NEW ENGLAND「LIVE AT THE REGENT THEATRE」


NEW ENGLAND「LIVE AT THE REGENT THEATRE」 (2016)

先月2016年11月に行われた感動の初来日公演も記憶に新しい、アメリカのメロディアス・ハードロック・バンド、NEW ENGLAND。本作は、その「来日記念盤」というような位置付けでもってリリースされたライブCDです。収録は2014年8月に、本国・マサチューセッツ州アーリントンにて。パフォーマンスは勿論、来日公演と同じオリジナル・メンバーによるものです。

来日公演の10日ほど前にリリースされた作品ですが、私は予約購入したので当日に間に合う形で聴くことが出来ました。これがなかなか奏功しましたね。というのも、実際のライブもこのCDの収録内容に則った構成であったことで、ちょうどよい「予習」になりましたから。
また、このCDに収められた歌唱と演奏が当日のステージで再現されるならば、それはもう素晴らしい初来日公演になるであろうことはほぼ確信していました。で、事実、最高でしたしね。

ということで、本作の内容は、来日公演に足を運んだ人にも、残念ながら観ることが叶わなかった人にも、このバンドの音楽のファンであれば、広くオススメできるものだと強く思います。
感想はライブレポに書いたものと重複する部分が多いので、ここでは簡単に記したいと思いますが、最も驚いた点は「再現性の高さ」でしょうね。何が凄いって、オリジナルの音源が発表されてから2014年までの間の約35年、その時間の隔たりを感じさせない音を出しているってことです。ここでいう「再現性の高さ」ってのは、音源がそのまんまステージで再生されているかのように錯覚するといった「完璧さ」を追求したものではなくてですね、CDに収められたムードが再現されているといったニュアンスなんですよね。我々がNEW ENGLANDの音として思い描いていた、そのまんまの空気感が溢れ出てくるというかね、そんな感じ。

John Fannon(Vo&Gt)はライブでもあのイメージそのものVoを聴かせてくれるし、アンサンブルの要であるJimmy Waldo(Key&Vo)の八面六臂っぷりは見事。温もりのある音を出すんだよなー、このバンド。
ちょっと意外で、かつ嬉しかった点は、Hirsh“アフロ”Gardner(Dr&Vo)とGary Shea(Ba)のリズム隊の演奏がかなりパワフルだったことですね。


「LIVE AT THE REGENT THEATRE」
01.Seal It With A Kiss
02.L-5
03.Hello Hello Hello
04.Alone Tonight / Shoot
05.Holdin'Out On Me
06.Conversation
07.Shall I Run Away
08.Turn Out The Light
09.Honey Money
10.Explorer Suite
11.Hope
12.Nothing To Fear
13.Don't Ever Wanna Lose Ya
14.You'll Be Born Again


本作唯一のスタジオ音源である⑮I Know There's Something Hereは、35年ぶりの新曲。ライブレポにも書きましたが、これが正にNEW ENGLANDらしさに溢れる曲で、当時から既にバンドの音が固まっていたということか、再始動しても軸が全くブレていないということか、ともあれこの点でも時の流れを超越してるバンドなんだなって感じはしました(笑)

超良作。
唯一残念な点は、収録時間の関係か、良い録音ではなかったのか、当日のセットからLivin' In The EightiesP.U.N.K. (Puny Undernourished Kid)がカットされていることですね。


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