POISONBLACK「ESCAPEXSTACY」


POISONBLACK「ESCAPEXSTACY」 (2003)

「男前」声キング、Ville Laihiala様率いるフィンランド産メランコリック・メタル・バンドのデビュー作。この時点ではVille様はギターとバッキングVoに回り、リード・ヴォーカリストを迎えています。そのヴォーカリストとは、Ville様と「男前」声天下一武道会で優勝を争った(笑)CHARONのJ-P Leppaluotoなのでした!これは贅沢!Ville様とJ-Pが同じバンドにいるだけで「男前」度二乗ですよ。テレビドラマで喩えれば、フジテレビ系列『ビーチボーイズ』の竹之内豊と反町隆史バリに豪華なわけじゃないですか?「~じゃないですか?」とか訊かれても困るでしょうし、大体において喩えが古過ぎるんでしょうがまぁしょうがない。そして尚且つVille様がヴォーカルを担当しないでJ-Pに譲るという構図。竹之内豊が反町隆史に「稲森いずみの事は任せる」って引き下がるような事態ですよね!?そりゃ、Richie Samboraも反町のバッキングVoに回っちゃうわけですよ!(意味不明)

作曲はVille様が単独で手掛けたものとベーシストのJanne Kukkonenと共作したものがありますが、POISONBLACKのカタログ中、他のどの作品よりSENTENCED色は強いように感じます。J-Pが歌っているのに不思議なもんですね。
SENTENCEDと比較すると、より重くムーディなサウンドです。あとちょっとモダンな感触もあるかな。即効性には欠けますが、聴く度にその翳りのあるメロディがじわじわと染み入ってきます。リリース時より今の方がお気に入り度は上がっていますね。
私はとにかく③The Stateが好きで好きでしょうがないんですがね、どうしましょう?本作の中でもどっちかというと地味な曲で、最初は特別気に入っていなかったんですが、ある時聴いてたらサビのメロディがいきなり胸に響いてきてですね。それ以来このアルバムの株は一気に急騰ですわ。泣ける。あとは、これぞJ-Pという歌い回しに痺れる①The Glow Of The Flamesと、ヘヴィな哀感を爆発させる④All Else Is Hollowが特に気に入ってます。

本作の時点ではPOISONBLACKたる個性は希薄ですが、次作以降作風を少しずつ変えて独自の音楽性を掴んでゆくその第一歩として、またJ-Pが歌っている唯一の作品として存在意義は十分ある佳作です。個人的にも時々引っ張り出して聴きますね。

②Love InfernalのPV → コチラ。Ville様、全然目立ってねぇ!

【お気に入り】
③The State
④All Else Is Hollow
①The Glow Of The Flames
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COMMENT 2

kazz_asai  2012, 05. 20 [Sun] 21:47

POISONBLACK、実はまだ聴いていないんですよね…。
それというのもSENTENCEDはNorth From HereとAMOKが好きすぎて、Down以降のメランコリックメタル路線も全部持ってはいるんですが、上記2枚には及ばないので…(即効力のある音でないと反応しない単純な人間のためと思われます)。
SENTENCED後期作品ですと、一番好きなのはThe Funeral Albumですが、やっぱりこんな感じですか?(小学生みたいな文ですみません)。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2012, 05. 20 [Sun] 23:21

kazz_asaiさん、

う~ん、SEBTENCEDは好き過ぎるので冷静に判断できませんが、POISONBLACKよりSENTENCEDの方が伝統的なHM(例えばメイデン)の流儀に近いように感じます。特にギターが。ギターの重要度もSENTENCEDの方が高いですし。

今のPOISONBLACKはこの1stの頃とはかなり違っていてブルーズと70年代HRの影響が見られます。最新作は記事にしてるので読んでみてください。因みに私はPOISONBLACKは最新作と前作が特に気に入っています。

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