BAND-MAID@下北沢GARDEN

BAND-MAID 『Brand New MAID』 Release Tour 追加お給仕 下北沢GARDEN (2016/10/23)

ご帰宅してきました。
家庭内労働型女性使用人的ロックバンド・BAND-MAID3rdミニアルバム「Brand New MAID」に伴うツアーの追加お給仕です。ワンマン。

本来のファイナルであるO-WEST公演が一般発売前に売り切れるという、どうなっとんじゃ!?状態になっており、チケットを手に入れ損なったご主人様は私です。いやー、広告宣伝費掛けてるなぁーとは思っていましたが、まさかO-WESTが速攻埋まってしまうとは…。。。。。
そんな中発表されたこの追加公演ですが、無事にチケットを(一般発売で)入手できたため、帰宅することができました。結局、この追加お給仕もソールドアウト。もはや「家に帰る」ことさえままならないくらいのバンドになっているのか?
因みに国内でのツアーはこの日が最終になりますが、現在ワールド・ツアー真っ最中でして、その後半戦が残っております。(国内での)単発でのお給仕やイベント出演もありますしね。休まず働き続けるメイドさん。

定刻を10分ほど過ぎてからの「お給仕、始めます」
この下北沢GARDEN、フロア(の低い部分)に柵がないので、(演者によっては)開演するとガッと前方にお客さんが押し寄せて詰まるんですよね。結果、私がスタンバっていた後方エリアには空きスペースが出来て、そこそこ快適に観ることが出来ました。ま、ステージはそれほど高くないハコなので、視界はさほど良好ではありませんでしたが。
「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様」という挨拶が特徴のBAND-MAIDですが、そうは言いつつも以前は“お嬢様”全然いないじゃんwwって感じでしたが、この日はチラホラと女性の姿が。これは女性客の比率が増したというより、集客が拡大した結果、女性客が入ってきたということだと思いますけど。


前回メイドさん達のお給仕を観たのは6月、RYUMEI氏企画でCROSS VEINと一緒の時だったかな?

驚きました。
その成長に。

なんだこの出音の安定感と押し出しの良さとガッチリ噛み合ってる感は。
めちゃくちゃ音が良い。
音響的に優位な位置で私が観ていたことも大きいのかもしれませんが、会場の音響面のことを差っ引いたとしても、そもそものバンドのアンサンブルが的確だし、ドカーンという爆発力があるのが強烈に伝わってきます。
もともとリズム隊が強力なバンドではありましたが、休符の使い方が上手くなったというか、ストップ&ゴーのメリハリがよりはっきりしてきましたね。全楽器がピタッと揃う瞬間には快感すら覚える。ベテラン・バンドでもなかなか出せないようなキマりっぷりでしたよ。アイドル並みの本数のライブをこなしているメイドさん達ですから、生の現場で相当鍛えられてるんでしょうね。

「みなぎるゴリラ」こと廣瀬茜(Dr)の漲り具合は残念ながらほとんど見えなかったんですけど、その音の気持ち良さったらない。ドッカンドッカンパワフルなのにうるさくないの。そして一心不乱にネックを行き来し弦を掻き毟るMISA(Ba)のクールさよ。ほんと素晴らしいリズム隊だと再認識しましたね。音も演奏している姿も、どっちも。

以前は音がごっちゃになって、実力が上手く伝わってこないところもあったリードGt・遠乃歌波ですが、リフ&ソロ共に存在感が増していました。ギター・ヒーローならぬ、ギター・ヒロインたる凄みが出てきたように思います。この日のパフォーマンスの充実を最も強烈に伝えてくれたのは何かっつったら、リズム隊と彼女のGtが上手く共存して互いの存在を高めていたことなんですよね。
ただ、テクニカルで突き抜けているのは良いんだけど、個人的には、もっと構築美のあるソロを聞かせて欲しかったりします。

キャラの明確なフロントが居るバンドは強い。
その点、BAND-MAIDにはお姐担当・彩姫と萌え担当・小鳩ミクという、相反するような属性を持ったヴォーカリストがいるんだら、こりゃあ武器だ。つおい。
でね、今回のレポでは彩姫の立ち姿、というか歌ってる時の格好についてちょっと触れてみたいのだよ。いや、別にヘンタイっぽい話じゃなくてね。
彼女ってマイクを持つ手は常に左手なんですよね。少なくとも私は右手で持って歌ってるの見たことないと思う。多分。で、マイク左手に、黒髪ストレートから片方の耳だけ出して(つまり髪を耳に掛けて。この日は“右耳出し”)、右手は自由という立ち姿。この基本スタイルな。それだけでどこか凛としたカッコ良さがある。
そして指ね。右手の。(おっと…ヘンタイっぽい方向に話が向いてきたぞ…w) 彼女って手が綺麗だと思うのよね。近くで見たことないけど。指が細くて、長い。ここポイント。で、自由になってる右手こそがパフォーマンスの要だ。歌いながら指をヒラヒラしたり、腕を広げたり、顔の前にもってきたり、スッと頭上を指差して煽ったり、拳を突き上げたり…、、この様になってる感よ! 自然と視線が右手の動きを追っている時があります。いや、ヘンタイっぽい視線ではなくてね(笑)。フロントとして目を引くポイントがあるってのは武器ですよ、武器。
そして彩姫の横には、事ある度にピョンピョンと揺れやがる小癪なツインがありますからねww ツインテが嫌だろうが何だろうが、否応なしに目が行っちゃうんだよコノヤロー!ww いやー目を奪われる 注意を持ってかれるわー。何回も言うけどポニテにしてくんないかな?(笑)
因みに、キャラが明確な方が良いってのは、時折その「枠」からはみ出した言動があると、途端にそれがチャーム・ポイントになったりするから、っていうのもあります。

ここまで演奏陣が凄みを感じさせてくると、相対的にヴォーカリスト2人の実力に物足りなさを覚えてくるのかもしれないですけど、このバンドにはそんなに朗々と歌い上げるタイプの歌唱は合わないような気がしてます。確かに小鳩の歌唱力(と演奏力)の向上は欲しいところですが、もっとツインVoの絡み方のヴァリエーションを増やしたりっていう、そういう方向で突き詰めていった方が面白い気がします。
彩姫は以前よりかなり上手くなっていると、今回思いましたし。演奏に声が埋もれないこともしかり、一人で歌う時/小鳩とツインでハモる時/コ-ラスをうっすら被せる時、それぞれの場面々々で適切な歌唱法を選択できるようになってきたんじゃないかしら。

メイドさん達にはいわゆる「速い」曲もありますが、それが主軸ではありません。HMというよりHR的感触の曲が多いという点からしてもそう。
ライブではミドルテンポの楽曲が連続する場面もあるんですが、これを全然退屈させないで聞かせられるんだから凄い。CDで聴くとそれほど好きではない曲でさえ、ツボを得た演奏に引き込まれますからね(ここでもリズム隊の貢献は大きい)。
また、同期音源の使い方、生演奏との共存の仕方にも唸らされました。むをおおおおお。職業ライター、特にビーイング系の作曲家の手による曲も多いからでしょうか、プログラミングされた音がかなり入っている曲もあるんですが、その同期にライブのペースを握られていない、全く支配されていない、そんな感じなんですよね。オルガンが効いている曲の間奏パートなんて、同期とバンドがまるで呼吸を合わせるかのように演奏しており、ほんとはKey奏者がステージにいるんじゃないかと錯覚しかけた。そんな生々しいロック感。

ショウの進め方も巧みでしたね。ちょいちょいMCは挟んだものの、基本短めで全体の流れを阻害していなかったし、チューニングする時やドリンクを口するタイミングでは、照明を暗くしてイントロや語りのSEを流すことで緊張感を持続させていました。それによって鮮やかな場面展開も可能だったし。アンコール無しの1時間半を通して、空気が一切弛緩しなかったのは見事。
あ、ゴメンナサイw 小鳩による恒例の「おまじない」タイムでは弛緩しまくったわ(笑)。「萌え萌え!」「キュンキュン!」「バ~ンド、メイッ!」「ずっきゅんばっきゅん…」のやつ。


いやー、ものすっごく素晴らしいライブでした。
楽曲は強力だし、演奏も強力だし。
ここまでのものを提供してくるとは全く思いませんでしたわ。凄まじいスピードで進化してる。
来月のメジャー第一弾シングルに続いて、来年1月にはフル・アルバムがリリースれることも発表されました。ライブに制作にと、過酷な日程での活動なだけにメンドさんには身体を壊さないでいただきたいところですが、今後の動向が実に楽しみです。

<セットリスト>
01.Thrill
02.Don't apply the brake ←ウヒョー!!
03.FREEZER
04.Price of Pride ←ウヒョー!!
05.Shake That!!
06.matchless GUM
07.the non-fiction days ←ウヒョー!!
08.LOOK AT ME
09.ORDER
10.Brand-New Road
11.YURAGU
12.FREEDOM ←ウヒョー!!
13.Before Yesterday ←ウヒョー!!
14.alone ←ウヒョー!!
15.Beauty and the beast ←ウヒョー!!
16.Don't let me down ←ウヒョー!!
17.Arcadia Girl
*** 萌え萌えおまじない ***
18.REAL EXISTENCE
19.YOLO


しかし感謝を伝えるMCの時の彩姫のぎこちなさなw


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