THE DAGGER「THE DAGGER」


THE DAGGER「THE DAGGER」 (2014)

スウェーデンのHR/HMバンドの1stアルバム。…といっても新人じゃあない。演奏陣はどうやら元DISMEMBERの人達みたいですねぇ。
バンドの影響源は、DEEP PURPLERAINBOWBLACK SABBATH、初期SCORPIONSTHIN LIZZYWHITESNAKERIOTIRON MAIDENMSGWISHBONE ASHDIOACCEPTJUDAS PRIESTMONTROSEW.A.S.P.UFOBLUE OYSTER CULTZZ TOPSAXON……とメーカー側の説明文句をそのままコピペしましたが、まぁそういうことです。70~80年代の王道HRを咀嚼して反芻して…、という音楽性ですね。レトロなスタイルだ。⑪Mainline RidersなんてQUARTZのカヴァーですと。渋ぃ。
THE HELLACOPTERS/現IMPERIAL STATE ELECTRICのNicke AnderssonがGtソロで客演しているのも納得の方向性です。数曲でGtソロ/アコギ/コーラスを担当しているRobert Pehrssonも、ISE人脈での参加ですかね。

ソリッドかつキャッチーなリフのドライブ感で以って引っ張ってゆくHRであり、NWOBHMのバンド的な勢いがありますが、やはり北欧出身はそうなるのか、メロディにメランコリーがたっぷりまぶされているのが超絶好みです。リズム隊にちょっとだけドタバタ感があるのも愛おしい(笑)。
オリジナリティをウンヌンする音楽性ではないし、種々のアイデアのまとめ方が上手いのでとても気持ち良く聴けますね。「押し」だけでなく「引き」で聞かせる懐の深さがあるのが◎。
ヴォーカルのJani Katajaが、無骨にガナるタイプというより繊細な歌い上げもイケる人なので、勢い一辺倒になっていないのは良いですね。バラード③Ballad Of An Old Manの板についた歌唱なんて見事です。声そのものに哀愁がある。

①Ahead Of You Allがいきなり素晴らしい曲。哀愁たっぷり。間奏の展開とメロディなんて、超Ritchie Blackmoreタイプですわ。
Ronnie James Dio在籍時のRAINBOWを想起させる⑦Dogs Of Warningのドラマティックな展開、⑤Electric Dawnの終盤のメロディも泣けるッ。⑥1978なんてアマタからケツまで哀愁しかないし。アイルランド音楽に通じるものも感じますね。


哀愁たっぷりの古き良きHRスタイルを好む方にはオススメ。あたしゃあ、特にそういうスタイルが好きなわけではないですけど(むしろ80年代HRはあまり聴いてないかも)、このGtメロディにはヤられます。
傑作。

【お気に入り】
①Ahead Of You All MVは → コチラ。
⑥1978 MVは → コチラ。この田舎クサさとイモ臭さよ(笑)
⑦Dogs Of Warning
⑤Electric Dawn
③Ballad Of An Old Man
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