GEKI☆DAN「屍鬼」@浅草KURAWOOD

陰陽座コピーバンドイベント 『蒼天之宴 第参回 -幻妖-』 浅草KURAWOOD (2015/11/15)

20151115_陰陽座コピー_浅草kurawood

陰陽座のコピーバンドばかりを集めたイベントに行ってきました。勿論、演奏曲は全て陰陽座の楽曲、しかも各バンド楽曲の被りが無しだというのが驚きです(つまり選曲がマニアックってことだ/笑)。そして、着物を着てない方が不自然に感じるイベントでもあります(大袈裟w)。

去年も同様のイベントに足を運びました(その時のレポは→コチラ)が、特にオイラが熱心な式神(=ファンクラブ会員)で陰陽座絡みのイベントの開催を虎視眈々と狙っていたからでもなく、単にGEKI☆DAN「屍鬼」というバンドが観たかったからです。今回もそう。
観るのは前回含めて2回目。うちメンバーが重複しているLIGHT BRINGERのコピバンであるれふとぶりんがーのラスト・ライブを含めると、そのステージを観るのは3回目の人もいます(黒猫役Vo・麻衣子師匠、阿部雅宏役女性Key・世界のせきぐちさん、狩姦役Gt・山田さんの3名)。


GEKI☆DAN「屍鬼」
イベントの3番手に登場。
前回観た時にも感じたことですが、このバンド、演奏&歌唱がハイレベルであり、雰囲気の醸成まで含めたカヴァー精度が高く、そして選曲にヒネリが効いているという特徴があります。特に三点目の「曲選びのマニアックさ」についてはほんと油断ならん。1曲目からして、いきなり何の曲をやってるのか分からない(笑)。いや、勿論アタシも式神の端くれなんで、そりゃあ「あぁ!あぁ!この曲…、、聴いたことあるけど…、、曲名なんだっけな??w」くらいのところまではいく。でも記憶力の衰えか、はたまた妖怪愛の不足か、哀しいかな曲名までは辿り着かん。そんなこんな考えてるうちに次の曲が始まってしまうが、またしても「あぁ!あぁ!この曲…、、聴いたことあるけど…、、曲名なんだっけな??w」、ってなる(笑)

ゴメンナサイm(____)m

紺碧の双刃鬼一口の流れでした。ね?そこそこマニアックでしょ?(笑)
まぁそれは置いといて、オープニングのSEから1曲目の入り、そこから次曲へと畳み掛けるように繋げるというライブ進行っぷりが巧い。ここらへんのコントロ-ルは、MCや曲コールを担当する瞬火役Ba&Vo・Fenrirさんに依るところが大きいですね。
そして演奏はやはり非常にまとまっています。バンド一丸となってドカンッと主張してくる音ではないですが、全ての楽器が何をやっているか明瞭に聞き取れる音像。とてもバランスが良く、私の好みの音作りでもあります。麻衣子師匠は、鬼一口のヴァース等、抑え気味に歌う箇所では平坦さが気になる場面もありましたが、歌い上げるパートでは問題なかったし、なにより(れふとぶりんがーでの)ふっきーよりも黒猫の方が歌唱や発声のスタイルが合ってるね。憑依っぷりが全然違う。

鳳翼天翔はまぁ代表曲という感じのチョイスでしたが、イントロにあたる焔之鳥を音源ではなく生演奏でやったこと、そして梧桐の丘へと繋げてプレイするってのがマニアックであり、聴く側からすればその拘りが嬉しいし、このバンドらしいと言えばらしい(笑)。

ハイライトは、故に其の疾きこと風の如くでしたね。疾走曲ではあれど、感情を剥き出しにするのではなくむしろ抑え気味に紡ぐ曲ゆえに、歌唱&演奏共に実力とセンスが問われると思うのですが、これが凄かった。イントロのKeyの響きからしてゾクッとキたし、いきなり山田さんのGtソロが絶品のトーンで蕩けるし(彼のGtトーンはマジ好みだわ)、サビのツインVoはぴったり息が合っていた。巧いバンドだから割と淡々としたバッキングでも刻みがスリリングに響くのよね。

最後は扇子曲の舞いあがる。本家のライブでは観客との掛け合いの大合唱があり、黒猫が「すごいすごーい!」「皆さんの魂がウンタラカンタラ…」とかのたまう曲ですが、そのくだりもそのまんまやる。で、お客さんも熱心な陰陽座ファンばかりだし、別バンドのヴォーカル陣もフロアで観てるので、掛け合いはちゃんと成立する。つーか声デカいしね。

持ち時間40分のはずでしたが、もっとガッツリと聴きたかったですねー。とても楽しい時間で、色々と思うところはありました(例えば、Keyの出番が無い曲で、せきぐちさんが手持ち無沙汰気味に首を傾げるようにリズムを取ってる様子がカワユスだとかw)が、特に演奏の端正さに魅かれたなぁ。
最近のダウンチューニングの曲と、従来のレギュラーチューニングの曲が入り混じるセットでしたが、全ての曲をレギュラーで通したようです。

<セットリスト>
1.SE~紺碧の双刃
2.鬼一口
3.焔之鳥~鳳翼天翔
4.梧桐の丘
5.故に其の疾きこと風の如く
6.舞いあがる


以下、観たのは途中からだったりするのもありますが、他のバンドやイベント全体の感想を。

この日のイベント、たまゆらというバンドの主催でしたが、それがトリではなく2バンド目に登場するという。演奏のまとまりも良く(もう少しGtを前に押し出してもよいと思う)、なによりメンバーが楽しそうに演奏してるのが印象的でしたが、天狗笑い「アオーン!」という見事な狗っぷりを聞かせてくれた上手側Gt氏が、あとで知ったところによると、私ともブログとTwitterで繋がりのある方だという(驚)。許可を得ていないのであまり詳しくは述べませんが(笑)

「楽しそう」と言えば、栃木から来たという澱陰座(トリ)もそうで、こういったイベントに出ることへの嬉しさ爆発って感じでしたね。歌唱&演奏の一体感、共にまだまだという印象でしたが、このバンドはDrがかなり上手かった。

4バンド目に出た音妄座は見た感じからして最もベテランのようでしたが、パフォーマンスもダントツ良かったですね。GEKI☆DAN「屍鬼」の分離の良いすっきりとしたバンド・サウンドとは異なり、パンチと塊感のある力強い音でした。出音一発で、「このバンド巧いな」と感じる音。序盤、機材トラブルで上手Gtが鳴らなかったのは残念でしたが。ヴォーカルの再現度も高いし、何より単純に歌が上手く、声が抜けてきてました。
驚愕したのは、あの超大作・をセットに組み込んできたことと、それが凄まじいばかりの表現力でプレイされたこと。いやー、ほんと凄かったわ。Voさん、ラストの呪詛パートまで含めて見事に役に成りきっていましたし。


イベント全体では、ダウンチューニングの最近の曲をプレイするバンドが多かったですね。というか、ほとんどが「風神界逅」「雷神創世」(2014)の2枚からだったんじゃね、という印象。各バンドのメンバーの年齢のせいもあるかもしれませんけどね。
あと、陰陽座人気あるんだなー、とは改めて感じました。各バンドから滲み出る思い入れの深さもそうだし、観る側のお客さんの反応からもそれはうかがえるところ。コピーする側としてはメンバーの頭数が揃いさえすればコピーしやすいし、かつコピーしていて楽しいバンドだとは思いますけどね。オフィシャルのバンドスコアは出てるし、ライブDVDも豊富だし。

会場の浅草KURAWOODは初めて行くところでしたが、なかなか良いハコでしたね。ドリンクの種類が豊富だし、分煙されてるし。あと、ウチからわりと行きやすいのもポイント(笑)。
あ、フードメニューにおでんがあったのが気になりましたわ。食べてませんが。


最後に、GEKI☆DAN「屍鬼」の山田さん(Gt)と世界のせきぐちさん(Key)を含むバンドが、ANGRANothing To SayAngels And Demonsをカヴァーしている動画があるので紹介しておきますので、視聴してビビるとよいかと存じます。Gtはなんとあの黒沢ダイスケ氏、Voは時空海賊SEVEN SEASCRIMSON FLAREのkeiichi氏ですたい。
 Nothing To Say → コチラ。
 Angels And Demons → コチラ。

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