POWERWOLF「BLESSED & POSSESSED」


POWERWOLF「BLESSED & POSSESSED」 (2015)

ドイツの教会系吸血狼・胡散クサメタル・バンド、POWERWOLFの第六教典(「アルバム」というより聖飢魔Ⅱ風にこういったほうがしっくりくるかと思って/笑)。ミックスはFredrik Nordstrom、マスタリングはJens Bogrenという豪華布陣ですハレルヤ。

このチカラオオカミさん、地元ドイツではチャート1位に輝く人気者らしく、ようやく本作で国内盤の出た我が国とは雲泥の差ですが、よく考えてみればこんな白塗り&頬こけさせメイクの怪しいオッサン達のバンドが売れちゃってるってのも不思議なもんでして、これは逆にドイツという国の方がどこかオカシイんじゃないかと思ってしまいますね(笑)。
とは言え、私は彼らの分かり易くキャッチーなパワーメタルがダイ,ダイ,ダイナマイト好きなので、ここにきて(日本でも)少しずつでも評価が高まってきたのは喜ぶべきことですアーメン。

さて、前作からの勢いに乗ったかのように、アルバム冒頭の①Blessed & Possessedからお得意のハレルヤが炸裂します。
はい、何も変わっていません。
今回も、
うぉ!この金太郎飴めっちゃ美味ぇ!!
ということです。
つまり、分厚いコーラスと宗教掛かった歌詞が特徴で、Keyで荘厳さを付加した、技巧には走らない勇壮なパワーメタルです。そんな激キャッチーな胡散クサ・ワールドが、いつものように全編で繰り広げられております。

書くことが無いほど前作と同様(もっと言うと前作のみならず、キャリアを通じてず~~~っと一緒だ)の作風ですが、HELLOWEENっぽい明朗なパワーメタル色がやや強めかなとも思います。彼らの作品の中では疾走曲(というかアップテンポの曲)の割合も高めな方だと感じますし。(ンなこたぁないか?)
逆に、Attila Dorn様(Vo)お得意のJames Hetfield風の語尾(「...ッツァ!」「...ゥヤッ!」的なアレ)はミドルテンポの曲の方が頻出するので、今回はやや控えめかな(←残念ポイント)。

前作収録のSecrets Of The Sacristyほどの名曲はありませんが、全体の完成度、楽曲の平均点は高く、甲乙つけがたい出来です。信頼の安定感と言っていいでしょう。アルバムとしてはさらにその前の「BLOOD OF THE SAINTS」(2011)が一番好きなんですけどね。最初に聴いた彼らの作品で、思い入れもありますし。

私は初めて聴いた時、あまりにもSABATONちっくな③Army Of The Nightで興奮した挙句、首がもげそうなほど一人ヘドバンをカマしてしまいました。で、首筋を痛めました(苦笑)。ウチのブログ的にはこのが飛び抜けている印象ですが、疾走曲の②Dead Until Dark⑦Christ & Combat、問答無用のキャッチーさを持つ⑤We Are The Wild、途中からアグレッションを撒き散らし始める⑨Sacramental Sister等も◎。

安定の“力”作ですアーメン。


そういえば先日の『ピュア・メタル・サプライズVol.1』イベントで、キャプテン和田氏が猛烈にこのアルバムをプッシュしていてですね、その熱い語り口に思わずニヤニヤしていたのは私です。

【お気に入り】
③Army Of The Night
⑦Christ & Combat
⑤We Are The Wild
②Dead Until Dark
⑨Sacramental Sister

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COMMENT 2

クレイ  2015, 10. 02 [Fri] 10:25

最近ヘビメタに傾倒した初心者ですが
一番最初にジャケ買いしたのがコレです。

ウホッ、力狼wwジャケの胡散臭さパネェwwww
で買ったら
マァリィィィィィアァァァァーーー
アルバム一枚聴き終わったらそのままPREACHERS OF THE NIGHT買いにいきました。

ヒゲ様一押しの
BLOOD OF THE SAINTSも買ってみます。
アーメン

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ヒゲ・スカイウォーカー  2015, 10. 03 [Sat] 15:20

クレイさん、

このバンドの胡散臭さに着目なさるとは流石です(笑)

「BLOOD OF THE SAINTS」は名曲はないけど平均点が異様に高い、という感じのアルバムですかね。良作を量産できる実力はファンとしては嬉しいポイントです。

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