年間ベスト 2014年

2014年の印象に残ったアルバムと楽曲とジャケットをランキングにしてみました。
対象は、2014年に発表されたCD(MVシングル含む)のうち、この記事を書くまでに私が購入した150作品です。例年通り、積みCDも有り!

【アルバム】

1、LIGHT BRINGER 「monument」
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活動休止にあたって建てられた、monument。メタルメタルしてはいないが、これも紛うことなきラブリー・ミュージック。メロディ、リズム、歌詞、アレンジ…、全てが芳醇じゃないか。ふっきーのVoがさらに進化・深化していることにも注目したい。

2、ARCH ENEMY 「WAR ETERNAL」
archenemy_wareternal.jpg 記事は→コチラ
新布陣による新たな代表作。不安を振り払い期待に100%応えるだけでなく、新機軸まで用意してきた、驚きと歓喜に満ちた一枚。Nick、いなくなっちゃったけどね ι(´Д`υ)

3、KAMIJO 「SYMPHONY OF THE VAMPIRE」
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トンデモ・ストーリーをシンフォニックなクサメロに乗せて紡ぐ、コンセプト作。本人自らを作中に投影するかのような気合とナルシシズムと美意識は、圧倒的な完成度を誇る傑作を生み出した。

4、WITHIN TEMPTATION 「HYDRA」
withintemptation_hydra.jpg 記事は→コチラ
Sharon den AdelのVoを活かすという軸は、まったくブレていない。その魅力を最大限に引き出す楽曲群が揃った、普遍性と大衆性に溢れた傑作。

5、PRIMAL FEAR 「DELIVERING THE BLACK」
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徹頭徹尾メタルなアルバムだが、Gtチームによる美旋律も素晴らしい。こういう作品が響いてくるのだから、軟弱な自分の鋼鉄魂もまだ錆び付いちゃいないんだろうなと、妙に安心させてくれた一枚(笑)。

6、陰陽座 「雷神創世」
陰陽座_雷神創世 記事は→コチラ
雷盤、瞬火さぁん。未だ枯れぬアイデアに驚く、充実の一枚。さすが妖怪です。

7、陰陽座 「風神界逅」
陰陽座_風神界逅 記事は→コチラ
風盤、黒猫さぁん。未だ枯れぬアイデアに驚く、充実の一枚。さすが妖怪です。(コピペ)

8、Mary's Blood 「Countdown to Evolution」
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化けメアリー。驚異的な飛躍を見せた作曲術と、「ギター・アルバム」と言い切ってしまいたいSAKIの踏ん張り。攻めの姿勢が印象的だった、眩きメジャー・デビュー作。

9、DRAGONFORCE 「MAXIMUM OVERLOAD」
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前作で成し遂げたニュー・ドラフォたる魅力はそのままに、持ち前の美点を強化した結果一皮剥けちゃった充実作。正常進化の好例ですな。

10、NE OBLIVISCARIS 「CITADEL」
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プログレ・メタル・シーン屈指の超個性派による、新たな傑作。巧みな曲展開と感情コントロール、そして優美過ぎるヴァイオリンの響きに誘われてアッチ側の世界に逝っちゃうの♡

次点、lynch. 「GALLOWS」
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V系とラウドロックとメタルコアによる、幸せな三者間婚姻(?)。暗い激情と男の色気が、迸る。


【楽曲】

1、monument (LIGHT BRINGER)
これほど胸を締め付けられる曲には出会ったことがない。

2、陽炎 (LIGHT BRINGER)
ICARUSよりこっちの方が好きかな。様々な感情を内包した歌詞とメロディ、それを妖しく切なく纏め上げるアレンジ・センスに脱帽。

3、Maid of Lorraine (CROSS VEIN)
力強く突き進む歌詞とメロディが、豪華なシンフォニーに包まれたメジャー・デビュー曲。異臭騒ぎの舞踏会で姫様ご乱心である(意味不明)。

4、累 (陰陽座)
『累ヶ淵』の物語を題材にした、数ある陰陽座の大作の中でも屈指の完成度を誇る名品。黒猫の表現力、瞬火の作曲能力、GtとKeyによる情景描写、全てが高次元で融合。

5、Wings (Mary's Blood)
歌詞も泣けりゃあ、Gtも泣ける。劇的なメロディが高く舞い上がる名曲。

6、Symphony Of The Night (DRAGONFORCE)
速いは正義。ダサいのも正義。強化されたコーラスと巧みな曲展開を武器に、胸を焦がすヒロイックなメロディが駆け抜ける。

7、カルマ (Cyntia)
器楽的聴き応えと絶品の哀メロを併せ持つキラー・チューン。切ない歌詞も秀逸。まるっ!

8、Time Is Black (ARCH ENEMY)
強靭なバンド・サウンドとアンセミックなメロディを、オケの優美な響きで包んだ変わり種。でも、その試みが見事成功して、名曲に仕上がってるんだから恐るべしアチエネ。

9、飆 (陰陽座)
強烈な推進力を以って突き進むスピード・チューン。黒猫の凛とした歌唱が最強。

10、Ephemeral (INSOMNIUM)
清濁を巧みに操った哀愁メロディが爆発する。その様子に、これぞメロデス!と快哉を叫ばざるを得ない。

次点、Starless Sky (sugar'N'spice)
ロックのかっこよさを体現した演奏にヘドバン、繊細なメロディ使いに陶酔、ほろ苦く切ない歌詞に涙。


【CDジャケット】

1、sugar'N'spice 「東京」
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ゴミゴミしたビル群と抜けるような青空。そして、虹。ただの風景ではあれど、「東京」で暮らす上で感じる様々な想いを映し出したようなジャケだし、同時に、タイトルとは裏腹に「故郷」を感じさせるアートワークでもある。スカイツリーじゃなくて東京タワーだってのもイイし、写真じゃなくて絵だっていうのもイイ。

2、NE OBLIVISCARIS 「CITADEL」
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美麗コラージュ・ジャケ、再び。

3、ABBA 「LIVE AT WEMBLEY ARENA」
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各々のポーズ、気迫に満ちた表情、ダサ過ぎる衣装、空間を意識した構図、臨場感、溢れ出る胡散臭さ…全て完璧だ!

4、lynch. 「GALLOWS」
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鴉さんドアップ。厳しさと決意と美しさを感じる、秀逸ジャケ。

5、LUNA SEA 「NEVER SOLD OUT 2」
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ただ単に東京ドーム内を写した写真なんですが、好き。公演に賭けるメンバーの想いやファンの昂揚感が伝わってくるようで。


【2014年の感想】
ここ何年も(もしかして十数年?)「今年は不作だなぁ」と感じたことは無いんですよね。私が鈍感なだけかもしれませんけど、あるジャンルで好みの作品が少なくても他のジャンルが豊作なら、一年通して「(全体的に)不作」だという感想にはなりませんので。それぞれのジャンルの他に、海外/国内とありますし、かつ国内バンドはリリース・ペースが速いですしね。
なので、2014年も豊作、大豊作でした!
それよりLIGHT BRINGERの無期限活動休止だよなぁ、今年は…(号泣)。その反面、メンバー・チェンジをプラスに転じたアチエネ、メジャー・デビューしたCROSS VEINMary's Bloodの今後がますます期待できそうなこと、KAMIJOのソロ・キャリアの充実等、嬉しい出来事もありました。


まずは、なんだかモノトーンや暗い色調のジャケが多いような気がするアルバム部門。最後まで迷ったのがNozomu Wakai's DESTINIAと、KAMIJO「HEART」。後者は既に1枚選んでいたし、一つでも多くバンドをランクインさせたいという、やや政治的な理由で選外としました。陰陽座が1枚だったら、若井望が入ってたな。また、BABYMETALMAHATMAは(アルバム内に)既発表曲が占める割合が多かったので、選外としました。それらの曲は同様に楽曲部門の候補からも外しました。因みにベビメタをランクインさせるとしたら、PRIMAL FEARの下、第6位にしていたと思います。
全体的にはここ数年の傾向と同様、「国内バンド&女性Vo強し」ですが、私の好みがそっち寄りなだけで、良い作品は他にも山ほどありました。それらに関しては記事の最後に列記してますので、参照してください。ああ、因みにMORS PRINCIPIUM ESTは聴いてましぇぇん…。
また、いつも通りライブ盤に関しては選外としております。ANGLAGARDWITHIN TEMPTATIONLUNA SEAは素晴らしかったですね。FullMooN「Hikari -ヒカリ-」は2012年作の再発盤だったので、これも対象外としましたが、内容はとても良かった。

楽曲部門に関して、KAMIJOは候補曲が多過ぎて、逆に選びきれず。WITHIN TEMPTATIONNozomu Wakai's DESTINIAPRIMAL FEARDYNAZTYも良曲だらけでしたね。最後まで迷った、あんきもの殺戮のミセリアは、初出が2013年12月末のコンピ盤な為、泣く泣く外すハメに…。ラブリーはアルバムとシングルから1曲ずつに留めましたが、他の曲も選びたかった…。

CDジャケット部門は、他にもANGLAGARDのライブ盤、BEHEMOTHモルゴーア・クァルテットCYNICRONDONRATS。等は良かったですし、EDGUYの強烈さも忘れられない(笑)。裏ベストは江戸漢でw


最後に、ランク外だったものの印象に残ったアルバムと楽曲を列記しておきます。

【惜しかったアルバム】
A.C.T「CIRCUS PANDEMONIUM」
ANIMALS AS LEADERS「THE JOY OF MOTION」
ANTHEM「ABSOLUTE WORLD」
BABYMETAL「BABYMETAL」
BEHEMOTH「THE SATANIST」
Cyntia「Limit Break」
DYNAZTY「RENATUS」
e:cho「Ricostruzione」
EPICA「THE QUANTUM ENIGMA」
Fairy Mirror「COSMICNATIONS」
FALLUJAH「THE FLESH PREVAILS」
GALNERYUS「VETELGYUS」
INSOMNIUM「SHADOWS OF THE DYING SUN」
MACHINE HEAD「BLOODSTONE & DIAMONDS」
MAHATMA「Re:generation」
MASTODON「ONCE MORE 'ROUND THE SUN」
NoGoD「Make A New World」
Nozomu Wakai's DESTINIA「Requiem for a Scream」
THE OATH「THE OATH」
Rosario Ark「GUILTY」
SABATON「HEROES」
SCAR SYMMETRY「THE SINGULARITY (PHASE 1 NEOHUMANITY)」
SPIDERS「SHAKE ELECTRIC」
sukekiyo「IMMORTALIS」
ulma sound junction「idealogy」
Unlucky Morpheus「affected」
パスピエ「幕の内ISM」
妖精帝國「Hades:The other world」

【惜しかった楽曲】
A Truly Gifted Man(A.C.T)
DON'T LET IT DIE(ANTHEM)
Stolen Life(ARCH ENEMY)
O Father O Satan O Sun!(BEHEMOTH)
孤影悄然(Cyntia)
Tomorrow's Kings(DRAGONFORCE)
Do Me Like A Caveman(EDGUY)
ATTITUDE TO LIFE(GALNERYUS)
Revelation(INSOMNIUM)
片手に夢を持つ少女(KAMIJO)
第五楽章「Sonata」(KAMIJO)
第七楽章「Throne」(KAMIJO)
追憶のモナムール(KAMIJO)
綺麗な世界(THE LEAPS)
Clockwork Journey(LIGHT BRINGER)
Gothel(LIGHT BRINGER)
ICARUS(LIGHT BRINGER)
名もなき友 ~Lost in winter~(LIGHT BRINGER)
魔法(LIGHT BRINGER)
DEVIL(lynch.)
PHOENIX(lynch.)
Now We Die(MACINE HEAD)
Tiger's eye(MAHATMA)
Promised Land(Mary's Blood)
Heart Made Of Steel(MOONLAND)
Painters Of The Tempest (Part Ⅱ) : Triptych Lux(NE OBLIVISCARIS)
Follow(NoGoD)
Fight to Win(Nozomu Wakai's DESTINIA)
Despair Caprice(Nozomu Wakai's DESTINIA)
Sweet Vengeance(Nozomu Wakai's DESTINIA)
TRACKS(PASSPO☆)
Born With A Broken Heart(PRIMAL FEAR)
Never Pray For Justice(PRIMAL FEAR)
Soldier Of 3 Armies(SABATON)
Cross Of Babylon(SAVAGE MESSIAH)
Rotten Apple(ulma sound junction)
虚妄の恋人(Unlucky Morpheus)
殺戮のミセリア(Unlucky Morpheus)
And We Run(WITHIN TEMPTATION)
Edge Of The World(WITHIN TEMPTATION)
而して動くこと雷霆の如し(陰陽座)
天獄の厳霊(陰陽座)
八百比丘尼(陰陽座)
MATATABISTEP(パスピエ)
覚醒、冱てる魂と運命の境界線(妖精帝國)
華火 -Hanabi-(和楽器バンド)

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COMMENT 4

よしよ  2015, 01. 21 [Wed] 21:35

ヒゲ・スカイウォーカーさんの年間ベスト拝見しました。まずは2014年にリリースされたCDを150枚購入という点にビックリです。そして年間ベスト選出作品は結構重ねってますね。それだけに未聴作品が気になります。中でもNE OBLIVISCARIS 「CITADEL」は全く知りませんでした。YouTubeで試聴してみた印象としては、なかなか面白そうなバンドですね。
ラブリーの活動休止は残念ですが各メンバーの今後の動きに注目したいですね。今年もヒゲ・スカイウォーカーさんのブログ更新を楽しみにしてます。

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DD  2015, 01. 22 [Thu] 20:15

 いろんな作品を聴くと、バンドそれぞれの変化・成長が見れて興味深いですね(現時点でまだ注文してながら届いてない(去年リリース)ものありですが、微妙に選ぶのが変わるぐらいで、大勢に変化しないはず)(ラブリー活動休止は残念ですが、復活する時まで、どんなことするかに目を向けていくべきでしょうね)。

 個人的に選ぶベスト7(album)が(去年が14年だったので)、

 1.PRIMAL FEAR「Delivering The Black」
 live よし、楽曲もいい曲がそろってるので。
 2.陰陽座 「雷神創生」
 リフ・メロディ、楽曲のバリエーションで、これほどのものができる他の日本のバンドがあったら教えてほしいもの。「風神~」もいいですが。
 3.Accept「Blind Rage」
 現ラインアップの充実ぶりが出てる作品。ラブリー活動休止を前に知ってれば、彼らのライブに行ってたのに・・。
 4.Gotthard「Bang!」
 liveも良かっただけに、時期が惜しまれるところ。
 5.Dragonforce「Maximum Overload」
今は充実の境地に入ってるんじゃないですか。来日を待ちたいところ。
 6.Within Temptation「Hydra」
 これだけゲスト入れてもぶれない音楽性はすごいと思わされます。
 7.Sonata Arctica 「Pariah's child」
一巡して戻りつつ、進化を遂げてるアルバム。

 曲(今回は10といいつつ、多くなるかも、ご了承を)。
 1. LIGHT BRINGER 「Clockwork Journey」
2.PRETTY MAIDS 「Nuclear Boomerang」
3. Arch Enemy 「You will know my name」
 4 Dragonforce 「The Game」 
5 Within Temptation「Dangerous」
6 .PRIMAL FEAR「One Night In December」
 7 Accept 「Final Journey」
 8. 陰陽座 「然れど偽りの送り火」
 9. EDGUY「Shadow Eaters」
 10.Gotthard「Feel What I Feel」
 次点 IN THIS MOMENT「Black Widow」とI.Earthの「Cthulu]

 今年は結構良質なアルバムのリリースがあり楽しみですが、かなり選ぶのに迷う年になりそう。(前半はB.Guaridian,Helloween,後半にはMegadeth,もしかしたらMaidenも?)

 こんな感じです(多少長くなり、すみません)。

追伸 1つ完全に引っ掛かってるのがBon Joviはどうなる?ですね。雑誌等のインタビューを読む限り、Jonって、アメリカのメディア嫌いじゃないか、と思う節があるみたいです(雑誌より)(相当ネットのインタビューって軽いみたく、サングラス投げつけたりする等したらしい)。となると、真実はキッチリ話せる状況を作らないと、誰も理解しないんじゃないでしょうか(洋の東西問わないですよね、こういう問題は)。 

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ヒゲ・スカイウォーカー  2015, 01. 22 [Thu] 20:31

よしよさん、

コメントありがとうございます。
欲しいのをどんどん買っているといつの間にかそれくらい集まってしまったのですが、ほんとは1枚1枚をもっと大事に聴かないといかんなぁと思うところです。かつ、だんだんと輸入盤の値段が上がっているのがイタイですね…。

NE OBLIVISCARISは本作でより洗練されてきてますが、もしかしたら1stの方が聴き易いかもしれません(「CITADEL」は2nd)。

ラブリー、活動休止してもメンバーが亡くなったわけでもないので、個々の活動を楽しみにしつつ、それぞれの作品・ライブを1つ1つ冷静に受け止めたいと思います。

よしよさんもお身体に気をつけて、良き音楽ライフを!

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ヒゲ・スカイウォーカー  2015, 01. 25 [Sun] 23:29

DDさん、

DDさんのベスト、ありがとうございます。概ね私と嗜好は重なっていながらも、アルバム&楽曲共に少しずつ異なるところが面白いです。
そういえばGOTTHARDとITMはしばらく買ってないな…と思ったりも。

BON JOVIはどうなるかさっぱり分からなかったので、「リッチー脱退!」って記事を下書きのまんまずっと放置している状態です(苦笑)。リッチーの方は何か伸び伸びやっているようで、反対に本体の方はちょっと雲行き怪しい感じでしょうか…?う~~ん…。

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