NE OBLIVISCARIS@渋谷duo MUSIC EXCHANGE

『FLESHGOD APOCALYPSE JAPAN TOUR 2015』 渋谷duo MUSIC EXCHANGE (2015/6/8)

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FLESHGOD APOCALYPSEの来日公演に行ってきました!
…と言っても、目当ては完全にNE OBLIVISCARIS一択ですが。
会場は、
あの!
柱が!
邪魔な!
ことで!
有名な!
悪名高き!
duo MUSIC EXCHANGEですッ!
「邪魔だ邪魔だ」って思いつつも、心のどこかではそれほどでもないでしょっていう期待感がありつつも、いざ会場入りすると毎回「やっぱあの柱、邪魔だわ!」って驚かされる、あのハコです。


EYE OF THE ENEMY
このイベントは開演時間が早く、仕事終わってからでは到底間に合うはずもなく、私が会場入りしたらちょうど1バンド目が終わって転換中。まもなく、NE OBLIVISCARISと同じオーストラリア出身のEYE OF THE ENEMYの演奏が始まりました。初聴。
マッチョでモダンなメタルコア・サウンド。あんまり面白くなかったですね。私があまり免疫の無い音楽性だからか、どこに着目して聴けばいいのか分からんのです。それほどメロディに魅かれるものもなかったし、パフォーマンスは若干イモくさいし。何よりDrの音量が終始大きく、カタカタカタカタというバスドラムが耳を奪うので、他の楽器の音に集中できねぇ!
フロア前方はかなり盛り上がっていましたね。


NE OBLIVISCARIS
国内盤のリリースがないのに関わらずヘッドライナーとして来ちゃった、あの奇跡の(?)初来日より2年弱。ウチのブログでも年間ベストに入れた傑作2nd「CITADEL」を引っさげての、待望の再来日です。
※因みに前回来日のレポは → コチラ。

前回同様の、とてつもなく素晴らしく、個性的なライブでした。同じようなライブを観たくても、同じような感動を得たくても、他に似たようなバンドがいないだけに、それは不可能。まさしく、NE OBLIVISCARISでしか為しえないライブだったと思いますね。

最初はTim Charles(Violin&Clean-Vo)のクリーンVoがやや聞こえにくかったものの、途中から各楽器間のバランスは良好になり、よく抜けてくるようになりました。音響面の問題が無くなると、唯一の不満はセットが短かったことくらいでしょうか。あとはもう、プログレメタル系としては、ほんと理想的なまでに私の感性とマッチする音楽です。
1バンドにタイプの異なる2人のヴォーカリストがいることによって可能になる立体的な歌メロ、技巧的な面も叙情的な面も抜かりない楽曲、静寂から暴虐まで1曲の中で完備する振り幅の広さ、リズム/メロディそれぞれが分離することなく自由自在に行き来する奥深さ、弦楽器の表現力を突き詰めたようなGtとBaの多彩な技の数々、生Violinの圧倒的な響きと美しさ…etc…。
こんな端正なエクストリーム・ミュージックがほかにあるか?
あるかもしれないけど、即座に「いや、ない!」と反語的に答えたいのだ、私は。

あまり大きくなかった前回の会場(Wild Side Tokyo)に対して、ココはキャパ700人。今回初めて彼らのステージを観る人も多かったと思いますが、観客のウケはとても良かったですし、終演後のTwitterでも絶賛の声が多数。私のようなじっくり聴きたい人も、フロア前方でワーーッて盛り上がりたい人も、どちらも楽しめる音でありパフォーマンスだったと思うんですよね。
全身で喜びを表現してクリーンVoでの歌い上げとViolinにと大忙しなTim、真っ黒いピッタリ衣装に身を包んだクールなイケメン・Xenoyr(Growled-Vo)と、超極端のフロントマンの存在も◎。なんか、ジェダイとシスって感じだし(笑)。
楽器陣は職人のような感じで黙々と演奏してるんですけど、Drはアップダウン激しい楽曲を粒の揃ったプレイ(適度な音量が良い!)でビシバシ引っ張ってくれるし、GtとBaはその手元を見ているだけで相当面白い。「これほんとにKeyじゃなくて弦楽器かよ!?」って言いたくなる悶絶プレイの連続よ。

最高ッス。
次回は、ワンマン、もしくはツーマンのロング・セットで観たいですね。

<セットリスト>
1.Devour Me, Colossus (Part I): Blackholes
2.Pyrrhic
3.Painters Of The Tempest (Part II): Triptych Lux (一部抜粋Ver.)
4.And Plague Flowers The Kaleidoscope


PSYCROPTIC
衝撃的なGtの巧さ
これまたオーストラリア出身の、4人組テクニカル・デスメタル・バンドです。つまりシングルGt編成。CDは持っていません。
「テクニカル・デスメタル」とはいいつつも、小気味良く突っ走る様子はデスラッシュ的でもあるな、と感じました。VoもBaも元気良くパフォーマンスしており、Drもやたらソリッドなプレイを連発していたようですが、ほとんど全ての集中力をJoe Haley(Gt)の運指を追うことに費やしていたため、あんまり記憶に残っていません。
いやー、Joe Haley、凄いわ。めちゃめちゃスムーズかつ正確なシュレッドっぷりは驚異的というほかなく、流麗ではあってもキレイキレイし過ぎないでザクザク刻み倒す様子がスリリング。そのトーンと、リフを次々と繰り出してくるプレイ・スタイルは、やっぱりスラッシュっぽいなぁ。ネオクラシカル・スタイルとまでは言えないピロピロしたオブリを時々捻じ込んでくるところも、適度な塩梅。気持ちいいっす。
こいつァ、本日最大の収穫かッ!?
…と色めき立ちましたが。

でも、飽きるんだよ(笑)。
個人的にはGtソロが無いのがキツいですね。あと、ひたすらシュレッドシュレッド…の繰り返しで、聴いているうちにさすがに拷問かよと思い始めてきました。もっと曲に緩急とメリハリがあれば、そんなことはなかったのかもしれませんが。後半の曲にはだんだん体力が吸い取られているのを覚えて……、、


FLESHGOD APOCALYPSE
転換が遅い。
4日連続のライブ参戦で蓄積した疲労が限界に達しそうな気配を感じつつも、「フレゴ観ないで帰ったら勿体ないよなぁ」との心の声が岐路に着くのを引き留める。
転換が遅い。
そういや、この日唯一のKey有りのバンドか…。

2013年リリースの最新作「LABYRINTH」を聴いて、要約すると「高品質なんだけど、疲れる」と評した私ですが、ようやく始まったライブもそれと同じ感想でした。
隙間無し。
音の壁。
密度、激高。
おまけに、音が悪い。Drがうるさ過ぎ。

疲れ果てた身体には酷なサウンドで、1曲目が終わったところで離脱。
サヨナラ。
お疲れ様でした、私。


完。
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