聖飢魔Ⅱ@東京国際フォーラム ホールA

聖飢魔Ⅱ 『~地球デビュー30周年記念・期間限定再集結~ 「全席死刑」TOUR』 東京国際フォーラム ホールA (2015/10/19)

だいぶ期間が空いてしまいましたが、悪魔さん達の地球デビュー30周年記念の期間限定再集結ツアーの前半戦、『全席死刑TOUR』の東京公演に参拝してまいりました。魔人倶楽部(ファンクラブ)に入ってもチケット取れない人が続出という、恐るべきキャパ設定ミス公演である。因みに私の席は、1階席後方下手側の端っこでした。ステージまで遠いッ! MC中の閣下の細かい動作とか全然見えないよ!

通常、東京公演はツアーの千秋楽になることが多いのですが、これはまだ中盤戦。かつネタバレ禁止令が発布されていたので、すぐには記事をアップできませんでした。ネタバレしないでは書けない文章ですので、ウチのブログ。
ということで、今更ながらの備忘録的な記事になりまするー。

今回のツアーの構成員、というかステージ上の悪魔と人は、
 デーモン閣下(Vo)
 Sgt.ルーク篁III世参謀(Gt)
 ジェイル大橋代官(Gt)
 ゼノン石川和尚=イェ~イのおじさん(Ba)
 ライデン湯沢殿下(Dr)
 石黒彰(Key, サポート)


Keyって松崎様じゃなかったんだな!って知ったのは閣下のメンバー紹介の時ですな(遅)。

定刻を10分くらい過ぎていたかしら、ようやっと前説が始まる。今回の担当悪魔は、イェ~イのおじさん ゼノン石川。それがやたら盛り上がるんだ。ほぼ「イェ~イ」って言ってるだけなのに盛り上がる(笑)。
この後の各場面でも実感することですが、デーモン閣下以外の構成員の喋りも面白いってのは聖飢魔Ⅱの強みだよな、と思うわけです。閣下が絶妙な合いの手を入れるから、というのもありますけど。

前説が終わり、スクリーン状のベールに覆われたステージの各位置に着く構成員の姿がうっすら確認できて、興奮します。そして、インスト魔王凱旋のバンド演奏をバックに、従者によって引き摺られてきた棺桶の蓋が開き、デーモン閣下が登場。「ブヒェヒェヒェヒェヒェ」(←そんな下品な笑い声じゃないかw)という例の高笑いから地獄の皇太子へ! まぁ1発目はこの曲でくるよな、とは思っていながらも、やはり興奮する。

バンド・サウンドがめっちゃ綺麗。会場の音響はそこそこ、私の観てた位置はルーク側に寄っていたのでバランスはあまり良くない。ただ、そういうこととは無関係なところで、楽器隊の出している音がすっげぇ整っている。耳にうるさくない適度な音量と各楽器の極上のトーン。特にリズム隊の、重くて存在感があるんだけど、丸みのある音は相変わらず凄かったな。それほど攻撃性はないけど、自分にとっては理想的とも言えるリズム隊の音像ですな。

このツアー、事前に魔人倶楽部で投票が行われ、そこで上位にランクインされた人気レア曲を披露するというのも目玉の一つでして、早速(実質)2曲目でROCK IN THE KINGDOMなんて来ちゃうんだから、所謂「グレイテストヒッツ」的なセトリじゃないのが逆に嬉しい感じ。というかこの曲、特に好きな曲でもないので最初判別がつきませんでした(笑)

感激したのは次のBREAKDOWN INNOCENCE。「この曲をやるのか!?」と、イントロでゾクッときた途端の閣下のローングト-ン・シャウトが凄まじいーーッ!(嬉)
アァアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ただ、ここでのシャウトや要所々々でのキメの歌唱では未だ人間離れした(悪魔だけにね)凄みを感じさせてくれましたが、全体的にこの日の閣下の歌唱は苦しそうでしたね。声が出ないからといって客席にマイクを向けるような軟弱悪魔ではないですが、曲によってはキーを下げていたり、コーラスのルークにだいぶ助けられていたり…。ただでさえ初期楽曲はハイトーン要求する場面が多いからなぁ。
因みにルークはヘッドセットのマイクでコーラスをとっており、GtにVoにと大活躍。アンコールでは、やたら元気で熱く煽りまくる悪魔っぷりでした。

しかし、二度とは聴けないであろう選曲が、かなり美味しい。私の大好きなLUNATIC PARTY(閣下は歌詞間違え過ぎだw)も、圧巻の構成力とバンドの表現力にビビらされたFROM HELL WITH LOVEもレア曲ランク上位だった曲。
そして極めつけは、地獄への階段(完結編)。この曲こそ、私的魔界最強楽曲であり、あたしの知る限りここ日本で発売された数多の楽曲のうち、最もション○ン漏らし率の高いMost Monzetsu Tuneである。始まった瞬間にゾクッとキて、この曲を聴くことができることを神に 悪魔に感謝する。
うぉ、口笛うめぇ!w
スタジオ盤があまりにも完璧な構築美とドラマ性を有するため、どんなに忠実に、どんなに完璧に生演奏してもわずかな「瑕疵」に気づいてしまう。でもいいのだ、この曲を完全版でやってくれたこと、それもスタジオ盤に忠実なヴァージョンでおふざけもなく真摯に奏でてくれたこと、それだけで何物にも代えがたい珠玉の時間だったのだ。ほんと、生きてて良かったよ。ルークとジェイルのツインリードには涙出た…。

ステージセットは立体的なもので、中央部の階段を上った壇上にゼノン&ライデン&石黒彰の定位置が設えられており、その後方に巨大な格子状の構造物が鎮座したもの。また、この日の照明効果は素晴らしく、そのステージセットの後方・前方・上・下のどこから(どんな)光を当てるかによって、様々に表情を変える世界をステージ上に現出させていました。
特にTHE OUTER MISSIONBAD AGAIN ~美しき反逆~におけるムード演出の美しさは物凄かったですね。前者での閣下の歌唱は正直酷かったし、Gtソロはエース清水長官に弾いてほしかった(ジェイルより彼のが丁寧に弾くと思う)けれど、それでも感動的でしたね。こんな洗練されたプログレをポップに聞かせてくれるロック・グループがどれだけいるのかっって話っすよ先輩。
この日のミサは撮影用のカメラが入っていましたので、それらの模様は後々映像作品(=活動絵巻集)として発売されることでしょう。

閣下や各構成員のアドリブ的なやりとりに関しては今更書いても面白さが伝わらないと思うし、どうせ映像作品に収録されるでしょうから書きません。一点、「悪魔の森の奥深く~」の例の蝋人形の冒頭コント(?)は、「閣下=英語、イェ~イのおじさん=その和訳」という鉄板の布陣で引っ張りに引っ張ったとだけ記しておきましょう(笑)

ミサ後半~アンコールは定番の曲を中心にしたものでした。普通、ロック・ライブの終盤ってのは勢いのある曲を畳み掛けることが多いですが、聖飢魔Ⅱの場合はちと印象が違います。曲に入る前に色々ある(喋りやらコントやら/笑)し、曲自体を拡張することも多いし(G.G.G.=ゲゲゲの鬼太郎のテーマソングのカヴァーにおけるインスト陣にフィーチャーっぷりはその最たるところ)、あとこれは私のバンドに対する想いゆえですが、1曲1曲のパフォーマンス毎にずっしりと心に響くので、終盤という意識も無いまま本編が終わりになって、閣下の「また会おうZE!」で本編が終わったことに気づくという…。
ラストのFIRE AFTER FIREでは、閣下の火吹きパフォーマンスこそなかったものの、パイロがドカンドカンと吹き上げられ大興奮&大団円。

いつのまにかステージ天井から釣り下がっていた十字のシンボルマークがほの暗く照らされる中、閣下のユーモアと慈愛をたっぷり含んだ後説を聴きながら多幸感に包まれての終演でした。
いつも思うのは、バンドもそうだけど信者の皆さんが凄過ぎだよな、と(笑)。あの献身と臨機応変さには毎回目を見張るばかりです。

ここ何回かの期間限定ではルーク参謀の相方Gtは、エース長官ではなくジェイル代官です。弾く姿はジェイルの方がカッチョイイんだけど、エースの方が音は好きかな。生エースを観たことないってのもありますけど。勿論トリプルGt編成ならそれが一番いい(笑)

<セットリスト>
01.魔王凱旋~地獄の皇太子
02.ROCK IN THE KINGDOM
03.BREAKDOWN INNOCENCE
04.恐怖のレストラン
05.THE OUTER MISSION
06.地獄への階段(完結編)
07.LUNATIC PARTY
08.BAD AGAIN ~美しき反逆~
09.FROM HELL WITH LOVE
10.G.G.G.
11.蝋人形の館
12.有害ROCK
ENCORE
13.秘密の花園
14.1999 SECRET OBJECT
15.FIRE AFTER FIRE


これで2時間半以上やってるんだから
どれだけ喋りが長(ry
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