Periphery「JUGGERNAUT : ALPHA & OMEGA」

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Periphery「JUGGERNAUT : ALPHA」 (2015)
Periphery「JUGGERNAUT : OMEGA」 (2015)


米国産トリプルGt編成・プログレッシヴ・メタル・バンドPeriphery、2枚同時発売の3rd & 4thアルバム。
発売してすぐ、赤盤(ALPHA)の方の紙のスリーブケースが固くって外れねぇ!って声が多く挙がってましたね(笑)

2枚通してのコンセプト作であり、ストーリーに沿って曲が進行する構成のようですが、あたしゃあどんなお話なのかサッパリ理解してはおりませぬ。パッと見、「P」のシンボルマーク型にくり抜かれたスリーブケースとそこから覗く赤と緑の色合いがシャレオツ感抜群の2枚ですが、開いてみるとこのブックレットがなかなかグロくって見るに堪えなかったので、目を通してないんですよ。英語ワカンネ、ってのもありますし(買ったのは輸入盤)。
そんなこんなで、初めは(ブログで)紹介するつもりは無かったんですけど、やっぱジャケを2枚並べてみると見栄えがするよねってそれだけの理由で、今回記事にしちゃいました。

所謂、「Djent(ジェント)」と呼ばれるバンド群の中でも最も代表的なバンドですが、今回それほどガッガガガガッ!みたいな「Djentらしい」演奏は派手にフィーチャーされている感じではなく、やや抑えめですかね。代わりと言っちゃあなんですが、エモいコーラスや壮大な雰囲気作りを担うパートがより大胆に取り入れられており、攻撃性を剥き出しにした演奏はそれほど目立たず。都会的でお洒落なムード作りもやたら巧くなって、聴き易い音になってきましたなぁ。それら特徴は、特に「ALPHA」の方で顕著ですね。

とてもアメリカっぽいバンドだなぁ~と再確認しました。何を以ってアメリカのメインストリームの音楽とするかは諸々あるでしょうが、VoパートなんてSLIPKNOTLINKIN PARKを彷彿とさせますわね。吼えて捲し立てるパートでは前者、エモ~く歌い上げるパートでは後者、みたいな。そのVoの乗せ方に、欧州っぽさはほとんど感じられず、洗練されたアメリカの匂いが付きまといますね。演奏から伝わってくる知能指数の高さみたいのもしかり。全然上手く説明できてないんですけどナッハッハ。

この「スタイリッシュDjent」とも言えそうなスタイル、個人的にはあんまりピンとこなかったですね。やっぱり自分はヨーロピアンな音が好みだよなぁってのもありますし、優等生過ぎて面白くないとも感じる。もうちょっとイモくさくあってほしいですね(笑)。もしくはAnimals As Leadersの最新作みたいに、もっとシャレオツな領域まで突き抜けてほしい。
ただそうした作風であっても耳馴染みの良いメロディはそこここにあるので、割と2枚すんなり聴くことができますし、まぁまぁ好みの曲もチラホラ。赤⑥Alphaのサビメロは絶品だし、赤⑦22 Facesは引き攣るようなリフがクセになる。緑盤はというと、神経質なLINKIN PARKみたいな(?)④Gravelessと、“ぺりふぇり全部入り”な大作⑥Omegaは好きですね。

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