M.S.G.「ASSAULT ATTACK」


THE MICHAEL SCHENKER GROUP「ASSAULT ATTACK」 (1982)

溶岩ドッカーンな、MSGの3rdアルバム。プロデュースは、Martin Birch。『黙示録』って邦題が大仰極まりないですね。前作は『神話』だし。
VoがGary Bardenから“大口リーゼント”のGraham Bonnetへ、DrがCozy PowellからTed McKennaにチェンジしてます。あと、Paul Raymond(Key&Gt)も抜けてますね。

個人的には、どうにもとらえどころのないアルバムという印象が付きまとっていて、あんまり好きな作品ではありません。これまた、Grahamが歌ったRAINBOW「DOWN TO EARTH」(1979)も同じような評価なんですよね…。Grahamが精一杯歌うと、大味に響いてきて、それが自分の感性と相容れないのかもしれません。
ちょっとフニャフニャした印象もあったGary Barden時代(それがいいんだが/笑)とはうって変わった作風で、キーワードは「パワフル、ダイナミック、ヘヴィ」でしょうか。暗い叙情が豪快に爆発するような曲が多いかな。特にGtソロで。でも③Dancerみたいな明るい曲もあったりして、振り幅が両極端な感じもします。この曲、ソロではMichaelも頑張っていますが、完全にGrahamの纏った陽気でカラッとした空気に押されてますからね(笑)。出来はとても良いんですけど。

④Samurai⑤Desert Songが好きです。
前者は、ウネウネ&ヘヴィに進行する曲調がサビで爆発するところが良いですね。そのサビが「サムラ~イッ!」っつって、バカみたいにキャッチーなのもイイ(笑)。Grahamに武家社会や封建制度等々の理解があるとはとても思えませんがw
後者は、初めてこのCDを聴いた時からコレが一番好き。ミドルテンポの曲の魅力を凝縮したようなドラマティックさが堪らんス。
シャッフル調の⑦Searching For A Reasonで、ちょこっとだけ出て来るメランコリックなリフもなかなか良いですね。


もっとブリティッシュな感性を盛り込んでほしかったかな。これまた「DOWN TO EARTH」にも共通ですが。…というか、Michael、イギリス人じゃないですけど。
あと、TedのDrも良いですけど、この豪快なアルバムこそCozyに叩いてほしかった気もします。

【お気に入り】
⑤Desert Song
④Samurai
③Dancer
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