RONDONRATS。@新宿club SCIENCE

RONDONRATS。 presents  『天下統一☆FEVER TOUR ファイナル ワンマンライブ』 新宿club SCIENCE (2016/10/15)

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RONDONRATS。ミニアルバム「FEVER」に伴うツアー・ファイナル公演に行ってきました。

新宿club SCIENCEは初めて行くハコです。ETERNAL TEARS OF SORROWを観に行った歌舞伎町のHoliday Shinjuku、その隣のビルの地下。キャパ300人ってことですけど、いやいやそんなに入らんでしょうって感じの広さではある。
ライブ・フロアの後方に出入り口が設けられていることが多いですが、このハコはフロアの真横、しかも最前列付近の場所に出入り口があります。BARスペースを抜けてライブ・スペースに入ろうすると、いきなり最前列の人達にコンニチハっていう構図。これ、ソールドアウトしてる時なんて、あとから入るのキツそうですなぁ。

このファイナルの数日前から、VoのMAMIKOが腰椎間板ヘルニアになってしまったそうで、無事に開催できるのかしら?と思っていました。ライブどころか、安静にしていてもめちゃくちゃ痛いらしいですからね。
開演時間からちょっと押しで幕が開くと、傍目にはいつも通り元気そうに歌い、動いている彼女の姿がありました。無理してほしくないけど絶対無理するに決まってる人だから余計に無理してほしくなんだけど、でもやっぱ無理してるんだろうなー。鎮痛剤を服用した上でのライブだったらしく、それで腰の痛みは紛らせていたようですが、副作用の関係か、熱やら頭痛はあったそうで。そんなにキツそうには見えなかったけど、観ているこちらが気が気じゃなかったですね。

それほど大きくはないステージです。フロント4人が並ぶと結構キツキツな感じ。ラッツの弦楽器隊って割とガタイいいですし。
開演前の音出しの時にちょっと悪い予感はしてましたが、はっきり言って、いままで観たラッツのライブで一番音が悪かったですね。いつもはそんなに音作りにブレのあるバンドじゃないんですけどね。これ、ハコのPAさんのせいかしら?
なにしろリズム隊の音がデカ過ぎ。特にバスドラは空気がビリビリと振動するのが分かるほどで(服の布地が揺れてる…)、なんなのこれMANOWARなの?っていうくらい。でもMANOWARはデカくても聴き易い音だったけど、これはただただ不快。まぁラッツのライブレポに筋肉軍団の名前を出して、何人に伝わるのかって話ですけどね(苦笑)
デカいのはDrとBaだけじゃなくて、同期音源も含めて全部で、しかもどこかバランスが悪く、まとまっていません。Gtはというと、上手側のKOUTAの音ばっかりがギャンギャンとうるさい。
ハコによっては大きめの音で鳴らす傾向のあるところがありますが、それにしてもこれはキツかったですね。特に「FEVER」の曲は、同期バリバリ、演奏もメカニカル&テクニカルなパートが多く、音数も多いので、余計にうるさく感じたりも。

その馬鹿デカい楽器隊の音に埋もれないようにか、MAMIKOが声を張り上げ気味にガナるような場面も度々あって、そういう時には元々曲にあったはずの切なさが大きく減退しており、萎えるんですよね。勢いや熱さみたいな感情はいつも通り、いや、もしかしたらいつも以上に伝わってくるんだけど、それだけじゃ満足出来ないのよあたしは。彼女、ヘルニアだけじゃなくて、喉の調子も悪かったようなんですが、もしかしてその影響もあったのかしら…?
でもこんな音響の中で歌ってたら、なおさら喉を酷使しちゃうし、引き算の音作りをしないと、ヴォ-カリストだけじゃなくて演奏陣も消耗しちゃうよ。勿論、聴き手も。

音のバランスは徐々にマシになっていって(もしかしたら私が慣れてきただけかもしれないけど)、アンコールの頃にはまずまず聴けるようになっていましたけど、序盤はマジで帰ろうかと思いましたよ。バンドはいつも通りの熱演だったので、余計に勿体ないな、と。


本編を大きく2つに分け、それぞれ違う衣装で臨んだり(前半の着物風のやつ、良いよね)、その前半&後半を珍しいインスト曲で繋いだり(MAMIKOがギター弾く姿のスペシャル感と取って付けた感!w)、本編とは別にハロウィン前倒し企画の仮装ライブをアンコールとしてやったり、ファンを楽しませようという趣向に満ちたファイナルだったのは良かった点。
いつも通りの温かい雰囲気でしたし。

何曲も一気に畳み掛けて、長めに取られたMCタイムは良い意味でグダグダになる(笑)。この大きなメリハリこそがラッツ。
MAMIKOが他のメンバーを弄るMCがアトラクションとして機能し、KJ(Ba)の煽りで口火を切ることによってライブパートが勢いを取り戻す。弛緩と緊張を大きく行ったり来たりするんですよね。それが楽しい。

セトリはそれほどガツガツくる感じではありませんでしたが、なかなか良かったですね。あんまりそこらへんの期待をハズすバンドではないので、大抵はいつも満足してますけど。
A-HA-HABEAUTY OF BEASTtonight,tonightといった初期の曲を間に挟んだことが、良いアクセントになっていましたし。ハジマリのウタクローバーには痺れました。


東京に活動拠点を移して、
メンバー交代があって、
今までとは違う環境で作品を作って、
ブワァァアーとツアー回って、この日でファイナル。
今後の予定は白紙。
慌ただしかったとは思いますが、ひとまずはお疲れ様でした。

私見ですけど。
「私の性格は…、マイペースかな♪」とか自らのたまう人は、実はマイペースというか、周りに無頓着なだけなんじゃないの?とか思ったりするのです。もっと悪く言えば、鈍感。あんまり好きじゃない。
私見ですけど。
でもね、好きなバンドにはマイペースでいてもらいたいのです。そしてゆったりと長く活動してほしい。生き急いでいるようなペースじゃなくって。
まぁ正直、「ずっと待ってるよ」とは言い切れない部分もあるんですけどね。でも、私は一つのアーティストに短期間で深くのめり込むことがない代わりに、好きになったらそんなに嗜好は変わらないと思ってるので。自分達の良さ(=私が思う「彼らの良さ」ってことだけど)を見失っていなければ。
(音楽)やってる方からすると、何甘ったれたこと言ってんの?って感じかもしれませんが。

ラッツの次の動きを、大きな期待と共に待ってます。
彼らの場合、メロディ・センスも私の嗜好との相性もバッチリなので、大丈夫でしょう。

<セットリスト>
01.Laser Parade~雷蝶
02.Rain
03.YAGUMO
04.RESISTANCE
05.MONSTER
06.トロイメライ

07.instrumental
08.Doooda!!
09.A-HA-HA
10.BEAUTY OF BEAST
11.同じ空の下で
12.ハジマリのウタ
13.ドーラ
14.脳内メカニズム
15.NORAWAY
16.凛

ENCORE - HALLOWEEN 仮装 LIVE -
17.TRICK
18.グラジオラス
19.tonight,tonight
20.クローバー
21.Doooda!!


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