CANDLEMASS「DEATH THY LOVER」


CANDLEMASS「DEATH THY LOVER」 (2016)

ラスト・アルバムになるはずだった「PSALMS FOR THE DEAD」(2012)リリース後(もう4年も前か!?)、Robert Lowe(Vo)が脱退(というか解雇のようです)、ウルトラ・スーパー・俺好み・ヴォーカリストであるMats Levenを迎えてツアーを続けていたCANDLEMASS
ツアーを続けるうちに解散するという予定が覆ったのでしょうか、そのMatsをフィーチャーした新作が出ました。4曲入りのEPです。
まぁこのバンドの場合、中心人物であるLeif Edling(Ba)の意向が活動状況を左右するんでしょうね。

MatsとCANDLEMASS人脈とのコラボといえば、ABSTRAKT ALGEBRAKRUXがあったわけで、双方の相性は証明済み。そもそもツアー要員として選ばれるくらいなんで当たり前なんですけど。
ただ個人的には、(Matsスキーとはいえ)同じドゥームでもモダンな色が強かったABSTRAKT ALGEBRAはあんまりハマりませんでした。ですが、この“本隊”は別。違和感は皆無。それどころか、近年のRobertヴォーカル時代の音楽性をそのまま引き継ぐ路線に、MatsのVoは絶妙なハマりっぷりをみせております。なんせ今のバンドは正統派HR/HMまで手中に収めております(まぁ以前からそうでしたけど、Robert時代は非常に分かりやすい形でそれが表出していた)し、Matsには様々なバンドでメインVoやコーラスをこなした柔軟さがありますし。

そんな正統派HR/HMの旨味をCANDLEMASS流に仕上げた①Death Thy Loverから始まります。スピードには頼らずリフ・メイキングと曲展開が生む起伏で聞かせる。メロウに舞い上がるサビのキャッチーさ、そして途中、静寂パートへ落とす、そこでのMatsの歌唱が素晴らしいですね。

ウネウネ&ヘヴィに沈み込む②Sleeping Giant「これぞエピカルドゥーム!」なドラマティック・チューン③Sinister And Sweet、Voパートがないだけで印象は「まんまCANDLEMASSの曲」なインスト④The Gooseと、どれもこのバンドらしい曲が4つ並びます。
Leifのブレない作曲術、 Lars Johansson(Gt)の派手ではないもののツボを得たプレイ、そしてMatsの歌唱力が映える良作ですね。フルアルバムを期待したいところですが…。。。。。


「PSALMS FOR THE DEAD」の記事で、「Mats Levenヴォーカルで是非最後に来日してほしいなぁ(←Mats好き)。」等と書きましたが、遂に2016年のラウパで初来日するッ!!

【お気に入り】
①Death Thy Lover
③Sinister And Sweet

スポンサーサイト

COMMENT 0