RONDONRATS。@渋谷CHELSEA HOTEL

RONDONRATS。 presents 『 「FEVER」 リリース記念ライブ 江戸の変 』 渋谷CHELSEA HOTEL (2016/8/6)



RONDONRATS。の、ミニアルバム「FEVER」リリースに伴うライブに行ってきました。チケットに学割があって、1,000円安いんですと。こういうのイイネ。私は学生じゃないけど。
ラッツはライブ数が多いので東京公演はほかにもまだあるんですけど、この初っ端の「記念ライブ」はオープニング・ゲスト・バンドはあるものの、ワンマンに近いようなものですからね。行くしか!

同じ建物内のライブハウスでは、StarLounge、THE GAME、Milkyway、aubeは行ったことありますけど、CHELSEA HOTELは初めてのはず。多分。
地下1階にあります。キャパ300人。そこそこデカいんだな、って思いましたが、入ってみたら「そんなに入らないだろ!」ってなりました。入り口からドリンク・カウンターに至るエリアはホール部分より高くなっているんですけど、そこまでパンパンに埋まったら300いくのかしら。造りとか内装はStarLoungeに似てる感じ。


赤丸
男性4人組のオープニング・ゲスト・バンドです。40分くらいのステージだったかな。
Voがちょっとだけウネウネ爬虫類系で、「LAメタルっぽさあるな。でも音楽性は全然LAメタルじゃないな」って思いながら観てました。歌い上げるというより吐き捨て調のスタイルだけど。
そのVo氏が途中からギターを持って歌い出したので、ツインGt編成になりましたが、リードGt氏が結構弾きまくるのね。常にテーマ・メロとリフの中間みたいなフレーズを奏でてるんだけど、BaとDrが上手いこと隙間を埋めるようなプレイをしていること、かつVoが早口気味に言葉を詰め込むので、物足りなくはならない。Drは力強くていいね。シリアスめに駆ける曲ではBLANKEY JET CITYを思い出したりもしました。
初めの方に披露した曲では、展開が唐突過ぎじゃね?って感じましたけど、訥々としたMCとは裏腹にエネルギッシュなパフォーマンスでなかなか楽しめました。


RONDONRATS。
Laser ParadeのSEでメンバー入場、アルバムの流れ通り雷蝶でスタート。新譜の中でも最も音をいじくっているであろうこの曲、当然のように同期音源を鳴らしながらの演奏になっているわけですけど、ヴォーカルに関してはそんなに同期重ねなくていいんじゃないかなーって思いましたね。サビ以外のほとんどのパートでVoが【生MAMIKO+同期MAMIKO】というツイン体制になっているような感じで、音源に忠実にしようという考え方でしょうけど、反面ライブ感が損なわれているような気もしましたね。まぁ、私があんまり同期バリバリ入っているのを好まないせいもありますけど。
ただ、のっけから細かなフレーズを繰り出してくるKOUTAとTETSUのGtワークが気持ち良くって、思わず「オオオオゥ!これよ、これ!」って上がる。

新メンバーYUKI(Dr)が入ってからのライブは3本目。正式加入前にサポートで何回か叩いていたようですけど、私は彼のプレイを観るのは初めてです。
雷蝶の時点ではよくわからなかったものの、2曲目のTRICKで気づいたことは、「重いな!」ということ。バスドラと、あとタムかな? キメの時にドンッてやる時の低音部の量感が凄い。それでいて曲が始まった途端に、リズムだけ浮くこともなくバンドに溶け込んでいるのを感じて、キレもあるな、と(上から目線スマン/笑)。良いドラマーだと思います。終演後にフロアに来たところを見たら、思ったより小柄でしたね、彼。身体の大きさが演奏の力強さに直結するわけじゃありませんが、ちょっとビックリしました。
メロディックに抜けて来る820(前任Ba)から、弾むプレイが得意(そう)でバキバキ音のKJ(現Ba)へ。タイトにスパンスパンとキまるTAISHI(前任Dr)から、YUKIへ。リズム隊の質感はややヘヴィな方向へと変化してますけど、これはこれでパワフルさがあって良い編成ですね。

タオル回しのYAGUMOが終わって、そんなYUKIを紹介するMCタイム。
マイペースというか、のんびり屋というか、朴訥というか、柔らかく言葉を置いてゆくように
「最近よく虐められるんですよ」
「新人イジメというか…」
カンチョーされるんです」
「特にKOUTAに…」

とかなんとか(笑)。
それに対してKOUTAが「いい尻は見逃さないからね」と言うところへ、すかさずピョコンとお尻を突き出してアピールするMAMIKO is カワユス♡
KJから「今まで(カンチョー)されなかったってことは、いい尻じゃなかったんだ」とか言われてましたけどねw

現行ラッツにとっての、KJの役割、というか功労についても触れておきたいところ。
Baプレイでの貢献だけでなく、ステージにメンバーが登場してまず煽るのが彼だったり、MCがMAMIKOと彼との掛け合いで進んだりと、バンドのムードメイカー的役割を担っているように見えますね。フロアに対して語り掛け、ライブを牽引するのがヴォーカリストだけじゃなくなるってのは良いことですよ。激しめのアクションも、積極的なコーラス・ワークや煽りを含めて、彼のおかげでバンドに明るくポジティヴな力強さと魅せ方の幅が出てきた。

「FEVER」の新曲は、ライブで聴くとよりその個性が浮かび上がる感じがしました。Rainは(音源で聴く)より疾走感が増し、蜃気楼はより確かな情景描写力を備え、ドーラは哀感を増す。かつ、ライブで鍛えられた代表曲の中にあっても、既に馴染んでる。新曲のどれもが“ラッツらしさ”に溢れているからだと思いますね。
しかしRainは新たな名曲となりそうな予感に溢れていますね。ライブで揉まれるとことによって整合感が増してくると、もっと良くなると思います。そういえば、新譜の中でも大きな聴き処だと思っているこの曲の間奏、KOUTAに依るものだと思い込んでいたんですけど、TETSUが弾いてました。地元広島では「おっパブのテツ」としてブイブイ言わせてるらしいTETSUが。勘違い。

ラッツのライブ進行の基本スタイルって、休みなく曲を畳み掛けて1曲でも多く届けようとすることだと思うんですよね。それが元々スピード感のある持ち曲やバンドのステージングとも合ってるし、フロアに熱を生む方向に上手いこと働いてる。対バン・イベントでは正にそのスタイルですよね。メンバー疲れるでしょうな。
ワンマンや主催ライブでもその傾向はあるんですけど、同時にMCタイムをがっつり取っていることがあって、そのメリハリがなかなか心地良かったりもします。なんせ彼ら、お喋りタイムも楽しいんでね。笑いが何度も爆発するわけじゃないんですけど、シュールなニヤニヤがずっと継続する感じ(笑)。


結局この日は、セットの長さからして、ワンマンというよりツーマン、かつ本格的にツアーが始まる前の前哨戦みたいな位置付けだったんだな、と感じました。ただそれでも物足りなさより、圧倒的に満足感と自分の嗜好との合致について再確認した夜になりました。RONDONRATS。の音楽は私にとって、ハードロックとメロコアとR&Rとガールズポップのいいとこどりなんですよ。
随分と久しぶりのラッツゆえに、飢餓感みたいなものもあったかと思いますが…って調べてみたら、前回観たのって、1年前じゃん! もうそんなに。びっくり。
久しぶりとはいえ、ライブが始まったらすぐに自分の中にしっくりとした感覚が訪れましたね。なんだか帰ってきた感覚というか、「ただいま」「おかえり」的な安心感。ラッツに関してだけじゃないけど、自分にとってそういう「場」と「音」があるってことは幸せなことだ。

<セットリスト> ※曲順間違ってるな、多分(汗
01.Laser Parade~雷蝶
02.TRICK
03.YAGUMO
04.トロイメライ
05.Doooda!!
06.Rain
07.蜃気楼
08.ドーラ
09.脳内メカニズム
10.凛
11.NORAWAY

ENCORE
12.RESISTANCE


つ・い・き♡
  ↓



終演後の物販での話。

初めてラッツを観たのって、2年前の『Electric Lady Loud』の時(「透明人間事件」勃発の時でもある/笑)だったんですけど、その時に「オ、このバンド良いッ!」って思って、物販に置いてあるCDを全部買ったんですね。その時に対応してくれたのが、スタッフとして手伝いに来ていた、まだラッツ加入前のKJ。
で、この日、物販にいる彼に挨拶したら、オイラの顔覚えてたのには驚きましたね。「名古屋で会いましたね」的に。だって、私、薄ぼんやりとした特徴のないすぐに忘れそうなフェイスの持ち主ですよ?(笑)

あと、MAMIKOが自身のLINE BLOGの中で、ウチのブログのことを念頭に置いたと思しき記述をしてくれていた(勘違いじゃなかろう)ので、お礼でも伝えようかなとしたら、すっかりそのことは忘れて逆にお礼言われたり。ほんとこのブログって自分の好き勝手書いてるだけで、別にバンド・メンバーの為にやってるなんてことは全くないので、お礼なんて言われると恐縮してしまうんですが、当事者から思いがけずありがたい言葉をいただいたりすると、続けてきて良かったなとも思うわけで。
おっぱい。

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