Scrambled Soul Circus@吉祥寺CRESCENDO

【 Scrambled Soul Circus presents "Soul Carnival vol.1~結成1周年七夕祭り編~"】 吉祥寺CRESCENDO (2015/7/4)

Scrambled Soul Circusのデビュー・アルバム「Scrambled Colors」のレコ発主催イベントに行ってきましたそ。
BabyDollSymphonyVoice of Divine Childrenとのスリーマン公演。各バンド1時間のステージです。
対バン・イベントは、魅力あるバンドのスリーマンくらいのヴォリュームが一番良いですね。転換を苦痛に感じないギリギリのラインが2回かな(年々辛抱できなくなってきてる/笑)。3回以上の転換ははっきり言ってイヤですね。そうなると、あとはそのマイナス要素を演者側のパフォーマンスとどれだけ相殺してプラスにもっていけるかってことでして。


Voice of Divine Children
観るのは多分2回目ですなぁ(前回は→コチラ)。バンド編成がガラリと変わっていました。Gtがツインじゃなくなり(かつ7弦じゃなくなったかな?アヤフヤ)、男女のツインVo体制になり、音楽性も大胆にシフトしてました。

前観た時は、民族音楽要素をまぶしたヘヴィロック/HMって感じでしたが、これアニソン(風)バンドになってるわ。メタルの演奏を下敷きにしたアニソン(風)。2曲カヴァー・ソングを披露したり、アンケートでライブでプレイしてほしいアニソンを募集したり、サイリュームを配ったりという姿勢にも現れているところでしたが、バンドの雰囲気も結構変わってた。一言でいうと、明るくなっていた。
もはや完全に別バンドの様相でしたが、これがなかなか良かったです。以前より歌メロにフックが増した気がしますし、ツインVoにしたことでより多彩な聴かせ方ができていたような。バックがかなりメタリック(特にリズム隊は多彩で巧いね)なのに、P☆chikoとtAkAがまるでHR/HMの歌い手じゃないというミスマッチ感も◎。正直、2人のVoについては物足りないです。声の伸びや演奏に負けないだけの強さがもっと欲しいところですが、P☆chikoの声はバラードや千本桜のカヴァーではとても魅力的に響きましたし、tAkAによるラップ調のパートにオッと思ったりと、要は曲作りで如何様にも適した使い方は出来そうな感じ。先月発売したばかりのシングル「ETERNAL」に収録されている3曲はどれも良かったですしね。特にRemake To Zeroは好みだったな。

ステージング/パフォーマンスについては模索中という感じでしょうか。
幕が開いたらメンバー全員楽器持たずに真ん中に集まっていて、バンドの自己紹介を始めるわ、セトリをフリップ(というかスケッチブック)に書いて先に公開しちゃうとか、さらには「4曲目にやるこの曲がハイライトです」とか言い始めるし、ライブ中はそのスケッチブックをフロア側に向けた譜面台に載せて“Now Playing”の曲名を詳らかにしたり、でそのスケッチブックをSatch'n(Gt)がめくり忘れてメンバーからツッコまれたり……って漫才か!?(笑)
でもまぁそのグダグダっぷりや一見奇を衒ったようなパフォーマンスが、ライブならではの楽しさに上手く結び付けられていたのはとても良かったです。で、漫才やるにしてもツインVo体制って(役割分担的に)有効なんだな、ってヘンな感想も覚えたりw


BabyDollSymphony
初見。シングルGtの4ピース。「地獄から来た悪魔」的なコンセプトを持ったバンドらしいですが、楽曲にそういう色は少なめです。衣装も含めてギミックの一種でしょう。アニソンのカヴァーでライブをやることもあるらしく、音楽的にはHR/HMやV系をベースにしてキャッチーなメロディを聴かせるバンドだと捉えたいところ。
リーダーであるこくまろみるく(Ba)は、ニコニコ動画の「演奏してみた」動画でティッシュ姫という名前で有名な人らしいです。この人、女装してるんですが、どう見ても女性にしか見えん。しかも相当美人(風)だ。喋るとかなりイケメン声(?)なんだけど。女性客を中心に(というかほとんど?)、このバンド目当てのお客さんが最も多かったんではないかな?

これが衝撃的なほど素晴らしかったですね。
同期音源は使っていましたが、雰囲気作りの為にイントロにババーンと鳴らして、あとはうっすら被せる程度。中心にあるのはあくまでバンド4人の演奏と歌。演奏陣個々の実力の高さは勿論、ライブで聴かせることの巧いバンドの多くがそうであるように、各楽器のバランスが良好で、どの楽器もちゃんと抜けてくる音像がすんごい。ガッツンガッツンくる迫力があり、フロア前方の客を中心に激しめのヘドバンを誘発してました。Gtはちょっと乾いた80~90年代HMを思わせる小気味良いプレイで、ソロの時のクリアな音色が目立っていましたね。
でね、全然音が薄くないんだ。シングルGtで、かつ上記のように同期は薄め。なのにバンドサウンドに不足感が無いんですよね。これ、上手く充(Dr)がオカズを入れてるのと、あとはやはりこくまろ(フルネームか、もしくは“みるく”って呼んだ方がいいの?w)の存在がデカい。それほどトリッキーなことはせず(私が気づいていないだけかもしれないけど)、ベースの基本に乗っ取ったプレイだと思うんですが、これが聴かせること聴かせること。グイグイ曲を引っ張ってゆくドライブ感と、曲に彩りを与えてGtを支えるメロディアスなプレイ、その両面のレベルがとんでもなく高いんだなー。細身の身体をひねりつつ髪を揺らして激しく弾き倒す姿も目を引き、ヴィジュアル面での存在もバカデカいし。
リの(Vo)の声質は私の好みド真ん中ではない(もっとツヤと伸びが欲しいかな)ですが、御姐風に盛んに煽りつつキャッチーな歌メロを畳み掛けるスタイルは、親しみやすく、かつライブならではの熱を感じさせてくれるので悪くない。

スピード・チューンでの色合いに画一的なところもちょっと感じましたが、とても楽しいステージで、楽曲にも大いに魅かれました。終演後の物販で、売り切れちゃった2ndアルバム以外の音源を全部購入。

<セットリスト>
1.リベリオンブラッド
2.魔女狩りの夜に
3.Reginleif ~名を継ぐ者~
4.666 -Number of the Beast-
5.四月に散る花
6.Dancing Dizzy
7.Scarlet
8.首斬りクイーン
9.End roll


Scrambled Soul Circus
前回渋谷GUILTYで、発売前のアルバム「Scrambled Colors」から全曲聴いてしまったので、実はあんまりレコ発ライブというイメージは湧かないの。あと結成1周年記念というのもあるみたいですけど、このバンド、正確にはいつ結成したのかさっぱり分かんないからなコレ(笑)
…んだけど、ファン有志からお花が届いてたり、開演前にはメンバーがドリンクカウンターで対応したり、物販ではグッズが発売されたり、それに伴う特典企画(要は販促活動だw)があったりと、主催イベントならではのスペシャル感もありましたね。途中のKazu(Vo&Gt)によるMCからも、バンド活動やファンに対する彼のストレートな想いが伝わってきたしね。
あと七夕に近い時期もあり、クレッシェンドのスタッフによる七夕飾りと出演者等々が書いた短冊が飾ってありました。

この日のライブ、実はDrの慧が体調不良とのことで不参加、代わりに21gのAct.が叩くという変則体制です。なんとAct.(語尾には要“ドット”)、2日間で準備したそうです。まぁほんとに急遽の代役だったらしく、左手に譜面を置きながらのプレイでしたけどね。
彼とYouske(Ba)とのリズム隊コンビを観るのは、柏Thumb Up以来かな…。懐かし…。

この日は曲をぎっちり詰め込んでいて、あまりMCタイムは長々と取っていませんでしたが、ライブを重ねHARUKA嬢も「すくらんぶるそうるさーかす」って噛まずに言えるようになった感じがありましたね。めっちゃ注意深く発音してるのが伝わってきますが(笑)。まぁこっちもライブハウス入場の際の受付では、緊張してるからな。「すくらんぶるそうるさーかすで予約した○○です」って言うやつ。
つーか彼女の所属してるバンドって、バンド名発音のハードルが高くないか?「てぃあーずおぶとらじぇでぃー」って、この前まんまと噛んだぞあたしww

そんなHARUKA嬢、
ポニーテール、キ・キ・キ・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
(※前回記事からコピペ)
まさかの2連勝(?)である。
ポニテ Rule the World。
で、なぜだか知らんが、ポニテに「上=黒の衣装、下=赤のスカート」とくれば、こりゃSU-METAL(BABYMETAL)だろ。
HARU-METAL death。
ポニテだを。

セットリストは、アルバムから全曲と、新曲が1曲。
ライブの序盤、3曲目で早くもその新曲を披露しましたが、それがまた衝撃。いや、笑撃。曲そのものが笑撃なんじゃなくて、曲名が衝撃。
HARUKA嬢がMC短めに「次!新曲やります!いいじゃん♡」って言った時、自分の耳を疑いましたよね。
いいじゃん?
え、今「いいじゃん」っつった?
いいじゃんとか言われても、いやいやいやいや、良くないでしょ。
あぁよくない。
え?マジで?
いいの?
ほんとにいいの?
それで行っちゃうの?
後悔しない?
へぇ~そうなんだいいんだ?
いいじゃんなんだ?

…という自分への問いかけがアタマん中を駆け巡りましたよね。

「ハミング♪」という曲をライブで披露して、それが仮歌&仮タイトルじゃなくってほんとにそのまんまCDに収録された時にもビビりましたし、そこに「ルンルンハミングー♪」という空前絶後のフレーズが入ってた時もぶっ飛びましたが、その「ハミング・インパクト」を闇の彼方へと葬り去る、その名も「いいじゃん・エクスプロージョン」に畏敬の念を禁じ得ません。

そのいいじゃん、まぁ曲名から想像できる通り明るめの曲ですし、反対にこのタイトルでどんより重めの曲が来たりしたらとても「いいじゃん」とは言えず、「いいじゃん、ダメ、ゼッタイ」なわけですが、ところどころさり気なく、でもしっかりとフックになるフレーズが入ってるいるのがKazu(の曲)らしい。イントロのGtカッティングの響きも新鮮ながら、サビの後半の大サビに当たる箇所でスッと哀愁増し増しになるところは、さすがと感じましたね。

初めは明るめ&軽めに始まって、バラード曲を中心にした中盤、爽やかに駆け抜ける後半を経て、Dream State ~親愛なる仲間達へ~で締めくくるという大きな構成も良かったですね。個人的にはHide myselfShade”の流れにヤラれますし、器楽的にはRe:STARTの聴き応えが大好きなんですが、特にこのバンドらしい曲だなと感じるのは“ShinyWIND!!の爽やかさかな。

個人的には、不快な音がまったく無いライブだ。
「Scrambled Colors」には不満点もあるんですけど(そのうちアルバムの感想記事にでも書きます)、それをライブでは全く感じさせないんですよね。「感じさせない」というより、楽しさに騙されて(笑)全く気にならないという方が正解かな。
序盤の動きながらの歌唱にブレを感じたHARU-METALでしたし、Act.は譜面を見ながらのプレイだったので本来の彼らしいプレイはできなかったんでしょうけど、ツボを押さえまくりングな弦楽器隊に不安感は皆無。楽曲の持つメロディの良さを最大限に引き出すプレイをしてるしね。
メンバーそれぞれの動きと表情が最高ですね。一応曲によってはお決まりの動きをするところもあるんですが、そういうルール縛りじゃなくて、各人(それはフロア側で観ているファンも含めて)自由に音楽を楽しんでいる様子が伝わってくるところが、堪らんス。
いつもはニコニコしながら叩いている慧が居ないのは残念でしたが、低く配置されたDrセットでダイナミックを動きを魅せるAct.はやはり尋常じゃないカッチョ良さでした。記念すべきイベントに参加できなかった慧を気遣うメンバーと、急造とはいえ代役として見事に叩ききったAct.に最大限の拍手を。

そしてポニーテールに最大限のリスペクトを。

<セットリスト>
01.Scrambled Soul Orchestra~旅立ちの唄
02.ハミング♪
03.いいじゃん
04.Hide myself
05.Shade”
06.オリオンの夜に (Haruka + Kazu)
07.Re:START
08.“Shiny
09.WIND!!
10.Dream State ~親愛なる仲間達へ~


おしまい、death。
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COMMENT 2

matrock  2015, 07. 21 [Tue] 22:12

お久しぶりです。
クレッシェンドのライブ凄く良かったですね。ギルティでは消化不良に感じていたこともあったので不安もあったのですが、何が良くなったのかはよく分からないですが、全然違ったように思えました。ドラムが違うっていうわけではなくてなにかが違ったように思えました。
アルバムも期待値が高すぎたのでなかなか難しいなと感じるところもあったのですが、一気に評価再上昇と私の中では

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ヒゲ・スカイウォーカー  2015, 07. 23 [Thu] 20:20

matrockさん、

コメントありがとうございます。
GUILTYよりは音のバランスが良かったような気はしましたね。
あとは元のレベルが高いメンバーの集合体なだけに、ライブ回数を重ねるとどんどんこなれてくると思います。

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