ちょこっと感想 2016年 vol.8

【ちょこっと感想 2016年 vol.8】

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Equilibrium「ARMAGEDDON」

ドイツ産フォークメタル・バンドの5th。
曲に勢いがなくなり、じっくりと聴かせるような作風に。フォークメタルの「メタル」の部分を重視するとキツいかもしれません。曲によっては(メタルというより)ロックのヴァイブを感じるものもあり。いや、「フォーク」の部分もかつてほど大々的にフィーチャーしているわけではないですね。2nd&3rdのクッサクサ爆走っぷりが至高ではありますが、このバンドの勇壮なメロディ使いは嫌いじゃない。⑦Rise Again②Erwachenが◎。



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MOONSORROW「JUMALTEN AIKA」

フィンランドの壮大ランドスケープ描写型・フォークメタル・バンドの7th。5曲で67分。
長尺を以ってじっくりとスカンジナヴィアの風景を映し出してゆく作風は相変わらずですが、攻撃力が増しているかな。神秘的なパートと暴虐パートのバランスはとても良いです。
ただ以前の作品よりも退屈に感じるのは何故だ? 自分の嗜好の変化なのかもしれん。(聴いてると寝ちまうw)



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PARADOX「PANGEA」

ドイツ産スラッシュ・メタル・バンドの7th。あまりスラッシュ系は熱心に聴いていないんですが、このバンドは好きな部類。ギター由来のメロディにパワーメタルに通じるものがあるので。歌メロも明確なラインをなぞるものが多いですし。
ラインナップが落ち着かないバンドとして有名ですけど、前作の後に中心人物であるCharly Steinhauer(Vo&Gt)以外のメンバーが総入れ替えになっています。Gtの相方とDrが、下に紹介したSUNBURSTのメンバー。若きテクニシャンGus Draxが加入(2回目)したといっても、そんなに音楽的な変化はありませんね。むしろモダンな方向とは逆に、往年のスラッシュのような懐かしさのある音。傑作ではないですがなかなかの良作かと。クオリティ安定。
ですが、本作の後、またもやCharlyを除く全員が抜けたようで…(苦笑)。ラインナップ不安定。



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SUNBURST「FRAGMENTS OF CREATION」

ギリシャ産パワー/プログレメタル・バンドのデビュー作。上のPARADOXで紹介したGus Drax(Gt)のメイン・バンドのはず。
Gus青年弾きまくりです。SYMPHONY XNEVERMOREというバンド名が浮かんできそうな、現代的でゴリゴリ&ザクザク&シュレッドしまくりングなギターワーク。巧いだけじゃなくて、派手で華があるのがいいね。ソロなんて特に。①Out Of The World③Symbol Of Life、それとインストの⑦Beyond The Darkest Sunが凄い。
そしてGusのGtと同様に、いや、それ以上に耳を持っていかれるのがVasilis Georgiou(Vo)の歌唱。まんま元KAMELOTのRoy Khanですやん。とてつもなくロイ、限りなくカーン。本家(?)ほど妖艶でねちっこくはありませんが、当然のようにめちゃくちゃ巧い。バラード⑤Lullaby最高。音楽性はキャメロッていないのに、彼のおかげで(せいで?)歌の入ってるパートは全てKEMELOTを聴いてる気になります(笑)。で、間奏になると全く別のバンドにチェンジする的な。
とりわけ歌メロを作る才能があるわけじゃないような気もしますが、VoとGtのインパクトにヤラれる。衝撃の一枚。


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