PURSON「IN THE MEANTIME」


PURSON「IN THE MEANTIME」 (2014)

デビュー作「THE CIRCLE AND THE BLUE DOOR」(2013)での驚異的な時代錯誤っぷりと完成度の高さが鮮烈だった、Rosalie Cunningham(Vo他色々)率いる70年代風ブリティッシュHRバンド、PURSON。これは4曲入りのEPです。
どうやらLee Dorrian(元CATHEDRALのVo)のレーベル、『RISE ABOVE』からは離れたようですね。

デビュー作は、Rosalieと共同制作者Ed Turner、実質2人の手による作品だと言ってもよいものでした。本作以降の注目点は、Ed抜きで作った時にどうなるのか、変わるのか変わらないのか、完成度を維持できるのか、ってことでしょうね。

作詞は全てRosalie。作曲は共作しているものの、やはりと言うべきか、絶対的中心人物はRosalieのようですね。①Death's KissではVo, Gt, Key以外にもDrとBa、マンドリン、リコーダーもプレイしている(つまりは全部か)ようですし。
ジャケやメンバーの出で立ちからして、またしても怪しげなオーラを放っておりますが、呪術的でダークなアンダーグラウンド臭ムンムンなものからケバケバしい派手さ全開という方向にシフトするのに合わせてか、音の方もちょいサイケ色が強くなりましたかね。
彼女の声が持つ魅力ゆえか、4曲共心地よく聴くことができますが、1stほどマジカルな引力は感じないかなぁ、というのが正直なところ。少々物足りない感じですね。

レトロなオルガンがムードを決定づけ、渦巻くトリップ感が特徴の②Dance Macabre、メランコリックな④I Will Be Goodと、なかなか魅かれる部分はありますが、フルの尺でどうなるかという2ndアルバムへの期待を繋いだ一作との印象が強いです。

【お気に入り】
②Dance Macabre
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COMMENT 2

kazz_asai  2015, 06. 21 [Sun] 15:01

臥竜鳳雛

Pursonが1stで示した温故知新ワールドに、さらに現代的エッセンスを加えて新しい方向を模索したものと感じられました。
この短編の中ではまだそのもくろみがすべて成功しているとは言えないでしょうが、自分としてはやはり単なるレトロ指向という浅薄な観念では括ることのできぬ計り知れないポテンシャルを感じさせ、2ndフルへの期待をおおいに煽られています。

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ヒゲ・スカイウォーカー  2015, 06. 24 [Wed] 05:53

kazz_asaiさん、

このEPでもバンドの本気度にはいささかの曇りもないですしね。そのガチっぷりゆえに、1発だけで消えてほしくはない存在です。期待してます。

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