO。
R2D2やEP7のBB-8とは異なり、形態としての可愛さはありませんが、これが実に人間臭い。SWサーガのドロイドって、発話機能があろうがなかろうが人間臭い動きを以って人気を獲得してきたキャラばかりですが、コイツの人間臭さは過去最高なんじゃないですかね。ピリピリしたチームの雰囲気に和やかさをもたらす三枚目キャラでありながら、徹底的に剽軽というところまではいかない絶妙なバランス。130分の間、“彼”の存在に何度となくほっこりさせられます。それだけにそのラストは、一際心揺さぶられるシーンになっているんですよね…。

気になった(マイナス)点はごく少ないです。場面転換が目まぐるしいことくらいですかね。でもそれはSWシリーズ全体の特徴とも言えるものなので、大したことじゃあない。
あ、「A long time ago in a galaxy far far away...」の後にくる、あの有名なオープニング・ロール部分が無いことにはちとガッカリしました。というか、当たり前にあるものだと思っていたので、あまりに意外で驚きました。まぁ本シリーズじゃなくてスピンオフならではってことですかね。

EP4へと繋がる物語なので、当然登場人物もストーリーも重なってくる部分が多いです。時系列的に連続していない『フォースの覚醒』がこれ見よがしに分かり易く過去作をオマージュしていたのに対して、本作は随分とサラリと(でも印象的に)オマージュ・シーンを挟み込んでくるんだなぁ、と。その点でも硬派な印象の映画ですね。「どうだ目に焼き付けやがれ!」とばかりに大仰に登場するのはデース・ヴェイダーくらいですけど、あの人の場合はそれでオッケー。逆にそうじゃないとダメ。ヴェイダー卿の登場シーンは想像していたより多かったですけど、そのどれもがクール過ぎて漏らしそうになった。

いや、ヴェイダー卿じゃなくたってむをおおおおお!って興奮しますわな。
ターキン総督が!
オーガナ議員が!
レッド・リーダーが!
ゴールド・リーダーが!

…って、なんで俺はオッサン達が画面に登場しただけでこんなにトキメいてるんだ?

登場人物だけじゃなくて、このシーンのアングルがぁ!とか、そのセリフわぁ!とか、アチコチで興奮しまくるんでもうサイコー。
あと、「親と子」っていうテーマのほかに、SWには、親から子へ/師匠から弟子へと何かを繋いでゆく面があったかと思います。それは本作でもたびたび登場する「希望」という概念であったり、教えだったり、ライトセーバーだったりするわけですけど。その継承・バトンパス的なものが、デス・スターの設計図という形をとって、ローグ・ワンから反乱軍へ、EP4へと託されてゆくって構図がまた最高ですわね。
あと、クライマックスの空中戦も最高。エンドアの戦いやEP3のオープニングに匹敵するんじゃないかってくらい最高。


しっかし悲壮な映画だなぁ。ここまで暗い話がアメリカでウケるのかね? 日本人にこそ響きそうな作品だと思いますけど。
こんな悲壮感漂う話なんだから、最後の最後に出てきた人はもうちょっと眉間にシワ寄せた表情で「ホープ」って言ってくれよって思いましたw


スポンサーサイト

COMMENT 0