predia「白夜のヴィオラにいだかれて」

predia_白夜のヴィオラにいだかれて
predia「白夜のヴィオラにいだかれて」 (2016)

クッ…、なんてクサいタイトルなんだ…ッ!
だって白夜ですよ?
ヴィオラですよ?
それにいだかれちゃうんですよ?


昨年、メジャー1stアルバム「孤高のダリアにくちづけを」(2015)を出しましたが、ミニアルバムとしては初のリリースです。
私が買ったのは【Type-B】。AもBも、MVが収録したDVDが付いてるのよ。ただ、そのヴァージョンが違っていて、Bは「Dance Shot Ver.」。

1stフルの後、2枚のシングルをリリースしました。そこでの深紅/ワインレッドの衣装から、蝶々をモチーフにした鮮やかな青系のものに変わりましたね。↑の画像だと紫系に見えるけど、実際のCDジャケの衣装はめっちゃ青々としてる(←野菜かッ!?)。

方向性は1stフルから変わってないと言ってよいでしょう。
つまり、「80年代終盤~90年代前半、J-POPに駆逐されちゃう時期の歌謡曲のイメージ」と表現したところの、メランコリー/Winkっぽさ/都会的な香りのある、打ち込みポップス哀愁系ですわ。そして、エロい。(確信)

全7曲のうち、色気溢れる③満たしてアモーレ「東京スキャンダル☆フライデーナイト♪」という昭和感全開なサビがあまりにもキャッチーな④東京スキャンダル、厚めのコーラスのおかげでややカワイイ系の雰囲気が出ている⑤刹那の夜の中でという3曲は、既にシングルで発表済みの曲です(は【Type】によっては別の曲と入れ替わりですが)。

残り4曲がここで初出の新曲となりますが、アタマ2つの、①BOROBORO ~この愛はボロボロになる運命なのか~②幾重の愛にがかなり強力ですね。
先行MVにもなった前者(MVは→コチラ)は“不幸な女”を歌ったメロウな曲で、とにかく哀愁たっぷりの歌メロがツボ。いわばネガティビティが曲の肝になっており、そこが魅力でもあるわけですけど、反対に後者ではポジティヴさがポイントになっています。曲調も一転して力強く、prediaの(特にメインVoである、湊あかねと村上瑠美奈の)高い歌唱力が活きた曲に仕上がっています。
このユニットの場合、打ち込みが楽曲の根幹部分を担い、あとは曲毎に生楽器をちょっと足してゆくのが基本スタイル。この“ちょい足し”楽器はやはり打ち込み(=プログラミング)ではないだけあって、曲の中に特別な彩りを付与する役割であることが多いんですが、のピアノ、そしてのエレキGtが果たしているのはその最たるところかな。両方とも、曲のイメージを決定づけていますしね。

⑥Tears Againは、PASSPO☆のサウンド・プロデューサー・阿久津健太郎が書いたバラード。曲の優しい雰囲気も生弦カルテットによるたおやかな響きも良いんですけど、歌メロ自体はあんまり面白くはないかな。機長が弾いてるんでしょうか、Gtソロは短いながらなかなか聞かせますけどね。
締めの⑦The Callは、手拍子のようなクラッシュ音、アリーナロックを思わせる(ロックじゃないけど)スケールの大きさを感じる曲調、「ウォーオウォーオウォー!」というファンに歌わせる気マンマンだろというリフレイン等々、ライブ(=パーティーと言うのか)の場で一体感を創り出す為の曲なんでしょうね。


ファンとしては安定の出来のミニアルバムなんじゃないでしょうか。
ややヴォリューム不足なようにも思えますが、逆にこのくらいの方が各曲のキャラ立ちは良く感じるかもしれません。それほど広い音楽性をカヴァーするユニットではないだけに、収録曲が多いと必然的に同タイプの曲が多くなりがちですから。

【お気に入り】
①BOROBORO ~この愛はボロボロになる運命なのか~
④東京スキャンダル
「唇 ドラマティック 目と目 ファンタスティック」だぜ?(笑) カメラを「キャメラ」と発音するのも堪らんw
②幾重の愛に
③満たしてアモーレ


のDance Shot Ver.のMVは、フォーメションの変化と長い手脚を活かした振り付け、それぞれの美しさが映える映像でした。


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