年間ベスト 1983年

1983年リリースの私が好きなアルバムと楽曲とジャケットをランキングにしてみました。
対象は、1983年に発表された音源のうち、この記事を書くまでに私が購入した40作品です。

【アルバム】

1、THE MICHAEL SCHENKER GROUP 「BUILT TO DESTROY」
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MichaelのGtが爽やかに駆け抜け、復帰したGary Barden(Vo)の歌メロ・センスが冴え渡る名盤。

2、ACCEPT 「BALLS TO THE WALL」
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管理人としては、本作こそが彼らのイメージを最も忠実に体現した作品であると、声高に言いたいのです。重厚かつキャッチー。かつ、腿毛。

3、PABLO EL ENTERRADOR 「PABLO "EL ENTERRADOR"」
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南米プログレらしい、爽やかさ・哀愁・技巧のバランスに長けた傑作。

4、IRON MAIDEN 「PIECE OF MIND」
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4th。後半がやや地味な気もするけど、幅広い曲調でメロディも印象に残る前半5曲はかなり強力!

5、ALCATRAZZ 「NO PAROLE FROM ROCK'N'ROLL」
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やたら大口開けて歌うヴォーカリストと、やたら大口をたたくギタリスト。2人の“ビッグマウス”系ミュージシャン、奇跡の邂逅。煌くGtフレーズに宿る魔力ゆえか、はたまた優れたアレンジのおかげか、私にとっては、Grahamが歌っているにも関わらず大味に響かない、稀有な作品です。

6、METALLICA 「METALLICA」
metallica_killemall.jpg 記事は→コチラ
Bang That Head That Doesn't Bang! リフ・メイキングの才能と青臭いクソッタレイズムが叩きつけられた、キャリアの中でも異質なスラッシュ作品。

7、VANDENBERG 「HEADING FOR THE STORM」
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能天気な歌詞も爽やかな雰囲気も好みじゃないが、数曲(というか4曲)に宿る泣きとGtソロの展開美が必殺級。

8、RAINBOW 「BENT OUT OF SHAPE」
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Ritchie Blackmoreのコンパクトな曲作りがJoe Lynn Turnerの魅力を最大限に引き出したのか、それとも2人のケミストリーゆえか? 歌モノHRの傑作。

9、BLACK SABBATH 「BORN AGAIN」
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Voに元DEEP PURPLEのIan Gillanを迎えた異色作。でもこれが意外な化学反応を引き起こし、サバス史上最も暗く攻撃的でおっかない作品が産み落とされた。

10、ANYONE'S DAUGHTER 「NEUE STERNE」
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ドイツの叙情派、再結成前ラスト作。安定の美旋律満載で、やはりこのバンドは信頼できる。めくるめくような展開は希薄ながら、ポップなメロディ・センスはさすが。

次点、ASIA 「ALPHA」
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2nd。好き嫌いを超えて「良くできてるなー」と思わざるを得ない作品。キャッチーなメロディと器楽的聴き応えのある奥深いアレンジの同居が素晴らしい。


【楽曲】

1、Motorbreath (METALLICA)
パンキッシュに駆け抜ける激キャッチーな名品。歌詞のバカバカしさも堪らん。

2、Jet To Jet (ALCATRAZZ)
自身のハイトーンの限界へと果敢にチャレンジするGraham。そのギリギリっぷりが実にスリリングで、思わず応援したくなっちゃうほど(笑)

3、The Trooper (IRON MAIDEN)
HR/HM史上に残る必殺リフの魔力と、合唱せざるを得ないサビの単純さ。そりゃあライブで盛り上がるでしょ。

4、This Is War (VANDENBERG)
「これは戦争です。」 This is a penかHe is Ken並みの中学1年生(小学生?)英語に失笑を禁じ得ないが、完璧な音選びを以って紡がれるこのGtソロは、失笑どころではなく滂沱の涙。

5、Don't Cry (ASIA)
Wetton御大に「泣くな」と言われたらそりゃポジティヴ・シンキングになるしかない。ポップに弾ける名品。

6、Starcarr Lane (ALCATRAZZ)
歌メロで聴かせるJet To Jetに対し、こちらはインギー伯爵のGtメロディの美しさが存分に味わえる曲。ドラマティック極まりないVoも良いけどね。

7、Revelations (IRON MAIDEN)
これぞメイデンというべき、静から動への展開美を備えた大作。…なんだけど、メロディの流れがスムーズなので、あんまり長尺には感じませんね。

8、Waiting For The Night (VANDENBERG)
スピード感ある曲調の中に煌くメロディ。後追いコーラスのベタさと、Gtトーンも素晴らしい。

9、Can't Let You Go (RAINBOW)
Joeのベスト・ワークじゃないのかしら。伸びやかな歌唱が哀愁ある歌メロにベストマッチした名曲。

10、Howl In The Sky (BISCAYA)
Spotlight Kidを彷彿とさせる(というかまんまだw)クラシカルな間奏の破壊力が凄まじい疾走曲。ドタバタしたリズムの垢抜けなさも嫌いになれない。

次点、The Smile Has Left Your Eyes (ASIA)
癒しヴォイスが染み渡ってくる優しいメロディ。哀愁たっぷりなれど、ズブズブと耽溺しないで気品を保っているところが、このバンドらしい。


【CDジャケット】

1、MAGNUM 「THE ELEVENTH HOUR !」
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ミステリアスでおっかない、Rodney Matthewsの代表作。相変わらず繊細なグラデーションが素晴らしい。

2、ASIA 「ALPHA」
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Roger Dean作。下品になる一歩手前のカラフルさが◎。

3、NOVELA 「サンクチュアリ(聖域)」
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「ファンタジック+ダーク」なんて組み合わせ、好きに決まってるわ。

4、VANDENBERG 「HEADING FOR THE STORM」
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Vandenberg画伯の奇妙奇天烈なセンスが炸裂した、インパクト大な一枚。

5、DIAMOND HEAD 「CANTERBURY」
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「METALLICAに影響を与えたNWOBHMのバンド」というイメージからはちょっと想像できない、知的かつお洒落なアートワーク。中身の音もミステリアスでイカす。


【感想】
この年のリリース物としてDEF LEPPARD「PYROMANIA」DIO「HOLY DIVER」MOTLEY CRUE「SHOUT AT THE DEVIL」THIN LIZZY「THUNDER AND LIGHTNING」VAN HALEN「1984」等の有名作があるのは分かってますし持ってもいますが、でもランクインしていないのは、この年が豊作だからではなく、…そういうことです。それほど好きな作品ではないからです。QUEENSRYCHEの1stミニもこの年でしたね。
また、THIN LIZZYのスタジオ作はそれほど響きませんが、この年にリリースされた、ラスト・ツアーの模様を収めた2枚組ライブ・アルバム「LIFE」(「LIFE:LIVE」という表記の場合もあり)はクッソ名盤でございます。シンリジィ全部入り、これだけ聴いときゃいいような気もしてます。Gary Moore(Gt)もゲスト参加してるしね。

楽曲部門は、1位2位のMSGACCEPTは、楽曲平均点が高く良曲が多過ぎたので、逆に選べず。PABLO EL ENTERRADORは、どれか1曲というよりアルバム全体を楽しむような作風ですし。

ジャケット部門は、ここに挙げたもの以外に個人的に引っ掛かってくるものは無し。


最後に、ランク外だったものの印象に残ったアルバムと楽曲を列記しておきます。

【惜しかったアルバム】
GARY MOORE「DIRTY FINGERS」
DIAMOND HEAD「CANTERBURY」
MAGNUM「THE ELEVENTH HOUR !」
MERCYFUL FATE「MELISSA」

【惜しかった楽曲】
Head Over Hells(ACCEPT)
Winterdreams(ACCEPT)
Suffer Me(ALCATRAZZ)
Seven Doors Hotel(EUROPE)
Die With Your Boots On(IRON MAIDEN)
Flight Of Icarus(IRON MAIDEN)
Seek And Destroy(METALLICA)
The Dofs Of War(THE MICHAEL SCHENKER GROUP)
Red Sky(THE MICHAEL SCHENKER GROUP)
Rock My Nights Away(THE MICHAEL SCHENKER GROUP)
Systems Failing(THE MICHAEL SCHENKER GROUP)
Red Hot(MOTLEY CRUE)
Street Of Dreams(RAINBOW)
Different Worlds(VANDENBERG)
Friday Night(VANDENBERG)
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