Dragon Guardian「FAIRYTALE」


Dragon Guardian feat. Leo Figaro「FAIRYTALE」 (2012)

国産クサ・RPG・メタルの企画ミニアルバムです。ジャケの雰囲気いいね。Disk UnionのHPで本作についての「ファミコン風8bit音源とメロディック・スピード・メタルの融合!!」なる文句を見たときはイヤな予感がしたもんですが…。

私はファミコン世代ど真ん中だと思いますが、ゲーム少年ではなかったので、それほどRPGゲームに思い入れはありません。ドラクエも少し触れた程度ですし、ファイナル・ファンタジーはさっぱり分かりません。唯一クリアするまでプレイしたことあるのは「MOTHER」くらいですなぁ。でもRPGの世界観は北欧神話に通じるとこが一杯でなかなか興味深いです。ドラクエの「アレフガルド」なんて完全に北欧神話からの命名でしょう。「世界樹の葉」なんてアイテムもありましたし。
さて、話が逸れました。この「ファミコン風8bit音源」についても何ら感慨は覚えませんが、意図的にある意味「安っぽさ」や「懐かしさ」を狙ったのだとは予想がつきます。あとはDRAGONFORCEに代表される“ピロピロサウンド”をデフォルメしたような感じもあるでしょうか。

本作でヴォーカリストに迎えられたのはMinstrelixのLeo Figaroです。彼とドラガ・サウンドの相性については過去作で証明済みですので、ヴォーカル・パートについては予想の範囲内です。歌詞カードを目で追っていてもドコ歌ってるか見失うほどの英詩の聴き取れなさも相変わらずです…(苦笑)。

聴いてみた結果としては、個人的には“アリ”ですね。前作の感想で触れている通り、私はドラガの魅力は「イモっぽさ」に(も)あると思っているので、この「安っぽい」サウンドは全然オッケーです。勇者アーサー自身によるベースもよく聞こえるし、ギター・ソロもLIGHTNINGのKOUTAがゲストでかなり弾きまくっているので物足りなさはありません。
なによりメロディが素晴らしいので満足度は高いし、アルバムの長さもあって一気に聴けてしまいます。文字通りのピコピコ・オープニングSE①OPENING、ドラクエの街中で流れそうな雰囲気の⑤MAGESを除くと、あとはいつものメロスピです。安定のクサメロ。そうそう、ボーナストラックの⑦暗黒舞踏会8bit verはピコピコインストなのでヴォ-カルは入ってないです。ふっきーのVoを期待していた人(=俺、か?)、残念でしたね。しかしこの安っぽいサウンドでもこの曲の珠玉のメロディ・ラインの魅力は輝いているなぁ。
企画盤としては優秀だと思いますが、今後この路線で行くのは勘弁。ないと思うけど。

【お気に入り】
(ほぼ)全部いいっすよ。

「おおひげすかよ、しんでしまうとはなさけない」
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COMMENT 2

kazz_asai  2012, 06. 05 [Tue] 23:05

老人の嘆き

うーん、ゲームにほとんど興味のない私は、さすがに今回はダメでした。
メロディはいつもながら良質なのですが…
やっぱりシンフォニックでいってほしいものです。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 06. 06 [Wed] 22:07

kazz_asaiさん、

私は「企画盤限定」としてはなかなか良いな、と思いました。あとは曲数がそんなに多くなかったのもあるかもしれません。さすがにフル・アルバムでピコピコは厳しいでしょう。

次作はシンフォニックで、でもあまり周りの装飾にはとらわれずに、メタルとセリフ&ナレーションのバランスの良い作品を期待しています。個人的にはセリフ&ナレーションはイケます(笑)
セリフ&ナレーションが導く、笑っちゃうくらいの赤面展開こそがドラガだと思ってますので。

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