PASSPO☆@EX THEATER ROPPONGI <2部>

PASSPO☆ 『ワンマンフライトツアー2015 ~More Attention~』  EX THEATER ROPPONGI <2部> (2015/4/4)

アテンション、プリィィィィィィィイイイズ!!
飛行機嫌いの管理人ですぽ☆
怖いんで。

PASSPO☆のワンマンフライトに行ってきました。「フライト」とはライブのことで、聖飢魔Ⅱでいうところの「黒ミサ」ですね。
2015年元日ライブを以って奥仲麻琴が脱退、8人体制となってからは初めてのツアー、そのファイナルです。昼に<1部>・夜に<2部>を行うという、1日2公演なんですが、2部ではThe Ground Crew(=バックバンド)有りのパフォーマンスです。チケット代も1000円高く、スタンディング4500円という設定。私は2部のみ参加しました。

場所は、EX THEATER ROPPONGI。B'zがこけら落とし公演をした、新しめの会場です。スタンディングでも椅子席でも、どちらでも対応できるハコですね。スタンディング時、キャパ1700超。
私は初めて行く会場ですが、川崎CLUB CITTA'を横に大きくしたように感じました。あと、天井もかなり高い。まぁ地下3階まで潜るからねぇ。ステージは高めなので観やすいですし、とても良い会場だと思います。この日は、背ぇデッカイ人と常にキョロキョロ頭を動かす人に視界を遮られて、あんまりステージ見れなかったんだけどさ(苦笑)。因みに、フロア最後方ド真ん中で観てました。

さて、まずはThe Ground Crewのメンバーを列記しておきます。基本的には、ベスト・アルバム「TRACKS」のタイトル・トラックに参加してる人と同じ顔触れですね。
 PANTHER (Gt/ex:SEX MACHINEGUNS)
 KENTARO (Gt/GARGOYLE)
 ペンネとアラビアータ機長 (Gt)
 $pyke (Ba)
 HIMAWARI (Dr/ex:SEX MACHINEGUNS)


トリプルギターーーッ!
IRON MAIDENかサザンロックかよ!?と叫ばざるを得ません(笑)。実際にライブ(いや、フライトw)を観ていても、正直3本も必要ないんじゃねーかとは思いましたが(笑)、ギターは本数多けりゃ多いほど燃えるんで、いいんですコレで。しかもこのバンド、演奏も見た目もえらくカッコイイんですよね。
キャプテン根岸愛のアナウンス後、上から神々しい照明が降りる中、ステージに登場したバンドメンバー、その佇まいがそんじょそこらのメタル・バンドの数億万倍クーーールッ!なんですけどコレ。バンドの位置はステージ後方の檀上、上手側から【PANTHER → $pyke → 機長 → HIMAWARI → KENTARO】の並び。両翼のPANTHERとKENTAROが、同じような逆立てヘアスタイルでVシェイプのギターを持っているって構図がまた、痺れる。
というか、最初っからバンド演奏だキターッ!って心の中で歓喜を上げてました。もしかしたら、The Ground Crewは途中から参加なのかと思ってましたから。

そのバンドの生演奏による短いインストをバックにクルー(聖飢魔Ⅱでいうところの構成員)が登場、Cosmic Youでスタート、テイクオフっす。おお、バンドの音のまとまりが素晴らしい!クルーの歌唱を掻き消さない程度、かつ耳にうるさくない程度に、エッジが立っていて低音がしっかり効いている出音。Baはもうちょっと粒が細かくしなやかな音色が好みですが、まぁGtが3本もいるから気にはならない。Ba単独で目立つわけじゃなくて、全体の中でしっかり支えている印象かな。同期音源や歌パートとのバランスも良好だと感じました。ハコの音響や私の居た位置にも依るでしょうけど。
因みに「~でスタート」とかサラリと言ってますが、後からセトリを拾って書いてるだけなんで、その場で全ての曲の判別がついているわけではないです(笑)。
セトリはシングル曲や新しめの曲だけでなく、万遍なく選曲されていて感心しました。大好きな2DAYSをバンド演奏で聴くことができたのは、嬉しかったですね。


アイドルちゃんのライブを(自分から進んでチケット取って)観るのは、KAMEN RIDER GIRLSのワンマンに次いで2回目です(ベビメタ除く)。
客層は年代様々、思ったより若い女性が多いことにビックリしました。HR/HM聴いてそうな、バンドTシャツの人もちらほら。あと、それほど誘導灯(=サイリューム)を振ってるパッセンジャー(聖飢魔Ⅱでいうところの信者…ってしつこい?/笑)が多くない。まぁこれも「想像していたより」って」ことですし、事実、ちょっと眩しいなぁと感じる場面はあったんですが。
ステージ上のパフォーマンスに対する反応に統一感はあれど、どこか宗教染みたようなシンクロっぷりとは異なり、割と各々自由な感じで観てる。前に観た喜多村英梨のライブの時の方がよっぽど不可思議な動きをする連中が沢山いたわね(苦笑)。
(前方は分かりませんが)フロアもごちゃごちゃならずに適度な隙間があって、観やすかったです。


アイドルに限らずバンドでも、長尺のワンマン公演には、個々のメンバーにスポットを当てるソロや目先を変えるようなお遊びタイム的なコーナーがあるものですが、この日は、別働隊である「はっちゃけ隊」と「おしゃんしゃん組」によるステージ(各1曲)と、The Ground Crewが退場しての寸劇的な『青春白書』(4曲)でした。この『青春白書』、どう考えてもビバリーヒルズなんちゃら白書が元ネタでしょうけど、スクリーン映像を使いながら「あたし、アメフト部の彼と付き合ってるのッ!」「えー!?」「キャッ、彼から電話よ!え、どうしよどうしよ!」みたいな、実にくだんねーコントなわけですが、そのグダグダ具合はまぁ良い。
問題は、The Ground Crewがいなくなったことで、ステージ上から放たれる音が一気にスケールダウンしてしまったこと。それまでは華があった光景も色褪せてしまったように感じましたね。同じクルーがステージにいるにも関わらず、です。それぞれのクルーに思い入れのあるパッセンならまた違う感想なのかもしれませんが、「個々のメンバー(の歌唱やダンス)がユニット内でどういう機能を果たしているか」という見方をしてしまう私としては、上記感想になりますね。PASSPO☆ってダンスの実力が凄まじいわけでも、歌が飛び抜けて上手いわけでもないグループですから。まぁ、森詩織はこの中ではダントツ歌える人でしょうし、あいぽん(根岸愛)の声は特徴的ではありますが、それでも、…ね。
これ、同時に、バックバンドがないとやはりアイドルのライブは自分には合わないんだな、と感じた場面だったんですよね。あの、音源流して踊りながら歌うという構図、つまり“カラオケ”を目の前にすると、スッと現実に帰って覚めちゃう/冷めちゃうんですよ。音的にも、見た目的にも。やっぱし、バンド・サウンドが好きです、あたし。

個々のメンバーに着目しないとか言いつつも、クルーがステージに登場したら「あぁー、DVDで見たことある人達が実際にいるー!♡」とか、「あいぽん超絶可愛いよな」とか「なちゅ(岩村捺未)is ( ゚∀゚)o彡゜ポニテ!ポニテ!とか、思うわけですが(笑)


さて、個人的にはちょっと緩んでしまった空気でした(フロア全体も少しそんな感じはあったかも)が、再びThe Ground Crewが登場してのWINGで一気に取り戻す!この名曲が聴きたかったんだよぉぉおお!LEDの光線が乱舞する中、ユニット随一のシリアス・チューンが駆け抜ける様に興奮しますねん!

ですが、最大の興奮はこの後に。
WINGの後、バンドが演奏を始めたイントロ・メロディに驚愕する。

Aces Highッ!! (IRON MAIDEN)
ウォォオオ、撃墜王の孤独ッ!

この日一番アガった瞬間です(笑)

その流れのまま、ここで大物ゲストVoのBruce Dickinsonが登場~!!
……するわけもなく、ペンネとアラビアータ機長がリードするAin't Talkin' 'Bout Love(VAN HALEN)を経て、JUDAS PRIESTBreaking The Lawの超有名シンプル・リフへ(笑)
そして、そのリフを違和感なく組み込んだヴァージョンでのBEAST IN YOUへ突入して行っちゃうんだからもう、うぉぉおおこの遊び心と絶妙なセンス、大好きだぁ!

他のグループとの比較はできませんが、PASSPO☆は休み無く、かなりポンポンと曲を連発するように感じます。でもそれぞれ魅せ方や使う小道具が凝っていたり、歌詞に合った振り付け(Tap My Toeのそれは秀逸)が為されているので、まるで飽きませんでしたね。元々好きな曲が多いですし、バンドはしっかりHR/HMしてますし。クルーは大変そうだけどな。
しかし、サクラ小町以降の代表曲乱れ打ちは素晴らしかった。中でも向日葵くちゃLOVEマテリアルGirlは好きな曲なので、セットに組み込まれていたことに感謝感激ですわ。くちゃLOVEでは“あいぽんコール”がうるさくて歌が聞こえないとの前情報もあったのですが、大丈夫でしたね。

本編が終わったところで2時間弱くらいだったかしら。
アンコール1曲目は、最年少・玉井杏奈によるMCから、5月13日発売のアルバム「Beef or Chicken?」収録の新曲Fairy Tale。これが、めちゃめちゃ素晴らしい曲。ピーンと張った緊張感と決意を、そして同時にどこか優しさを感じさせるメロディ。玉井自身が考案したという、バレエを思わせる優雅で気品のある振り付けもピッタリ合っていて、良かった。それまでにも何回かウルッとキそうになった瞬間はあったんだけど、ここはキましたね。泣いたよ。

ここで各種告知タイム。アルバム発売やら5月末の追加公演やら…。
その中で、なんと例の【大切なお知らせ】タイムが発動して、場を凍らせます。黄緑担当・槙田紗子が体調不良の為、5/31赤坂BLITZでの追加公演を最後に、表立った活動を休止するとのこと。以前から振り付けを考えたりという裏方的な仕事はしていたようで、今後はそういった形でPASSPO☆に関わってゆくとのことです。
元日に続いてさらに一人抜けるわけで、当然パッセンは驚き項垂れるわけですが、クルー側はそれほど悲観的な空気ではなく。まぁ勿論前々から分かって準備してきたんでしょうし、かつサバサバしているわけでもなく、ユニットとしての姿勢は玉井による先を見据えたポジティヴな発言に表れていたような気がしますね。
最後は、名曲「I」で締め。


バンド有る無しによる私の嗜好との相性の問題はあれど、素晴らしいライブでした。この内容で(パフォーマンスや人件費等々合わせて考えると)、4500円はとても安い。
和やかな雰囲気のあるユニットとファンだと思います。とてつもなく凄いパフォーマンスで圧倒するわけでもなく、資金力をバックにしたエンタメを見せるわけでもない。温かく、ある種家族的な雰囲気と一緒に、ただただ良質な楽曲を提供するグループなのではないかな。そこがいい。

The Ground Crew有りのフライトであれば、是非また行ってみたい(乗ってみたい?)ですね。
アルバムも楽しみ。

<2部セットリスト>
01.Cosmic You
02.WANTED!!
03.BABY JUMP ~天国への搭乗便~
04.Pock☆Star
05.2DAYS

- はっちゃけ隊 -
06.気分はサイコー!サイコー!サイコー!
- おしゃんしゃん組 -
07.Shang Shang シャンデリア

- 青春白書 -
08.GPP
09.Love Diary
10.Let It Go!!
11.キャンディー・ルーム

12.WING
(Aces High~Ain't Talkin' 'Bout Love~Breaking The Law~)
13.BEAST IN YOU
14.Tap My Toe
15.ダムダムフリーダム
16.いたずらRock 'n' Roll (新曲)
17.サクラ小町
18向日葵
19.STEP&GO
20.Honey Dish (新曲)
21.くちゃLOVE
22.マテリアルGirl
23.Dear My Friends

- ENCORE -
24.Fairy Tale (新曲)
25.「I」


ラスト、スクリーンで発表された、新プロジェクト発足のニュースと、孵化までの時間がカウントダウンする卵と5人のシルエットのイメージ。
あれは何だ…?5/31に発表されるようですが。
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