LACRIMOSA「INFERNO」


LACRIMOSA「INFERNO」 (1995)

スイス産、自意識過剰系シンフォニック・ロック/ゴシック・メタル・ユニット、LACRIMOSAの4thアルバム。
今でこそTilo Wolff様(Vo&Key)とAnne Nurmi(Vo&Key)を中心にした、…というよりこの2人こそがLACRIMOSAであるという感じですが、Anneが加入したのは1994年なので、本作が初参加作となります。
①Introを含む全8曲、うち5曲は7分を超える大作で、終曲の⑧Der Kelch Des Lebensは14分を超えます。

これ以前の作品は3rd「SATURA」(1993)しか持っていませんが、そこでは打ち込み主体の暗~~~~~~いドンヨリ作風のダークウェーブでした。どうやら本作の時点で、オーケストレーション含むKeyワーク主導の楽曲、暗く叙情的なムード演出、ゆっくりジワジワと哀感を煽る曲展開等々、彼らの音楽の特徴は出揃った模様ですね。ドイツ語の曲ではTilo様が、英語の曲ではAnneがメインVoを担当するという“ルール”が定番となってますが、ここでも概ねそれに則ってます。
サウンド・プロダクションの関係もあってか、HR/HMバンドたる剛性や躍動感はまだあんまり感じられないかな。Voも割と淡々とメロディ・ラインをなぞることが多く、大人しい作風だと思います。オケも重要な役割を果たしていることは事実ですが、まだそれほど大仰にはフィーチャーされていませんし。ただ、⑦Copycatだけが例外で、やたらドコドコするDrと目立つBa、明確なGtリフと浮遊感のある歌メロを持つ怪曲になってます。

私がコレを買ったのは後々ライブでの定番となる楽曲が収録されているからですが、もそうなのよね。あとは⑤Schakalは良いですねぇ。じっくりドラマティックに盛り上げてゆく手法が、本作の中では一番結実している曲だと思います。

【お気に入り】
⑤Schakal
⑧Der Kelch Des Lebens
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