パスピエ「メーデー」

パスピエ_メーデー
パスピエ「メーデー」 (2016)

パスピエの今年3枚目のシングル。ジャケがglobe「Relation」風だね。
来年1月25日には4thフルアルバムをリリースすることが発表されています。

①メーデー
中華風のテーマ・メロをフィーチャーした、“いつも”のパスピエ流ポップ・チューン。…なんだけど、まだまだマンネリ感を感じないのは、言葉遊びを巧みに織り交ぜた歌詞のおかげでしょうかね。大胡田なつき(Vo)の言葉のチョイスは今回もキレッキレです。一つの単語の音(おん)や意味が次の単語を呼び寄せ、それが連想を繋いでゆき、意味があるとも無いとも判断のつかない不可思議な世界を描く。すげぇや。
発声に関しても、よくこんな声出せるな、と。

ただ、個人的な趣味からいえば、②月暈の方が好きですね。澄み切ったムードが印象的な大人しめの曲。童謡調のメロディに優しいVoが乗るスタイルで、「ねえ、ハロー、ハロー」ってリフレインが心に残ります。こういった曲が定型的なバラードに陥らないところがパスピエたるところで、蜜の中に毒っちゅーか、綺麗な薔薇には棘があるっちゅーか、とにかく間奏の清廉な響きのピアノから軋みを上げるGtソロへの流れが秀逸です。

③わたし開花したわ (re(mind)mix)は、同ミニアルバムの楽曲を成田ハネダ(Key)が編集したオムニバス的な楽曲。やはりチャイナタウンは強力だな、と。
5年前のインディーズ時代の作品ということで持っていない人もいるでしょうから、こういう試みを実験的なことをやる余地が大きいシングルに収録するのはアリなのではないでしょうかね。アルバム収録はゴメンこうむるが。


初回盤に付いているDVDには、6月に新木場STUDIO COASTで行われた自主企画イベント『印象E』のライブ映像が、6曲収められています。

 1.ヨアケマエ
 2.チャイナタウン
 3.つくり囃子
 4.MATATABISTEP
 5.トキノワ
 6.S.S

新しめの曲も含めて、バンドの“核”となるような曲を集めて編集してますね。
会場の大きさやスタンディングであること、カメラ・アングルのせいもあるでしょうけど、バンドの爆発力と自由度が日本武道館の時と比べて格段に大きいように感じますね。それに釣られてか、会場の熱気が凄い。同時にフロアの前の方ではあんまり観たくないと思うが(苦笑)。圧縮が激しそうなので。
あ、大胡田のミニ鍵盤一本足奏法を見ることができます。


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